2024年10月20日 (日)

秋空に誘われて、多くの出会いがあった「みちくさ」!!

  10月20日の足尾・松木沢は、快晴だが14時になっても17℃の気温で肌寒い一日でした。中倉山の「孤高のブナ」と「希望のブナ」に会いに行く皆さんが大勢見え、ダムゲートの駐車場から車があふれていました。

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 「みちくさ」に到着すると、来訪者と思われる方が小屋の近くで写真撮影をしていました。東京・杉並から来られたその男性は以前、対岸の山腹で熊を撮影したのでその再来を期待して来られたそうです。有害ガスを無毒化する機械を作っているそうで、足尾については強く関心を持っていました。

Dscn3141  その後は、常陸大宮市の山とカメラが大好きなシニアの男性、続いて日立市から来られた女性ふたりと矢継ぎ早の来訪者です。二組とも茨城県から見えたとあって、同県に住む済賀舎人は「茨城県人会だ!」と大喜びで対応をしていました。

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 山岳写真で様々な展覧会に出展にしている男性はマレーシア人のホームステイ女性を連れてきたロッククライミング大好きな女性に出会って嬉しそうでした。その元気さに圧倒された筆者。

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 松木沢の紅葉時期はもう少し先になりそうです。臼沢の木々も「みちくさ」脇のモミジもまだ緑色のままです。

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 午後からも人の流れが続きました。以前寄って頂いた足尾ジャンダルムをこよなく愛するグループの皆さんが、時間がないと今日は立ち話だけで去っていきました。

Dscn3168  次の来訪者は、栃木県・さくら市から見えた親子です。小学生のお子さんは、学校でドングリから苗木を作り植樹をした経験があり、森びとの取り組みを真剣に聞いてくれました。

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 最後の来訪者は、16時少し前に見えた足尾ジャンダルム帰りの4人のグループです。「今日も閉まっているかと思ったら開いていた!」と喜びながら見えました。みどり市の大木さんから寄贈された岩登りのアルバムを見て、大喜びでカメラに収めていました、森びとの取り組みにも興味を持っていただき、「孤高のブナ」保護活動への参加要請を行いました。

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Dscn3176  「みちくさ」舎人の私たちは、地球温暖化による大雨対策で建屋周りの排水溝の工事をおこなっています。その重要な部分の作業を写真・済賀さんが行なっていました。この後は、26日、27日の両日で完成を目指します。

Dscn3172 今日の舎人は、済賀と筆者でした。(報告者は橋倉喜一)

 

2024年10月19日 (土)

秋なんですよねぇ

10月後半と言えば子供のころは秋からいよいよ冬を感じるような季節感でしたが、標高が700メートルに近いここ足尾も、まだまだ秋の深まりには程遠い感じがします。朝9時半の気温は23度。むしろ陽が射すと暑いぐらいでした。

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植樹地である臼沢をみてもまだ緑が青々としていて、広場に植えた柿だけが秋を少し伝えてくれています。

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みちくさの準備で、水源のチェックに行く間は濃い獣の匂いが時折流れてきました。ハンターでもある済賀さんから、風上にもしクマがいたら匂いに気づかないから注意したほうが良いというアドバイスをもらいます。ついせんだても、夜ではあるけれど民集の杜の植樹地にクマの親子が現れたらしいとのこと。

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ちょっと出会いを期待したものの、残念ながらクマどころかここ良くでてくるアナグマも、やたらといるシカもサルもキジも(そして訪問者も!)この日は全く姿を見せてくれませんでした。

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今日は午前中はなかなかの天気でしたが、お昼当たりから暗くなりちらほらと小雨が舞う天気となりました。天気の良い午前中はどなたも訪れず、森びとの20周年の企画について話し合う時間となりました。そこででた、みちくさに来た人たちに松木の杜の恵みを分かち合おうという提案があり、みちくさの庭に生えているドクダミとペパーミントを採集しました。しばらく干してお茶にでもしようという魂胆です。

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お昼過ぎに3名ほどのロッククライマーの方が通りすぎましたが、残念ながら雨が降りそうということで急いで通り過ぎていきました。もう1名の方も、歩いて松木村の墓石群のところに行ったとのことでお誘いしたのですがまた今度!と通り過ぎていきました。

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本日もまた静かな森の一日でした。(舎人 田城、小黒)

2024年10月14日 (月)

備えあれば・・・

 昨日に続いての舎人です。今日は昨日より2℃気温が高めですが、一気に季節が進んだような感じです。天気と季節的にはよかっのてすが、今日の訪問者は中倉山に登ろうとしていた笠間から来た男性が迷っていまい、松木渓谷に来てしまいました。その他の訪問者はありませんでした。

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その代わりとは変ですが、午前中に清水さんが「みちくさ」に設置する側溝の資材を運んできました。

