2015年5月29日 (金)

足尾の、新緑を見にきません

23日は、朝から晴天で「民集の杜」では、第34回足尾ふるさとの森づくり植樹祭が340名の

参加者で賑わっていました。 植樹祭の参加者がみちくさに寄ってくれることをきたして、みちくさの

オープン準備をしました。松木沢への旅人、ハイカー、登山者の人たちの姿はみられませんでした。

足尾の木々の緑の色も日毎に濃くなって来ました。

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植樹祭の人たちが、植樹会場の方にいなくなると、森の方からホオジロやノビタキなどが、みちくさ

の周りの木々に姿を現して、綺麗な声で泣き始めました。 時折山の方からエゾハルゼミが聞こえて

きました。

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お昼前には、岸井理事長が、みちくさを訪れてコーヒを飲みながら、展示してある資料などを見て

いました。

久しぶりにもんぺ隊の方々が、みちくさを訪れてくれました。

舎人  田岡

2015年5月28日 (木)

足尾の緑と空気でリフレッシュしませんか

本日(5/24日)の足尾は、晴天に恵まれ、ハイキング日和で、時々川からの吹いてくる

風がとても気持ちがよく火照った体を冷やしてくれます。

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朝の9時現在で、気温が25℃もあり、時間が立つに連れて気温もどんどん上がりお昼近く

になると29℃まで上昇してきました。

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ビオトープのオタマジャクシも、太陽の光を避けるように、池に落ちてきた葉っぱなどの下に隠れていました。森の方に耳を傾けると、エゾハルゼミやウグイスたちの合唱が、森いっぱいに広がっていました。

お昼頃に、大きなリュックを背負った2名の登山者の方に声をかけ、これからどちらまで行かれるんですかと聞くと、ジャンダルムにを登りにいくと言っていました。2名の方は足尾にいいところがあると前に聞いていたがなかなかこれなくて今日初めてきたと言っていました。

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二人が背負っている荷物をみて、ビックリしました。荷物の重さは、一人の方が約50キロ位あり、

もうひとり方も、40キロあると聞いて、ちょっと持たせてもらったら、ぜんぜんびくともしませんでした。

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15時頃に、登山かハイキングにきた若者二人が、松木沢の方からきて、みちくさに立ち寄ってくれました。

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帰ろうとしたら、キツネが来て私たちを見送りしてくれました。

  舎人   田岡・武田     放射線量は、0.172マイクロシーベルト

2015年5月16日 (土)

苗木にとっては、恵みの雨でした・・・・

今日の松木沢は、連合栃木の植樹祭が開催されました。準備の方々は朝早くから活動していました。天候は朝から雨模様でしたが、新緑のなか参加する子供たちは元気いっぱいで会場に向かっていきました、

午後になると、雨もやみ臼沢の景色は緑のじゅうたんを敷き詰めたようにきれいでした。

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植樹祭の帰り道に立ち寄った方は、「思いの他、緑が多い印象を受けました。皆様の活動の賜と思います。機会があれば参加させていただきます。」とノートに書いてくれました。

 もう一方は、筆者もびっくりのなつかしい方でした。ノートには、「世間では自然より軍国化を賛美する人達が増え何かおかしい!」「ここに来て、真摯に自然に向き合う人に会ってホットしました。」とノートに書いてくれました。

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 今日は、「第34回足尾ふるさとの森づくり」(5月23日開催)の準備のため、(Sスタッフ)が苗木の選別に来てくれました。(コナラやミズナラ)足尾でドングリを蒔いて育て、足尾の冷たい突風や雪にも耐えた苗木は、デビューを待っています。

P5160006_2  応援団の一人(?)一匹も駆けつけてくれました(来るのは、昼食時です)今日のみちくさ日記を作成しました。

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(舎人:  松村(宗)/仁平 本日の線量: 0.181μ㏜)

 

2015年5月11日 (月)

人を足尾・松木沢渓谷に呼ぶ自然の力は素晴らしい

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 昨日の足尾松木沢9時20分、天候は晴れ、気温は19度でしたが風が強く、周囲の新緑が大きな波のようにうねっていました。

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 「みちくさ」の来訪者の一人目はいつも来てくださる「栃木の山猿」さんでした。大平山手前まで登ってきましたが、風が強くて引き返して来たそうです。稜線からは中倉山のブナを見ることができ、「足尾アルプス」の絶景が堪能できたそうで満足顔でした。

