2017年5月 5日 (金)

松木沢 キジとカエルの 音楽会 

 今日の9時の足尾は、気温23℃で晴れていました。

Dscf2836  JR日光駅、東武日光駅の賑わいとは対照的に、静かな足尾・松木沢ですが、みちくさ裏のビオトープでは、おたまじゃくしが賑わっています。

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Dscf2841  岡部くんには、森びと号のタイヤ交換をお願いしました。技術職で働く彼にとっては、容易いものであったようで、ものの数十分で終了させてくれました。

Dscf2843  今日の最初の訪問者は、栃木県の小山から来られた家族5名でした。「10数年前に連合栃木の植樹をした場所を見てみたい」と訪れて下さいました。当時プレートを付けていたので、植えた木を見つけ、成長していたことを喜ばれていました。旦那さんは、高校1年生まで足尾高校に通われていた方で、本山小学校に通っている際には、煙突から出ていた煙でむせていた記憶があるとおっしゃっていました。5月20日の植樹祭へもお越し下さいと呼びかけさせてもらいました。是非、お待ちしております。

Dscf2845  今日も地元の塚原さんより、大根の煮物を差し入れしていただきました。いつもありがとうございます。おふくろの味に感謝です。(2人でつまんだ後に撮影しましたが、いただいた際はたっぷり入っていました)

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 少し時間がありましたので、ドローンを担当する岡部くんは、ドローン操縦の練習をしました。風がないと、10mほどの高さまで大丈夫のようですが、今日は風も強く、慎重に操縦をしていました。

Dscf2846  最後の訪問者は、よく来て下さる大澤さんでした。「日光東照宮ではライトアップをしている」、「この後、みずがめ座流星群を見に戦場ヶ原などを見に行こうと思う」とおっしゃていました。

 (本日の放射線量は0.16μSV/h 舎人は岡部・小林)

初めての松木沢へようこそ!

5月4日 9時 19.4℃

朝、日光駅周辺は大変な渋滞でしたが、松木沢はいつも通り静かに私たちを迎えてくれました。

沢沿いでは、明るい日差しの中、大きな猿がゆったりした表情でこちらを見つめていました。

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今日は10名の方に立ち寄っていただきました。初松木沢の方が多い日でした。

Sato東京の佐藤さんです。皇海山に登る予定が残雪が深いとの情報で中止に。代わりに松木沢散策に来られました。足尾銅山の歴史やカラミに関心をお持ちでした。募金ありがとうございました。

Mashiko 益子町から初・足尾の男性です。秋田県の鉱山で育ったそうで、足尾の山々が懐かしく感じると話されていました。

4法政大学名誉教授の五十嵐仁先生は、憲法記念日の昨日、宇都宮で講演をなさったそうです。足尾にはどうしても来たかったのです、と周囲を見回しておられました。宇都宮市の伊藤ご夫妻も、初めての松木沢に感動しておられました。また森びとの緑復活の活動にご賛同をいただきました。足尾町でご活躍の藤井さんは、改めて取材をさせてほしいとおっしゃっておられました。募金のご協力もありがとうございました。

3渓流釣りの下調べで、と同僚3人で初松木沢だそうです。5/20の植樹祭の話題の際、豊かな森と豊漁には関係を感じます、とお話しいただき、「森に生かされている」思いを共有しました。

3_2 いつか植樹にもいらしてください!

Photo 夕方、千葉県の写真家のTさんが寄られました。Tさんは鳥発見のプロ。おかげで私もモズがカナヘビを捕えた写真を撮ることができました(Tさんのショットは何10倍も躍動感にあふれていました)。

Photo_2一休みすると、もう少し粘りますと再び森に入って行きました。夕刻は、日中とは違うシャッターチャンスが訪れるそうです。

Photo_3 夕方4時ですがこの青空。すっかり陽が長くなりました。まだ茶色く見える臼沢の森も、もうすぐ緑に染まります。

今日も多くの”森とも”との出会いに感謝いたします。

本日の舎人(済賀・清水・唐澤) 本日の放射線量0.137μ㏜

2017年5月 4日 (木)

負の歴史と自然の有り難さが織りなす足尾・松木沢の出会い!

