雨に濡れて 新緑輝く松木郷で
5月9日(土)午前9時40分の松木郷は、気温14℃、雨が降りしきっています。
大変お世話になっている足尾町民の方が、残念ながらご逝去され、橋倉さんと田城でお焼香をあげさせていただきました。心よりご冥福をお祈りいたします。(合掌)今日のみちくさは9時40分と遅めのオープンでした。
みちくさに着いた途端、アナグマに遭遇。思わずパチリ、動画も撮りました。アナグマは視力が弱く、加えて雨のため人間の匂いが消されて近づきやすいと、以前済賀さんに教えてもらいましたが、正にその通り。愛らしい可愛い姿を堪能できました。
朝は、いの一番にコーヒーカップ・森びとフラッグを出してから、みちくさはオープンします。今日は雨なので、「仁平村長」は小屋の中です。
雨の日は、ハイカーの来訪は極めて稀です。そこで、頃合いを見計らって民集の杜・東に入って、雨に濡れた苔の様子を見に行きました。
足元の苔を見ながら歩いていると、白や紫の小さな花々が咲いていました。
上の写真は、地衣類の仲間と思われます。
昼近くになったのでみちくさに戻ります。途中、20年目の臼沢の森が、新緑に輝いていました。
昼食を済ませた午後は、5月16日に予定されているイベントの準備をしました。椅子や机が汚れていますが、明日のスタッフに拭き掃除を引き継ぎます。
15時に先日の「お花見の会」で、シャクナゲを寄贈していただけるという町民の方の家に下見の約束をしています。みちくさは、早めのクローズです。
お宅を訪問すると快く歓迎していただき、感謝です。そして、広大な土地に数多くのシャクナゲがありました。背丈の倍はある大きなシャクナゲもあり、驚きました。
シャクナゲに加えてツツジも頂けるということで、来年は松木の里がより華やかになりそうです。町民の方曰く、「もっと森びとプロジェクトの皆さんが、松木で地道に緑化に取り組んでいることを多くの人たちに知ってほしい。小学生や中学生にも見せたい。私だけでなく、皆の感想です。」と言って広げてくださっているとの事でした。私たちも励みになり、感謝です。次回は草木に詳しいスタッフと一緒に移植作業にお邪魔させていただく約束をして、お宅を後にしました。今日は雨のせいか、来訪者はありませんでした。本日の舎人担当は、橋倉と田城でした。(報告者 田城)
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