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これは9月に襲われた線状降水帯による大雨で「みちくさ」の土台に水が入りそうになり、土台が危険な状態になったのでその対策として材でした。

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S7 「みちくさ」は13年前に設置しましたが気象はその当時とは違い、極端な気象現象が現れるようになってしまったようです。能登半島の豪雨災害のように何処にいても逃れられなくなってきている世界の異常気象の猛威。山の奥から聴こえる鹿の声を聴きながら、少し側溝を設置してみました。

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 気象の変化に適応できるような対策をしながら深まる秋を舵ました。今日の舎人は、済賀、坂口、作業は清水、加賀でした。(報告・坂口)

2024年10月13日 (日)

青空を楽しむ足尾・松木郷

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Dsc00297   本日(13日・日曜日)、三連休の中日です。15℃(8時30分)で長袖の上にもう一枚服がないと寒く感じます。

   最初に「みちくさ」にお寄り頂いたのは、自転車に乗り松木郷の自然を楽しみに来た川口市からの男性二名です。私たちが元気を頂きました。

Dscn0846   二組目は、朝霞市から来られたTさんのご家族です。お子さんが「虫や植物」を楽しそうに写真に納めていました。ご両親から何度も帰ることを促されても、帰る方向に足が向きませんでした。またお越しください。Dscn0847   あたりが少し薄暗く感じたので、帰る準備をしていいるとみどり市と千葉県からのお越しの男性です。大きな三脚を持っていましたので聞いてみると動物の写真を撮りに来たとのことです。これまで、何度も「みちくさ」に寄ったことがあるとのことです。お話を聞かせて頂くと「みちくさ」の中に掲出してある「キツネの写真」を提供して頂いていることを知りました。貴重な写真をありがとうございます。「最近、キツネの姿を見られなくて残念」「シカが食べない植物が増えているのでシカが増えている」と貴重なお話を聞きました。

Dsc00310 「みちくさ」の前をお昼頃に年配の男性がダムゲートに向かっていました。

「民集の杜」では、秋の色に少しずつ染まっている木々が見えてきました。

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Dsc00308_2 自然を感じることができる足尾・松木郷にお出で下さい。

「みちくさ」でお待ちしています。Dscn0853 本日の舎人は、坂口さんと筆者でした。(報告者:済賀 正文)

2024年10月12日 (土)

心が落ち着く足尾・松木沢

 今朝9時の足尾の天気は晴れ/曇りで22℃と過ごしやすい気温でした。3連休でJR日光線も駅前のタクシー乗り場も混んでいましたので、多くの出会いを期待しました。

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 まず、森作業で来られた大野さんと山田さんとともに打ち合わせをしました。お2人と舎人の相方である清水さんは、JR貨物労組の植樹地の草刈りに向かうことになり、私は留守番をすることになりましたので、みちくさの周りと庭の周りの草刈りをしました。

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 ジャンダルム方面に怪しい雲が近づいてきました。

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 午後になると、アナグマがみちくさの周りに来ました。これから広場にある落果する柿を狙っているのかもしれません。

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 13:30になると、雨が降り出し、気温は19℃まで下がりました。

 残念ながら、腰を据えて来舎される方はいませんでした。みちくさは明日も、明後日もOPENします。紅葉にはまだ早いですが、きれいな植物や動物と出会える松木沢へいらっしゃいませんか。

20241012_144419 今日の舎人は清水・小林でした

2024年10月 6日 (日)

実りある今日を迎える準備!!

「このところずっとこんな天気」という、橋倉さんが言う通りのどんよりした天気の松木郷がむかえた10月6日(日)の朝、ジャンダルムを眺めてからの「みちくさ」のオープン。

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今日は、JR東労組ネイチャークラブの方々が例会「足尾の森観察」という事で、迎える森びとサポーター4名で打ち合わせを行い、しっかりとした準備を進めました。

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その後、橋倉さんは「みちくさ」舎人へ、その他3名は軽トラックへテーブル・ヘルメット・軍手・森びと旗等旧ヘリポート場に準備を済ませました。その後、昨日柳澤さんが運んでくれた鉄筋をぶどう棚の補強バーを竹から交換しました。また、別の場所に植わっていたぶどうの苗木を移植、3種のブドウの木の名の立札も立て、たわわに実がなるのが植えて三年目がとても楽しみです。

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そしてもう一つ、これも初めて見るお茶の木に可憐に咲く花が、心をウキウキさせてくれました。P1010472

通り雨が降ったりやんだりする中、ネイチャークラブの方々を迎える準備をヘリポート場にしました。ネイチャークラブの皆さんは13時すぎに到着して、清水副代表の説明を受けながら臼沢の植樹地と民集の杜(北)の観察をして、最後に皆さんが「みちくさ」に足を運んでいただき、みちくさをのんびり堪能してくれました。P1010477_2

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ネイチャークラブの皆さん「足尾の森観察」お疲れ様でした。みなさんを見送りしてから後片付けをして、みちくさを閉め秋の訪れが始まった感が少しある松木郷を後に帰路につきました。

最後に、季節が夏から秋にかわっていく気配を感じさせる、ブルーベリーの色づき始めた葉です!

