足尾・松木渓谷入口の秋を見つけにきませんか
本日の「みちくさ」当番・舎人は久しぶりでした。日光方面の昨夜は相当冷えたとみえ、日光連山は初冠雪でした。いつも見ている景色ですが、昨日の雨のせいもあって今日の天気は気分が爽快でした。
足尾・松木村跡の朝9時頃の気温は12℃、無風に近い晴天でした。とても静かで今日はのんびりと深まりゆく秋を楽しもうと思っていました。聴こえるのは雄鹿の遠吠えだけでした。
お茶を飲んでいると、いつもお世話になっているFさんが来て、熊の親子が斜面を歩いているよ、と教えてくれました。慌てて外に出て、カメラを構えてシャッターをきりました。昨年に続き、今年も熊の親子を見る機会が多くありました。
昼頃、ダム方面から数人が歩いてきたので気持ちをスタンバイ。訪れてくれた方々は、なんと5人の外国人(中国、オーストラリア、カナダ、アメリカ2人)でした。男体山に行く予定でしたが初雪が降ったので足尾に来たと言っていました。
そこで、当会が育てている森の様子を案内し、当会の自費出版の『サルト人と森』の英訳版を読んでいただきました。英訳の評価は良い!文を読んでも「理解できました。とても良い本です。」と言ってくれました。
昼食後は、冬支度で薪を作りました。
午後3時前、男性1名と犬1匹が訪れ、「紅葉が見ごろかと思ってきたのですが、上の方だけですね。少し早かったかなあー」と、ちょっと残念そうでした。皆さんが帰った後、モズが囀って秋らしさをつくってくれました。気持ちも安らぎました。
秋の陽気に満足していると心が温かくなり、深呼吸すると山の気をもらって元気になったような気がしました。足尾・松木村跡地の紅葉は例年通り、来月上旬頃ではないかと思います。是非、松木渓谷入口へお越し下さい。
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