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 昨日の足尾・古河橋前は、華やかな山車と人で大賑わいでした。「足尾まつり」が開催されていました。ピンク色ののぼり旗に「山と川、心のふれあい足尾」の文字が見え、往時の賑やかさを偲ばせています。

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 「足尾ダム」近くの草むらでキジの姿を捉えました。帰りがけには、ウリ坊を卒業したばかりのイノシシも見ることが出来、動物の世界も春を満喫しているようでした。

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 多くの桜が花びらを散らした中で、「みちくさ」前のしだれ桜は最後の輝きを見せ、私達の目を楽しませてくれています。その花びらを受けながら、済賀舎人は「竹音器」作りに熱中し、柔らかい日差しとそよ風を受けながら済賀さんは「今日は最高!」を連発していました。

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 憲法記念日の最初の来訪者は、群馬県みどり市から来た釣り人の男性でした。途中、土砂流出で遊歩道が塞がれ、横断するのも一人では危険と判断し引き返してきたそうです。次の来訪者は、さいたま市から来られた吉田さんです。サンレイク草木に宿泊し、松木沢を目指してきました。足尾町の歴史的な存在に興味があり、訪ねて来たそうです。休憩後、松木渓谷を目指して行きました。
 次は、おなじみの滝沢さん親子です。間藤駅近くにわざわざ車を置いて、足尾の町並みや、龍蔵寺も見て来たそうです。そんなお母さんを置き去りにして、爬虫類や昆虫大好きな「たける博士」は観察に余念が有りませんでした。

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 昼食の途中、吉田さんが戻って来ました。土砂流出の現場写真を見せてもらっていると、次の訪問者です。日光市の観光事業部門で働いている菊池さん。プライベートで足尾の観光資源を見て回ったそうです。その熱意に頭が下がりましたが、足尾に観光客を呼ぶためにも、菊池さんのような人との連携を創らなければと思いました。

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 吉田さん、菊池さん、そして滝沢親子と一緒にカメラに収まりました。
 その後訪れたのは、伊勢崎市で建築関係の仕事をしている男性。松木村の存在を最近になって知り、ふるさとを棄てていかざるを得なかった村人の無念さを話してくれました。次には父親と一緒に来たいそうです。

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 最後の来訪者は、東京からきた女性の小林さんです。足尾に来ることは、友達の勧めが有って急に決意したとの事でした。松木沢の現実を見て、次には中倉山の山頂で、「孤高のブナ」にふれたり、荒れ果てた状況を見てみたいとの事でした。是非またおいで下さい。

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 ゴールデンウイークのただ中、大勢の皆さんに「みちくさ」へ寄っていただきました。季節は最高の時です。是非、足尾・松木沢を訪ねて下さい。本日の放射線量は0,21μ㏜/hでした。(舎人・済賀正文、橋倉喜一)

2017年4月30日 (日)

GWの穴場ですよ

お花見と新緑の時季がいっしょくたにやってきました。きじとさるが出迎えて、戌年のわたし。春の鬼退治はいつでもできそうです。朝方はまだ寒いぐらいでしたが、早いうちから気温はあがり、とても過ごしやすい一日となりました。

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Img_0429 落葉の木々もいっきに展葉(てんよう)をはじめて、これで小動物たちは安心して餌をとったりすることができるようになったようです。

P4302893 葉が無い時はそらから天敵に丸見えですからね。でもそうすると、猛禽(もうきん)の仲間たちは餌を見つけるのが大変になったのかもしれません。いずれにせよ自然の動きを見たり考えたりするのには面白い季節がやってきました。近くで自然観察を続けている方に話を聞いたら、先週近くで親子のクマが連れ歩いているのを見れたとのこと。冬眠から覚めて野山を駆け巡っているようです(くれぐれも注意くださいませ)。

午前中は、ハイカーとクライマーの方が数名が奥へと向かい、釣りびとが数名帰っていくような感じで、立ち寄って下さる方はおりませんでした。

お昼過ぎ、1組のご夫婦が来舎されました。埼玉の戸田からいらしたNさん夫妻。3年前にも同じコースを歩いたそうで、2度目の来舎です。

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この場所が大好きだそうで、次は中倉山も登って見たいとおっしゃっていました。ここを歩き、足尾はまだまだ植林が必要だということ、一度おこしてしまった公害はその後が大変だということ、周囲の自然環境を考えて植林活動が必要だということ、公害を起こしてしまうと人の生活も大きく変えてしまうということを肌で感じられたそうです。「こどもや環境といったものに、もう少しみんなが優しくなるといいのに!」とおっしゃる心優しい素敵なお二人でした。また近いうちいらして下さいね(緑の募金ありがとうございました!畳は・・・少し検討させていただきます)