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本日のみちくさ舎人は、橋倉・山田、作業者は加賀・済賀、足尾の森観察説明者は清水でした。

(筆者は山田)

2024年10月 5日 (土)

冷たい雨の中で準備作業進む

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Dsc00271  本日の足尾・松木は、終日冷たい雨で気温は19℃でした(8時30分)。雨の中、柳澤スタッフは3時間かけて群馬県からトラックを運転して苗木マルチング用のモミガラを運んでくれました。一旦、「みちくさ」で大野さんが入れてくれたホットコーヒーで体を温め疲れを癒しました。

Dsc00276 休憩後、トラックからモミガラを煎れた一トン袋2袋を手際よく降ろしてくれました。

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Dsc00279 Dsc00281 その後はいつも作業で使用する軽トラックのエンジンオイルの給油を教えて頂き給油しました。これで安心してエンジンを始動することが出来ます。柳澤さんありがとうございました。

Dsc00280 終日冷たい雨でしたので「みちくさ」を訪れ人も通過する人もいませんでした。Dsc00275

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Dsc00284 雨に打たれたチカラシバは元気で、静かに冬の足音を待っているようでした。

Dsc00285 明日は、JREUのネイチャークラブの皆さんが、臼沢の植樹地の観察に来ますので、その最終準備をしました。ヘルメットと軍手と机を軽トラックに積込みました。

Dsc00287 熊避けスプレーも忘れずに持参します。準備を進めながら雨の無い日を祈りました。雨の中、早めに帰宅の道を進むとホンシュウシカとイノシシに出会いました。動物達は、「これからは自分たちの時間だ」と言っているように感じました。Dsc00290

Dsc00292 植樹地のコナラの紅葉はいつ頃だろうと思いながら帰路に着きました。

Dsc00293 本日の舎人は、大野さんと筆者、森作業は柳澤さんでした。(報告者:済賀 正文)

2024年9月29日 (日)

秋の気配

今日は、9月最後の日曜日です。天気予報によると一日中ぐずついた天気になるという事でした。暑い暑いと思っていましたが、秋の行楽シーズンに入ったようで、日光から足尾に向けて左折するまでの間にクラッシックカーが列をつくって走っていました。

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銅親水公園の駐車場の入りは少なめでした。「みちくさ」オープンの準備が終わり、橋倉さんが取水口の様子をチェック、帰りに訪問者を案内してきました。早朝、那須塩原から来たという事でした。何度か中倉山に登っている方で、松木沢の景色を見に来たとの事でした。

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話の中では、地元の秋の紅葉シーズンの那須岳は身動きができないとの事でした。先週行ってきた中禅寺湖も混雑し、ほとんどの駐車場が有料化されているのでトイレに行くにもお金がかかると嘆いていました。

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アキアカネもいつの間にか姿を消し、季節の移り変わりを強く感じた足尾・松木沢でした。間もなく始めなくてはならない冬支度内容を相談しながら本日の「みちくさ」を閉じました。

本日の舎人は橋倉、坂口でした。(報告は坂口)

2024年9月28日 (土)

思いもしない来訪者に、驚きと喜び!

 今日(9/28)の足尾は曇り空。昨日降った雨のせいか山々には幻想的な霧が横たわっていました。 「みちくさ」の気温は22℃と涼しく、風もありません。ただ、このところ毎日のように降る雨が気になります。

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 今日の相方・大野舎人は着くより早く、「みちくさの庭」が気になっているようで、庭の中に入るなりコオニユリの種が実っている有無を確かめ、採取していました。多分、自宅で種を蒔き、その苗をの庭に植えるつもりではないと思いました。人の気持ちを動かすにはこのようなことから始まっているのかと思いました。

 私も庭に入ってみると、ピンク色した可憐な花が6本点在して咲いていました。スマホで撮影して調べてみると、イヌサフランらしいことが分かりました。とても愛らしく感じましたが、このような気持ちになれるのは見えない所での何かがあることを忘れてはならないと改めさせられました。

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 その後、大野舎人は「心の園」の草刈り作業を行っていました。私は「みちくさの庭」に咲く草花のに”竹串”を刺し、草花が冬を越せる土の耕し用の目印にしました。その後は、庭の外周の草を刈りました。Dscn2940

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 昼食を食べ終える頃、大きな声で「郡山から東京に来ていた増子です!」と言いながら、男女2人がやってきました。私たちは少々ビックリしましたが話を聞くと、増子さんは郡山から東京へ出向して労働組合の役員をしたり、福島県・金山町で森びとが取り組んだ「ナラ枯れ」防止の炭蒔き等を五年間も手伝っていた方で、森びとインストラクター3期生でした。Dscn2944

