甦れ足尾の山野にみどりの森を!
ゴルデンウイークもあと一日! 一昨日の5月4日は「みどりの日」でした。毎日新聞の紙面一杯に特集が組まれ「環境問題」と「植樹・森づくり」の取り組みの大切さが紹介されていました。こうした報道は、森づくりを進める私たちとって勇気づけられると共に励みになります。今日の車窓からは、田植えの準備がいたる所で始まっており、特に山間の田に水が万遍なく張られ、水とみどりのコントラストで何とも言えない風景でした。
ここ遊働楽舎「みちくさ」から見上げる臼沢の森は、13年前から、進む地球温暖化を「ストップ」させようと言う主旨に賛同した皆さんが集いボランティアで植樹を続けてくれています。
その森は現在、生き物たちとって豊かな生態系が形成されるまでになりました。「みちくさ」を訪れて頂く「森とも」の皆さんは、様々な思いや考えを持って立ち寄って下さいます。この地に立って「まず驚き」、そして一度、自然が壊されると回復するのには、大変な労力と年月が費やされることを実感し共有する場になります。
今日訪れて下さいました「森とも」は、茨城県竜ケ崎市の林さんとワンチャン一頭と前橋市出身で現在京都市に在住の関上さんでした。2人とも登山経験豊かな方で、林さんは犬と一緒に登り、「昨晩は久蔵川でビバークして朝から千メートルの山に登りました。その後、松木沢渓谷を見学に来ました」。中倉山の「孤高のブナ」の保護や臼沢の森がボランティアで取り組まれていることを知って、植樹祭の参加を検討しますと言って帰宅されました。林さん当日参加歓迎ですので植樹祭お待ちしております、
京都市の関上さんは、『2年前に仁田元沢~中倉山~庚申山へと縦走したとき(一人で)下に見て気になった小屋がありましたので、今日訪れさせて頂きました。足尾は太平山などを始めとした山々があるので魅力的です。紹介されている「孤高のブナ」を見ました。「足尾の森づくりや公害等の興味深いお話を伺う事が出来ました。夏には皇海山を登頂します』と下山。夏の再会を楽しみにしています。
「森とも」が来舎されない間をみて植樹祭に美味しい「?」に使用する『竹串づくり』をしました。
コメント