“猛暑”に包まれた「松木郷」、森は生き物たちの「避暑地」に。
8月2日(土)、台風9号が太平洋側を北上し本土上陸が避けられたため、足尾「松木郷」には雲が広がり青空がのぞいていました。
大陸側と太平洋側の高気圧に挟まれた影響で“みちくさ”の9時20分の気温は33℃。直射日光を浴びると“焼けるような暑さ”を感じます。日本各地で35℃を越える気温が続き、41℃を越える地域も出ています。
現在も草地が広がり日陰の少ない「松木郷」。足尾ダムゲートから歩いてくると40分から1時間ぐらいかかります。松木渓谷を目指すハイカーやクライマーの皆さんの「熱中症対策」を心掛け、窓を開けて風を通し、クーラージャグに氷を入れて冷水を準備しました。
水道から水が出ないので水源の確認に行きました。台風9号の影響で沢の水が増加して「取水口」が崩れてしまったかと思いましたが、砂でふさがっているだけだったので安心しました。「溜桝」に流れ込んだ砂を掃除して水が流れるようにしました。
「みちくさの庭」のヤマユリが咲いていたので、「民集の杜東」のヤマユリを見に行きました。森の中では「ホーホケキョ!」とウグイスの歓迎の鳴き声が聞こえます。
先週開花したヤマユリは花を落とし、他の一本株と3本株が開花していました。
ミンミンゼミの鳴き声が暑さを感じさせますが、杜内を通り抜ける風が心地よく、ヤマユリの花も気持ちよさそうです。
午後は、「こころの園」の階段周りの草刈りを行いました。連日の猛暑と午後からの降雨で草の伸びが非常に速いです。直射日光を浴びた体感温度は40℃越えです。水分を取りながら「下の出入り口」から「上の出入り口」まで刈りました。
山田さんは“みちくさ”の周りの草を刈りました。
森の中からシカが「暑い中ごくろうさま」と作業を眺めていました。
台風9号の影響か、「訪問者」はおりませんでした。コーヒー、お茶の他、「冷たい水」も準備しています。皆様のお越しをお待ちしています。
今日の舎人は、山田さん、筆者清水でした。
(報告 清水 卓)
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