子ぎつねが森びとにごあいさつ。気温は高くても爽やかな風が吹き抜ける松木渓谷。
本日は5月21日(日)、天候は快晴です。足尾ダム周辺の道路脇はツツジがきれいに咲き誇っています。ダムの水も白く、森の蓄えた水が勢いよく流れています。
9時00分、遊働楽舎“みちくさ”入口の温度計はなんと29℃です。昨日に引き続き好天に恵まれましたが、午後から桐生ローターアクトのみなさんの植樹もあり、あまり気温が上がらないようにと願いながら“みちくさ”をオープンしました。
森びと広場の作業小屋脇では、母ギツネを待つ子ギツネがいました。ぬいぐるみのような可愛さです。写真を撮っていると、人間を警戒したのか逃げられてしまいました。
遊働楽舎を訪れた最初の“森とも”は、群馬県から松木渓谷を訪れた、会社のサークル仲間7名の皆さんです。旧松木村に来るのを楽しみしていたそうで、足尾の自然や生き物たちに興味を持ち松木渓谷の散策に向かいました。ノートには
「以前から来たいと思っていた旧松木村にようやく来ることができました。途中のカラミ堆積場は想像以上にビックリしました。みちくさの皆さん親切にしてくださり、ありがとうございました。(Hさん)」、「みちくさまでの道のり、自然がとても良く、また森びとプロジェクトのみなさんの人柄にとても惹かれました。ありがとうございました。(Sさん)」、
「今日は職場のみなさんと来ました。緑が美しく、次回は紅葉の時期にまた来たいです。お茶ごちそうさまでした。(Mさん)」
森びとの活動に対して「応援しています」というメッセージには元気が出ます。ぜひ
森づくりに参加していただき「温暖化」にトップをかけて行きましょう。次の紅葉時期の訪問、楽しみにお待ちしています。
次に訪れた釣り人からは「ジオキャッシングで来ました。休ませて頂きました。ありがとうございます。(Kさん)」とノートに書いてくれました。
登山者からは「思っていたより緑が増えててビックリしました。森林計画頑張ってください。(kuroさん)」、「10年前、ハゲ山のイメージが残っていましたが、ここまで緑が回復しているとは!(MaDoさん)」と感想をよせてくれました。中倉山の“孤高のブナ”を元気にする活動に、ぜひ協力をお願いします。
午後は、桐生ローターアクトの体験植樹が開催されました。10年間の取り組みとして
計画され、今回は小学生から大人まで101名が参加してくれました。暑い日差しが照りつける中、熱中症に気をつけながら苗木を植えてくれました。
“つもりビト”から“つくりビトへ。豊かな自然の回復を目指して行きましょう。
栃木県内に「スモッグ注意報」が出されるほどの暑い1日でした。小さなビオトープの中では、オタマジャクシが涼しそうです。水面にはアメンボがスイスイと泳いでいます。
日差しは暑くても、森の中に入るとひんやりとします。多くの森ともの力で森を元気にしていきましょう。みちくさでは、みなさんの訪問をお待ちしています。
(舎人:清水 卓、小黒伸也、本日の線量 0.125v/h)
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