いよいよ来週が植樹祭です!
昨日のまとまった雨はあがったものの厚い雲に覆われた一日でした。時折小雨もあたり肌寒く感じられます。
オスのキジが2羽、すごい勢いで風を切って飛んでいきました。ワシタカなのかと勘違いするくらい。恋の争いなのか縄張り争いなのか。キジがこんなに早く飛べるのだということを初めて知りました。
午前中はにぎやかでウグイス、オオルリ、ホオジロといった常連さん以外にも色々な鳴き声が。午後にはツツドリの声も少し。
オタマジヤクシを狙ってか、シマヘビが現れて、サルもまたぎやかでした。
(なかなか凛々しいでしょ。子どもたちもたくさん居ました)
朝方、大きな網を持ったお二人が入っていくので、話を伺うと昆虫が目的だとのこと。帰りに寄ってくださいと声をかけると10時過ぎに立ち寄ってくださいました。今日は奥日光で観察しようとしたらしいですが、雨だったためこちらに移動してきたのだとか。
(使っている網はこうなるそうです。森びとで買った捕虫網は、一瞬にして使っていないのがバレました。)
天気がいまいちだったので、松木でも目当ての虫はあまり見つからなかったそうです。お二人とも昆虫なのかなと思っていたら、もう一かたは鳥の観察だということで、コサメビタキや幾つかの小鳥が見られたと教えてくださいました。対岸にイノシシがいて、色が変わりたての小さな個体だったとか。さすが観察眼が違います。シカも見られたそうで、目的とは違っていたかもしれませんが、足尾の動物が見られて良かったです。
お二人は東京葛飾区からいらしていて、父子だとのこと。こうして仲良く自然観察できるというのは素敵だなぁと羨ましく思いました。いろいろな場所で観察をされているそうですが、渡り鳥を見に行くという山形県の飛島や新潟県の粟島といった日本海側の孤島の話などを楽しく話してくださいました。今日はあいにくの天気でしたが、蝶も鳥もたくさんおりますので、ぜひまた訪問してくださいね。
その後は時折釣り人が通り過ぎるぐらいで、立ち寄ってくださる方はおりませんでした。仁平さんは空いた時間を見計らって篠竹づくり。事務局の加賀さんと、福島から来ている東城さん、あわせて3人で(僕も少しやりましたが)、植樹祭で使う全ての本数を作りきったそうです。植樹祭の準備は着々と進んでいます。
いよいよ来週は「第36回足尾ふるさとの森づくり」本番です。日に日に青さが増していて、今年も新緑の美しいさなかに行うことができそうです。既に350人を越す方々に応募を頂いているとのこと(まだまだ絶賛募集中!)。昨日のラジオを聞いて参加してくださる方もいるかなと期待しつつ、たくさんの方々にお会いできるのを楽しみにしています。
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昨日は足尾に泊まったこともあり、夜、月明かりを少し散歩しました。ヨタカの響きが、なんとも懐かしく、優しく響いていました。広場に出ると、ざわざわと逃げていくのはシカで、同じ場所から猫が何事もなかったかのようにあっちの方向に歩いていくのを見て、つい、動物の集会でもあったように見えたのはちょっと酔っぱらっていたからかもしれません。しっ、人間がきた!橋の上から月の方を見ると大きな流れ星。足尾の夜もなかなか楽しめますよ。
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何かと竹がたくさんあるので、青竹踏み欲しいなぁ。ってボソッと言ったら、さっそく作ってくださいました。
(ちゃんと皮を丁寧に剥くと、使っていていい色になるのだとか)
わーい。宗さんありがとうございます。愛用します。言ってみるもんですねー。(舎人 仁平、小黒 本日の線量 0.135μSv)
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