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昨日から始まった大型連休ですが、まだ行き先が決まっていない方、足尾、静かでおすすめですよ。ぼーっとするのもよし、キャンプするのもよし、孤高のブナに会いに行ったり、皇海や中禅寺湖まで歩きとおしてみるのも楽しいかと。みちくさ舎人も暇を持てあましておりますので是非お立ち寄りください。(舎人:小林、小黒 本日の放射線量 0.136μsv/h)

2017年4月24日 (月)

好天の松木渓谷を五感で感じ、森に生かされていることを実感

本日は4月23日(日)、天候は快晴です。ぽかぽか陽気誘われたのか足尾ダムゲートをくぐり松木川に差し掛かったところでサルの親子が出迎えてくれました。松木村は青空が広がり気持ちのいい一日になりそうです。

 

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8時30分に遊働楽舎“みちくさ”をオープン、気温は14℃です。ビオトープの中はオタマジャクシが元気に泳ぎ回っています。

 

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森びと広場の作業小屋では9時から第36回森づくりに向けた準備作業の打ち合わせを行ない、臼沢の森の食害防止ネット張り、民衆の杜開墾作業、舎人など任務分担し作業に入りました。

 

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森びと広場周りの桜の開花状況は、都市部と比べると一か月ほどの差を感じます。しだれ桜は開花していますが、花が開き始めたもの、つぼみのものなど、5月の連休が楽しみです。

 

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“みちくさ”には、10:15に伊勢崎市から来た古郡さんと友人が「小黒さんいますかー」と立ち寄ってくれました。以前、小黒事務局次長が舎人担当の時に立ち寄り山の話をしたそうです。35年前から足尾に入り、登山のトレーニングで来ているそうです。4月20日開催の第36回森づくりの案内を行い、「第6堰堤まで行ってきます」と松木渓谷を目指す2人に、ハイキングの帰りに立ち寄ってくださいと見送りました。

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12:50、本日2組目はJREU宇都宮の皆さん8名です。

足尾・渡良瀬の語り部を目指し、足尾銅山の歴史や自然環境の問題、森びとの緑化活動を学びに来てくれました。

 

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続いて13:20には、森びとインストラクターの室崎さんが仲間3人を連れてみちくさを訪問してくれました。東日本大震災で被害を受けた地区を回り「森の防潮堤」づくりの活動をしていると近況の話しがされました。

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15:20、朝話をした古郡さんと友人が下山の途中で立ち寄ってくれました。6号堰堤までの途中で大きなイワナを見ることが出来たと教えてくれました。「ハイキングの途中、好天の下で横になって休んでいると静寂の中で川のせせらぎの音だけが聞こえる。」「ここの自然はすばらしい」と森に生かされている実感を伝えてくれました。

5月20日の第36回足尾ふるさとの森づくりには、友人・知人を誘い参加したいと希望が述べられました。育樹活動への参加も期待しまたの訪問をお待ちしております。

 

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森ともの皆さんを待つ間は“竹音器”を作成しました。ステレオ型の他にひしゃく型を試作しました。小さいながらも、なかなかいい音を反響させます。5月20日開催の第36回足尾・ふるさとの森づくりを楽しみに、多くの森ともの皆さんのお越しをお待ちいています。

 

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(舎人:清水 卓  本日の放射線量 0.134μsv/h)

2017年4月22日 (土)

ポカポカ春の陽気の「みちくさ」へようこそ!

キジの鳴き声が聴こえます。
今日の松木沢はポカポカ陽気、涼やかな風が心地よく吹いてます。
みちくさ前のシダレザクラも満開!