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 二人目も常連さん(と言っても私は初めて)でした。「みちくさ」に置いてある彼のアルバムには、若かりし日のロッククライミングの勇姿が沢山写っています。そのアルバムを見ると彼のクライミング歴史が垣間見ることができます。

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 三人目は、初めて松木沢を訪れた今市市の男性でした。緑が戻りつつある松木沢渓谷を見て彼は、「その努力が素晴らしいですね」、「今度は奥様を連れて来たい」、と言っていました。お待ちしていますよ。

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 四人目は、今市市に住む三人家族でした。娘さんは小4年生、奥様は「グランドキャニオみたいなジャンダルムが素晴らしかった。キツネがとても可愛かった」、と言っていました。また、23日の植樹祭にも興味をもっていました。

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 「みちくさ」で出会った森ともの皆さんの感想や話を聞いていると、人を松木沢に引き寄せる自然の力は素晴らしい、と思いました。(舎人:岡安、加賀・放射線量:0.27μ

2015年5月10日 (日)

少しの知識が理解をもっと深めてくれます!!

Photo 今朝の足尾・松木沢は、気温16度ながらも、どんよりと

した曇り空。今にも降り出しそうな空模様なので、小川

舎人は、大急ぎで「森びと号」のタイヤ交換を始めたが

残念やはり降ってきました。

Photo_2久々の雨のあと、松木沢の緑は、本当に輝く様なあざや

かさに変わりました。ホコリを洗い流し、しっかりと張った

根から十分に水を吸い上げ、生き生きとしていました。

水の大切さを改めて感じることが出来ました。

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Photo_4 雨が降り、連休明けのためか「みちくさ」への来訪者は

ありませんでした。そんな訳で小川舎人と私は、小屋の

中で「ミニ・バードウォッチング」です。プリントされた鳥の

写真にペンシル型の機器をあてると、説明が流れ、その

鳥の鳴き声まで流れます。お陰げ様で「みちくさ」周辺で

鳴いていた鳥たちを理解できました。

Photo_5 ホウジロやウグイス、キジ、そしてオオルリの鳴く声も

「生」で聞けたのです。ほんの少しだけの知識でも理解

できるのは楽しいものです。

Photo_6 雨の為、外での作業はあきらめ「東屋」の中で、5月23日

の「植樹祭」で使用する演台を整備しました。この演台の

上にどなたが登場されるのか楽しみです。

多くの「森とも」の皆さんにおいでいただきたいと思います。

(舎人: 橋倉、小川 本日の線量: 0.173μ㏜)

2015年5月 7日 (木)

皆さまからの支援に改めて感謝したGW最終日

GW最終日。午前9時20分の足尾の気温は23.5℃で、天気は快晴でした。

ダムゲートに向かう際、いつもお世話になっている塚原さんから「これ食べて」とかぼちゃの煮物を差し入れしていただきました。お昼に美味しくいただきました。本当に美味しかったです。

Dscf1859 開舎の準備をしているところに宇都宮市から来られたAさんが見えられ、いったん奥まで歩いてこられ、11時過ぎに再び寄って下さいました。田岡さんが10年間の足尾・臼沢の森での活動を説明されていました。Aさんはみちくさノートには「初めて来ました。自然な山でありながら、緑の少なさにびっくり。しかもまたボランティアで植樹作業に携わっている人を見て、感激です。しかも鎌倉から朝一番で来たこと。また、びっくりです。宇都宮に住んでいながら資金援助しかできなかった自分が情けないです。寄付だけでもさせていただこうと思っています。ボランティア活動をされている皆様、今後も頑張って下さい。」と書いて下さいました。お近くですので、またいらしていただきたいのと5月23日開催の第34回「足尾・ふるさとの森づくり」のチラシをお渡ししました。

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Dscf1844 11時30分にはスタッフの鎌田夫妻と民集の杜の看板を文字を書いて下さった鈴木イツ子さんがいらして下さり、激励をしていただきました。

 午後、弁当の匂いを感じたキツネが顔をのぞかせてくれました。

Dscf1860_2  みちくさから森びと広場に下りていった栁澤スタッフの後を“何かくれるのでは”と期待して追いかけるキツネ

Dscf1861  しかし、何ももらえなかったようなので、自らの力でエサを仕入れに行きました。すると・・・キジでしょうか、みちくさにいる私たちに収穫を報告をしに来てくれ、民集の杜へと戻っていきました。

Dsc01374 その後はどなたもいらっしゃませんでしたので、大好きなバードウォッチングをして過ごしました。

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(舎人:田岡、小林 本日の線量:0.178μ㏜)

 

2015年5月 5日 (火)

快晴のジャンダルムに登頂者の姿!

