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2024年9月

2024年9月16日 (月)

敬老の日、シニアスタッフに森からのプレゼント!

 今日は敬老の日、65歳以上の人が3625万人で人口の30%に迫っています。松木沢に集まった森びとスタッフ5人中4人が65歳以上でした。 

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 朝9時の気温は25.5℃。青空も一部のぞかせる空模様でしたが、次第に曇り、やがて雨が降ってきました。

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 今日は舎人2人の他、「森番」3名が集まり、外部の方との打ち合わせをしている2名を待って済賀スタッフは、森びと看板周辺や臼沢への入り口周辺の草刈りを行っていました。そのうち雨に少し濡れて戻ってきました。

 5人全員が揃ったところで、「外での作業をやめ、話し合いをする」事を決めました。その結果、今後の活動をどのように進めていくのか、ゆったりとした時間の中で話し合うことが出来ました。

Dscn2850 季節は秋、昨日は1輪しか咲いてなかったヒガンバナが2輪になっていました。柿が色ずいてきました。栗の木にはびっしりと実がなっていました。

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 一時雨が止み、疲れた所で「記念樹コーナー」を皆で散策に行きました。樹徳高校の皆さんが植えてくれたホウノキを見つめるシニアの顔は「いい顔」をしていました。 

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 作業ではなく、ゆっくりと話し合いをする時間の大切さを、改めて思いながら帰路につきました。

  今日の舎人は、加賀、橋倉。森番は清水、大野、済賀、(報告は橋倉)

2024年9月15日 (日)

多くの出会いに秋を感じる松木郷

Dsc00252Dsc00253 Dsc00243  本日(9月15日)は三連休の中日、天気は晴れです。9時の気温は25℃、汗をかくような天気ではありません。

Dsc00241 舎人の橋倉さんは、みちくさ前の駐車場の車から降りた時に靴が濡れないように、草を短い長さに刈ってくれました。微生物の美味しい食事です。

Dsc00244 お昼頃、上三川町からお越しの男女が「みちくさ」に寄って頂きました。中倉山のブナ保護の話をすると中倉山に登ったことがありましたので、11月3日の「中倉山の孤高のブナ保護」のチラシをお渡ししました。参加をお待ちしています。

Dscn2838 午後一番に「みちくさ」に寄って頂いたのは、足利市からお出でのAさんは「初の松木ハイキングです」と、松木渓谷の自然を楽しんでいるようでした。

Dsc00246 次の訪問者は、佐野市からお出でのSさん。松木川の渓流釣りが来週で禁漁になるので今年最後の釣りを楽しんだとのことです。5年をかけて作成した手作りの竹製竿を見せて頂きました。カーボン製の市販の渓流釣りの竿より強いし、自分の手にしっくりする握りだと目を輝かせて説明をして頂きました。Dsc00250 次の方も渓流釣り帰りの二人です。練馬区からお越しとのこしとです。「遅く来たので人も多く釣果は無かった」とのことです。ひとりの方は、以前このブログにのりましたと嬉しそうに話してくれました。

Dscn2844 「みちくさ」を閉めようとしていた際に、熊谷市からお越しのTさんは「渓流釣りに来て痩せたイノシシを見た」と教えて頂きました。

Dsc00256 本日は、多くの皆さまが「みちくさ」に寄って頂きました。ありがとうございました。

皆様と出会えたことが私たちの励みになっています。これからも”森の友だち”のつながりが出来ることを楽しみにしています。Dsc00242

Dsc00254 本日の舎人は、橋倉さんと筆者でした。(報告者:済賀正文)

2024年9月14日 (土)

"森は人を育てる"体感を願って草を刈る

20240914 青空か遠くに見える透き通った空に突き刺さっている足尾グランドキャニオン。3連休の初日(9/14)でしたが、足尾松木渓谷を訪れた方は釣り人二人とハイカー一人でした。釣り人は間もなく禁漁に入るということもあって急いでいる様子でした。ハイカーの男性は中倉山のブナを私たちに紹介してくれたUさんでした。 

20240914_2 20240914_3「みちくさ」舎人(番人)の田城さんは2回目の見習い。午前中はミーティングを行い、20年間の森づくりを振り返えりながら“森は人を育てる”という意味を話し合いました。「森びと広場」にはカツラが植えてありますが、秋色に変わりつつある葉から発せられている味噌のような香りに彼は親しみを感じたそうです。ハート形の秋色の葉と香りが舎人見習いの田城さんの心をくすぐったカツラでした。

20240914_4 20240914_520240914_6 午後は、二手に分かれて草刈りをしました。この荒廃地に木を植えて来年は20年を迎えますが、その当時に苗木を植えてくれた方々が松木沢を訪れます。その歓迎の気持ちは、朝露で衣服が濡れないように道を歩いて森を観てほしいということでした。20240914_7 森づくりの20年前を振り返ってみると、傾斜30度もある斜面を鉄筋や腐葉土等担いで荷揚げをしてくれた皆さんからは、「こんなきついボランティアは二度とやりたくない!」と言われていました。その気持ちと樹高10㍍以上も生長している樹々をしつかり観てほしいと思いながらの草刈りでした。リンドウやヒガンバナの花も20年前に苗木を植えてくれたシニアの方々を歓迎している様でした。20240914_8  今日の舎人は田城、髙橋でした。森の手入れは済賀でした。(報告・髙橋)

2024年9月 8日 (日)

大粒の雨と森が人と人の繋がりを加勢する

  本日(9/8)の足尾の朝9時の気温は29℃でした。午前中は晴れ間もありましたが、午後は不安定な天気で大粒の雨が降ったり止んだりでした。

 朝、橋倉さんと二人で「今日は天気もあまりよくないし、「みちくさ」(Googleマップで検索)を訪問者はいないかなー」と話していました。でも立ち寄って欲しいと願い、オープンの準備をしました。

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 その後、水道の出が悪いので取水口の点検と沢水の状況を点検することしました。「みちくさ」に置いてあるスコップと鎌を持ち、現場に行ってみると、取水口には水が流れていなく、水槽の底は土砂が溜まっていました。二人で水路を確保し、水槽の土砂をスコップでかき出しました。

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 先日の大雨の時に、急遽、大川建設会社の皆さんに修繕していた道路に埋め込んだ塩ビ管と鉄管5本のうち2本が土砂で詰まっていました。このままにしておくと、また大雨が降った時に沢水が道路に溢れ、「みちくさ」まで流れ込んで大変なことになると思いました。一度、「みちくさ」まで戻り、4メートルの竹竿で直径20cm以上もある管の両側から突いて詰まりを取り除きました。管の中からコブシ大の石がゴロゴロ出てきました。正常な水の流れに戻ったことを確認して「みちくさ」に戻り、昼食をとりました

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 昼食をとっていると、釣り人が帰りに寄ってくれました。その方は宇都宮から来た35歳の男性、県庁に勤めていると言っていました。

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 話しをしている途中で大粒の雨が降りだしましたが、森びとの活動の話や台風10号や人生についての話になりました。中倉山の「孤高のブナ」保護の話をすると、「中倉山に登ってみたい」ということになり、釣り人には11月3日に実施する「ブナ保護のイベント」のチラシを渡し、再会することになりました。

 みちくさノートには「釣場までたどり着けず、雨に打たれている所をお声掛けいただきコーヒーをごちそうになりました。人生のお話までお聞きでき、リフレッシュ出来ました。ありがとうございました。」と書いてくれました。

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今日の舎人は、橋倉喜一、大野昭彦でした。(報告者・大野昭彦)

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