 足尾に来たのは「孤高のブナ」に会うためと言っていました。森びとの会員でもあるので、森びとから送られてくる情報や資料を奥様と見て、奥様はブナに「会ってみたい」と思っていたそうです。いかんせん午後から中倉山を登るには時間が足りない。私たちと話し合って今回は諦めることにしました。

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 増子さんは第3期インストラクターを修了する時、ある約束を守らなかったことに関して宮脇先生から厳しく𠮟られたことを話をしてくれました。その反省は忘れず、一緒に生活している妻や家族に森びとの活動を話し、その結果のひとつが今日の「みちくさ」訪問であることを言っていました。同じインストラクターの私としては身に沁みる話を聞かされました。森びとインストラクター修了生は全国に約120名いますが、人間が壊した地に木を植えて森の再生を願って始めている”山と心に木を植える”活動の20年を振り返ってほしいと願います。当初の志を想いだし、家族・友人・知人たちへ森と生きることの大切さを広げてほしいと思いました。

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 樹高10㍍程に生長している樹々を観た増子ご夫妻は、自分たちの今を見つめることが出来たのでしょうか?二人は、「またきっと来ます」とノートに書いてくれました。明るい二人との出会いができたことを嬉しく感じました。来年の森づくり20年にお会いできることを楽しみにしています。今度はお子様と一緒にお出で下さい。

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「松木郷」の一本のカキノキの実は日に日に色ずいています。草原の一角のコスモスの花にも心が癒されます。

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 「森びと広場」のカツラ、サクラ、カキノキの葉の色が足尾ジャンダルムを飾り付けているようです。間もなく、秋の色鮮やかな季節を迎える「松木郷」です。そのままの煙害地と人が少しばかり手入れした森の秋の賑わいを見に来てください。多くの皆様のお出でを「みちくさ」でお待ちしています。

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 帰り道、足尾ダムゲートで松木沢方面を振り返りると、また雨が降り出しそうでした。

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 今日の舎人は、大野、橋倉でした。(報告・橋倉喜一)

2024年9月23日 (月)

笑顔が笑顔を呼び、力が出る。負けるな能登!

能登地方のみなさん!度重なる災害に心よりお見舞い申し上げます。

線状降水帯の発生など大雨の原因は、地球温暖化による、海水温度上昇が原因だと思われます。復旧のための努力と、温暖化になってしまう原因にメスを入れなければなりません。

足尾に住む私は、3連休の最後の朝寒さで目が覚めました。ベランダの寒暖計は、15℃を指していました。ついこの間まで「暑い、暑い」の声ばかりを聴いていたので、少々驚きました。9時に松木沢の「みちくさ」に着いて、真っ先に見た寒暖計も21℃で、肌寒い天気でした。   

Dscn2901_2  オープン準備が終わった頃、森びと号で、坂口さんと田城さんが到着です。二人は東京と埼玉から来たので、朝早くに電車に乗ってきました。本当にお疲れ様!

 舎人担当の坂口君と水源の点検です。取水口の砂を取り除くのは、必ずやらなければなりません。Dscn2899_2   済賀さん田城さんは森作業で、”民集の杜・東”の草刈りに出かけました。Dsc00270_2   水源から戻ると、佐野市から見えた男性が訪ねてくれました。話を聞くと既に中倉山を登って松木沢に入ってきたとのこと。そのパワーに驚きです。ブナの保護活動の話をすると、激励に”森びと手ぬぐい”を買って頂きました。有難うございました。

   その後、坂口さんは「みちくさの畑」の草刈りに挑戦。私は「みちくさの庭」の点検と草花の位置を明確にする竹札を刺しました。

Dscn2900_2   午後になると、松木沢上空は黒い雲に覆われ雨が降ってきました。気温もぐっと下がり18℃になりました。

Dscn2907_2   彼岸花の球根が届くというので、森作業の二人は植栽地の草刈りを少し濡れながら終わらせました。     Dscn2905_2   帰り支度を始めようとしたとき、足尾ジャンダルム帰りの女性2人、男性3人のグループがみえました。その後、郡山市から見えた男性2人が合流、みちくさ内は急に賑やかになりました。カラミの話、ブナ保護の話、等々暖かいお茶を飲みながら話は盛り上がりました。Dscn2913_2

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Dscn2920   霧に包まれた足尾ジャンダルムに見送られ家路につきましたが、能登の皆さんの悔しさ、挫折感等を想うと、いたたまれない気持ちになってしまいます。  Dscn2890

   本日の舎人は坂口、橋倉、森作業は田城、済賀の皆さん!報告は橋倉喜一でした。

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