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 快晴の足尾松木沢・ジャンダルム(日本のグランドキャニオン?)にクライマーが登頂している姿(白いヘルメットと青の登山服?2番目の窪み)を、双眼鏡で初めて見ることが出来ました。 見るのは良いですが登ることはとても出来ません。クライマーの挑戦魂に感服・感動です。安全に下山して下さいと祈るばかりです。 自然を満喫する。自然の恵みを享受する。自然と共に生きる私たちは、自然の恵みに感謝し「人・企業・国」が壊した山(森)を、少しずつ元に戻す活動をしなければと、森づくりを継続しています。 地球星をこれ以上住みづらくしないために、「負の遺産」を私たちと未来の子供たちのために1本でも多くの木を植える「森とも」との出会いを、望んでいます。

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 その苗木の育苗・育樹作業はスタッフの皆さんが通年を通して取り組んでいることで元気に育っています。普段作業に入れない筆者はスタッフの皆さんに感謝です。

  快晴なので松木沢を訪れる「森とも」が多く「遊働楽舎・みちくさ」に立ち寄って戴けるかと期待していました。本日は「子供の日」の為か誰もいないのかと思っておりましたら、最初に昨日皇海山の登頂を目指し入山した、桐生市の小島さんが立ち寄ってくれました。本人曰く「皇海山の頂上を目の前にして、準備不足の為{安全を第一}に考えて悔しいけれど下山してきました」と。

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私たちの森づくりも「安全第一」で行っており、この10年間怪我人を出すことなく、皆さんの協力で無事に過ごしてきています。最後に旧日光市のカップルが訪れ、グランドキャニオンの魅力に感動していました。 森とも」は本日は3人でしたが明日以降に期待をします。是非、足尾松木沢渓谷に入山されましたら「遊働楽舎・みちくさ」に立ち寄って下さい。お待ちしております。

本日の線量:0,187μSV/h  舎人:鎌田・松井

 

2015年5月 4日 (月)

足尾の山が大好きです!九州長崎からのクライマー来舎

 ゴルデンウイークも後3日となった本日の足尾・松木沢は、8時30分の気温は23度で爽やかな朝でした。

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 初めに遊働楽舎「みちくさ」を訪れてくれたのは、桐生市梅田町の小島さんでした。「これから一泊2日で皇海山目指して頑張ります」と森ともノートに記して出発して行きました。

Imgp0598  次に訪れてくれましたのは、足尾漁業組合の監視員である町田さんが自転車で「久しぶりに入山しました」「禁魚区なのに釣り人が入っている。困ったもの・仕方がないか?」と。時、同じくして家族グループで散策にきた方で、年配のご夫婦と千葉県松戸市からのご夫婦が立ち寄ってくれました。「松木沢や〝グランドキャニオン“の素晴らしさに感動していました。

Imgp0594 親キツネが顔を見せに来てくれました。

Imgp0607 雨が少しパラついた午後、遠く九州の長崎からのクライマー(Uさん)が雨宿りを兼ねて訪れてくれました。「足尾の山が大好きです。東京にいた時から足尾には入山しており、長崎に帰っても入山したかったので連休で来ました。緑化事業頑張って下さい」「これから高崎で一泊して明日長崎に帰ります」と足早に下山して行きました。お気をつけてお帰り下さい(写真はごめんなさい)最後に訪れてくれたのは、東京江戸川区から散策にきた3人の男性グループ。1名の方は足尾は4回目「疲れた」。他の方は初めてで「松木渓谷を堪能した。また来ます」と下山しました。

