“みちくさ”再開!秋を探しに松木の森散策を。
本日は10月4日(日)、9時の気温は16℃と肌寒く、足尾の天気は終日曇り空でした。新型コロナウイルス感染者が減少傾向にあり、GoToキャンペーンも始まった影響か、日光や足尾を訪れる方も増えてきました。
7月以降、感染拡大防止のため遊働楽舎(愛称:みちくさ)を閉舎していましたが、感染対策(手洗い用石けん、消毒用アルコール、マスク)を図り、10月から再開することにしました。久しぶりの舎人ですので、”みちくさ”内の清掃を清水が、みちくさ周りの草刈りを鎌田さんが担当しました。
水道から水が出ないので水源を確認すると塩ビ管が外れていました。桶の中には砂が溜まっており、砂を排出し、塩ビ管をつなぐと勢いよく水が出ました。
“みちくさ”の周りには実を付けたチカラシバが生え、畑のようです。実がズボンや服に着くと外すのが大変です。
“みちくさ”で作業を行っていると、足尾ジャンダルムにロッククライミングに向かうクライマーや登山者、松木渓谷へハイキングに向かう家族などが“みちくさ”前を通過していきました。久しぶりの外出でみなさん楽しそうです。
放射線量の測定の後、その足で民集の杜・樹徳高校植樹地の栗の木を確認に行きました。
実が熟し、イガが口を開け始めています。木の下、地面を見ると栗の皮が散乱しており、動物が食べた後のようです。枝に着いた青い栗のイガもかじられており、サルの仕業のようです。イガのトゲは痛くないのか、上手に口を開けています。
栗の実の周りをスズメバチが飛んでおり、林内に蜂の巣がつくられているようです。殺虫剤を持ってこなかったのでスズメバチを刺激しないように杜を後にしました。蜂はクマを見ると襲う習性があるそうで、黒い帽子や暗い色の服は危険です。次に杜に入る時は、殺虫剤と明るい色の作業着で、蜂の動きに注意を払いながら入りたいと思います。
昼過ぎに橋倉さんが差し入れを持って“みちくさ”に来てくれました。バナナとみたらし団子をいただきました。ごちそうさまでした。
本日、来舎する“森とも”はいませんでした。“みちくさの庭”ではヒガンバナとイヌサフランが、畑ではソバが花ざかりです。朝夕の気温が下がってくると森の木々は少しずつ色づいてきます。
森ともの皆さん、秋を探しにどうぞ松木の森へ。来舎をお待ちしています。
本日の放射線量 0.123µsv/h、舎人は鎌田さん、筆者・清水でした。
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