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広場周りの桜も咲き始めました。

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本日初めての訪問者は…

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春の風に誘われてやって来た「カメノコテントウ」!
2匹揃って窓から入って来たところをみると、カップルでしょうか?
このテントウムシ、河原に自生するオニグルミの葉に群がるクルミハムシの幼虫を食べるそうです。
次にやってきたのは宇都宮の滝沢さん親子と娘さんのお友達の4人組。
お友達は初めて目にする足尾の絶景に驚きと感動!

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さっそくお兄ちゃんは「ツチハンミョウ」を発見!
脚の関節から出る黄色い液体は毒性が強く、昔は忍者も利用していたとか…。

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みちくさ上流のゲートの近くで「ミツマタ」が咲いているところを写真に収めてきてくれました。

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たっぷり松木沢を堪能し、帰りに以前記入した「森ともノート」を見返しながら大はしゃぎ、今日もしっかり記入してくれました。

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今日のお客さんは2組、次のお客さんはみどり市大間々から釣りに来た青年。
初めて松木沢に来て、ゲートからみちくさまでの距離に辟易していたところ、金子さんの「せっかく来たんだからもったいない、もうちょっと行ってみるといいよ!」の声に2つ上の堰堤まで釣り上り、見事、25センチのイワナを釣り上げたとのこと。
また、寄って下さいね!

スミレの花もひっそりとさいてます。

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カエルの卵もオタマジャクシに!

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松木沢は春真っ只中!「みちくさ」はみなさまのお越しをお待ちしています。

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舎人:金子・小柴

 

2017年4月16日 (日)

春の兆しが見え始めた松木沢渓谷!

 春の兆しが見え始めた松木沢渓谷・森広場!

 車窓から時折見えた子供の成長を願う「端午の節句」を祝う鯉のぼりや桜や桃、菜の花が田畑や家の周辺に咲き乱れ、春の訪れが感じられました。

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  本日は日光市の弥生祭で山車が煌びやかにくり出していました。

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 今朝の松木沢渓谷や森びと広場は、清々しさと春の日射しで気持ち良いスタートになりました。遊働楽舎の開舎準備をしておりましたら、宇都宮から訪ねてきたご夫婦が「孤高のブナ」の存在を知り、是非登りたいと中倉山を目指し戻って行きました。 森びと広場の桜はまだ蕾み、草花も春が待ちどうしい様子で、やっと芽を出し始めました。

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Imgp1230 天候が良いので「森とも」の来舎を心待ちしておりましたが、何人かのハイカーが入下山しましたが、朝のご夫婦以外の方々は残念ながら立ち寄って戴けませんでした。 「森とも」が訪れてくれる合間を活かして、5月20日の第36回「足尾ふるさとの森づくり・地球の温暖化にブレーキをかけるため」1本でも多くの木を植えようと「森とも」の皆さんが集って戴けることを願いながら駐車場の草刈り作業を行いました。 

               本日の線量:0,130μsv/h      舎人:鎌田・松井

2017年4月15日 (土)

桜の蕾が膨らみ花びらが顔をのぞかせている松木渓谷入口

 朝9時の気温は17度もありました。風は北西からの微風、こんな天気だから私たちが「みちくさ」をオープンする9時前には釣り人やハイカーが松木渓谷に入っている、と思いながら本日の舎人当番。

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 中倉山と臼沢の森も御覧の通り、春の陽を浴びていました。

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 そんな中で午前中は、動かなくなった軽トラの修理を土曜日にもかかわらず現場に入ってくれた高根沢さんにお願いし、エンジンがかからなかった2台の軽トラは昼前に軽快なエンジン音を出してくれました。石川モータースの高根沢さん、ありがとうございました。松村さんは、苗木に散水。

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 11時頃になるとみどり市・大木さんが寄ってくれました。オオナギ沢にアタックして、対岸から足尾グランドキャニオンの写真撮影をしてきた、と写真を見せてくれました。

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 大木さんは、午後は天気がくずれるからと7時半前には松木渓谷に入ったそうです。さすが安全第一を心がけている大ベテランの大木さんでした。さらに大木さんからは、岩崩れが落ち着いたから沢を登ったと言っていました。3月末頃に岩崩れが多く発生する時期は、渓谷に入る人にはヘルメットを貸して着用することの大切さをハイカーに伝えていくことの大切さを教わりました。