Imgp0610森ともが来舎しない時間帯に、舎人2人で「松木の杜」の桑の木が、何故活着しなかったのかを話合いました。「土壌なのか?」「桑の木は豊かな土壌でなくとも育つ・他の木が育っているのに?」「桑の苗木は接ぎ木で育てる」「旧松木村では育っていた」のでもう一度、苗木を何本か持参してチャレンジして見ることにしました。 

                本日の線量:0,217μsV/h   舎人:小井土・松井

 

松木沢は爽やかな谷風と丸坊主の山

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 昨日は真夏日でした。気温が9時半頃には26.5度に上昇しました。足尾町内では恒例の「足尾まつり」で賑わっていました。間藤駅には華やかなた山車がでていました。松木沢渓谷入口はいつも通り静かで、若葉がさわやかな風を運んでくれましたので、清々しいくとても心地よい日でした。

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 「みちくさ」には、3組の来訪者がありました。1組目は、東京荒川区から来られました当新(とうしん)さんご夫妻。足尾は初めて来たそうです。足尾銅山観光のトロッコをテレビで見て、ふらっと思いつきで今朝5:30に出発。到着してさらにふらっと松木沢まで歩いて来たという、さわやかなお二方でした。

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 2組目は、いつも来てくださる千葉県柏市の田口さん。オオルリを写真に収めようとやってきたそうです。田口さんは以前「みちくさ」に来た時に写真を寄贈してくれた方でした。ありがとうございます。大学時のゼミで足尾に来て、自然と動植物の多さに魅せられたのが、毎年来訪するきっかけとのお話でした。

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 3組目は、GWを利用してはるばる京都から来てくださいました、大島様ご夫妻と小5の息子さんです。足尾丸ごと井戸端会議のガイド・山田さんの案内で来ました。息子さんは、「森とも日誌」に「山が丸坊主になっていた。」と書いてくれました。

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 後にノートを見て、その一行にズシンときました。(舎人:加賀春吾、唐澤真子、放射能線量:0,17μSv)

2015年5月 3日 (日)

ゆったりとした時間と爽やかな風がながれています。

 本日は5月2日(土)、天候は快晴。ゴールデンウィークですので、新緑を愛でに松木渓谷を訪れる“森とも”の訪問を心待ちにしながら遊働楽舎「みちくさ」を開店しました。

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 9時30分の気温は26℃、気持ちのいい一日を過ごせそうです。晴天が続いていますので苗木のポットはすぐに乾いてしまいます。「みちくさ」の番を松村さんにお願いし、ポット苗に散水をしました。「水も滴る、いい苗木」、みな気持ちよさそうです。

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 昼を過ぎても松木村を訪れる人の姿はありません。遠目に見える新緑の臼沢の森や松木の杜の様子を見に行きました。松木の森は8mほどに生長した木々に葉が開き、薄緑の葉に光があたり、キラキラと輝いています。

 

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 木々のトンネルをくぐり木の階段を登ると、風にそよぐブナの新葉は金色に輝き、目を楽しませてくれます。シラカバ「臼沢の乙女」も青空に向かって、シャキッと背を伸ばしています。トチノキはこれから大きな葉を広げます。足元に目を移すとミズナラの実生が葉を広げています。

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 臼沢から下を見下ろすと木々の間から“松木の杜”が見えます。まだ芽吹いていない木々もありますが、着実に足尾の大地に根付き“いのちの森“を形成しています。

 

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松木村を想像して描かれた絵画を見、往時の松木村を思いながら松木の杜からジャンダルム方面を眺めてみました。心地よい風が吹き、ゆったりとした時間が流れて行きました。

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養蚕を営み、野菜を育て、収穫に汗を流す村民の姿がまぶたに浮かぶようです。人間は森に寄生してしか生きられない存在です。(宮脇昭森びと最高顧問から学びました)

そして、一度壊した自然を取り戻すには多くの労力と年月がかかります。新松木の森の木々は、競争しながら、少し我慢し共生し合い成長しています。昨年植えた民衆の杜の苗木もしっかりと芽吹いています。

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5月23日、「第34回足尾ふるさとの森づくり」が開催されます。山と心に木を植えて10年、地球温暖化をなんとか防ぎたいと思っている方や、南相馬市の復興を応援したい方など、多くの森とものみなさんのお越しをお待ちしています。

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(舎人:松村宗、清水  本日の放射線量 0.147μsv/h)

 

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