大粒の雨と森が人と人の繋がりを加勢する
本日(9/8)の足尾の朝9時の気温は29℃でした。午前中は晴れ間もありましたが、午後は不安定な天気で大粒の雨が降ったり止んだりでした。
朝、橋倉さんと二人で「今日は天気もあまりよくないし、「みちくさ」(Googleマップで検索)を訪問者はいないかなー」と話していました。でも立ち寄って欲しいと願い、オープンの準備をしました。
その後、水道の出が悪いので取水口の点検と沢水の状況を点検することしました。「みちくさ」に置いてあるスコップと鎌を持ち、現場に行ってみると、取水口には水が流れていなく、水槽の底は土砂が溜まっていました。二人で水路を確保し、水槽の土砂をスコップでかき出しました。
先日の大雨の時に、急遽、大川建設会社の皆さんに修繕していた道路に埋め込んだ塩ビ管と鉄管5本のうち2本が土砂で詰まっていました。このままにしておくと、また大雨が降った時に沢水が道路に溢れ、「みちくさ」まで流れ込んで大変なことになると思いました。一度、「みちくさ」まで戻り、4メートルの竹竿で直径20cm以上もある管の両側から突いて詰まりを取り除きました。管の中からコブシ大の石がゴロゴロ出てきました。正常な水の流れに戻ったことを確認して「みちくさ」に戻り、昼食をとりました
昼食をとっていると、釣り人が帰りに寄ってくれました。その方は宇都宮から来た35歳の男性、県庁に勤めていると言っていました。
話しをしている途中で大粒の雨が降りだしましたが、森びとの活動の話や台風10号や人生についての話になりました。中倉山の「孤高のブナ」保護の話をすると、「中倉山に登ってみたい」ということになり、釣り人には11月3日に実施する「ブナ保護のイベント」のチラシを渡し、再会することになりました。
みちくさノートには「釣場までたどり着けず、雨に打たれている所をお声掛けいただきコーヒーをごちそうになりました。人生のお話までお聞きでき、リフレッシュ出来ました。ありがとうございました。」と書いてくれました。
今日の舎人は、橋倉喜一、大野昭彦でした。(報告者・大野昭彦)
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