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 遅い昼食をとった後は「竹音器」作りに集中しました。午後3時過ぎ、男性二人が寄ってくれました。午前中にも会話をした方ですが、満足そうな顔で寄ってくれました。

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 話を聞くと、「ジオキャッシング」というゲームみたいなことをやっていました。茨城県結城市、埼玉県本庄市の二人は本日知り合ったといい、二人とも昨日インターネットで明らかにされた宝物を探しに来た、というということでした。インターネットで発信された宝物をGPSで探し、誰よりも早く探し当てるというゲームだと言っていました。

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 二人はその宝物を一番早く探し当てた、ということで終始笑顔でした。その宝物は世界中のどこかに置いてある「コンテナ」に入っているそうです。世界では面白いゲームが流行っているものです。ちなみにGPSが分からない人は出来ないそうです。珍しいゲームの話を聞かせて頂きありがとうございました。

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 外では、モズやホオジロがメスを呼ぶ大きな囀りをしていました。ヤシャブシの実も緑色に染まり、サクラの蕾も膨らみ、ピンク色の花びらが顔を出してきました。(本日の放射能は0.125μ㏜/hでした舎人:小川 薫、高橋佳夫)

2017年4月 9日 (日)

春の新緑をまつ足尾

日光駅から男体山の方を見ると頂上付近は雪が降っている様な感じがしました。

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足尾の天気は、曇り時々雨で、時々風が強く吹き雨が窓に強く吹きつけていました。

Dsc_0007 中倉山の頂上付近は、雪が降っているような感じでした。

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みちくさを訪れてくれる方が、雨で濡れた体を温めてもらおうと、ストーブをつけて、森ともの

訪問を待つ間、「竹音器」を作りながら待ちました。

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食事をするために、鹿たちは、こちらの様子を伺いながら道をわたっていました。

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雨も上がり日差しも出てきた頃に、松木沢から、降りてきたハイカーに、声をかけましたが、

温泉に入りたいと足早に降りていきました。

本日は、雨のため、みちくさを訪れる方は、いませんでした。

(本日の放射線量  0.151usv/h        舎人  小井土英一・武田芳明)

松木沢の春本番を待ちわびる足尾の“森とも”と草木たち!

 昨日の松木沢の気温は、9時で15度でした。天気は、曇り空で朝のうちは時々小雨も降って、谷筋に雪が残る中倉山の頂上は霧の中でした。

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 枯れ草色に囲まれた「みちくさ」周辺にも、春がやって来ていました。裏手の池にはヤマアカガエルの卵が、たくさん産みつけられていました。近づくと親ガエルが、池の中に降り積もった落ち葉の下に急いで潜り込んでいました。

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 「みちくさ畑」にはカンゾウが芽を出し、今年もきれいな花を咲かせてくれそうです。その脇に松村スタッフと、岡安舎人がネギを植え付けました。うどんやソーメンの薬味になります。

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 ビニールハウスで足尾の冬を過ごした苗木達も、松村スタッフが全て外に出してあげていました。新しい防草シートの上は居心地が良さそうです。これからは、春の陽をたくさん浴びて大きく育って欲しいものです。

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 昨日の来訪者は、3人でした。最初に方は、クライマーの大木さんでした。春先きの今どきは、落石に注意して欲しいと訴えていました。確かに中倉山も、凍っていた表土が緩みしょっちゅう落石音がしています。一人行動が多い大木さんは、「危険なところは避ける」をモットーにしているそうです。

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 次の来訪者は、群馬県太田市から来られたお二人です。松木沢渓谷や中倉山に何度もきているそうで、森びとの活動に感謝の言葉をいただきました。これから始める「孤高のブナ」の保護活動や、植樹祭への参加を呼びかけました。

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 来訪者を待つ間に、岡安さんが真剣に立ち向かっているのは、ある竹細工です。とても素敵なモノです。5月20日の植樹祭にご紹介いたしますので、どうぞお楽しみに!

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 帰りがけ、松木川沿いの木々に、サルが群がっていました。どうやら木の芽を食べているようで、近づくとあわてて逃げだしました。桜やニセアカシヤの花に群がる猿の姿が見られる日も間もなくの足尾・松木沢でした。(本日の放射能は0.153μ㏜/hでした舎人:岡安幸治、橋倉喜一)

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