草木と暮らしてきた懐かしい話が気持ちを和ませる足尾・松木沢の初秋
日光へ向かう車窓からは黄金色の稲とヒガンバナの赤色が秋の訪れを演出していました。足尾に到着すると、仁平舎人は「みちくさ」周辺の草刈りと枯草を片づけていました。白い雲の中から青空が見える清々しい足尾・松木沢でした。
三日連休最後の日の9時を過ぎた頃、ハイカーMさんが「カモシカの写真を撮りにきました」と言って来舎してくれました。彼の家族は植物をはじめとした生物に興味があるらしく、“ウルシとシラキノメ”の違いを教えていただきました。本格的な秋になった頃に来舎したいと言っていました。お待ちしています。
昼頃になると、足尾グランドキャニオンを見に行った男女4名が来舎してくれました。所沢市から松木沢を訪れたと言う皆さんは「所沢市弓友会」の仲間たち。コーヒーを飲みながら中倉山のブナの話し、落ち葉などによる腐葉土づくりの話し、松木沢に棲む鹿や生き物たちの話しをしながら1930年代の暮らしを懐かしみました。再びお会いできることを楽しみにして別れました。
午後は、松木沢の草地を歩きながら草紅葉の走りを小さくカットしてきました。イワツバメなのかアマツバメなのかは判明できませんが、虫を追って飛んでいました。たくさん食べて東南アジアへ帰って行くのでしょう。それでは草紅葉の走りと虫たちの様子をご覧ください。
本日の放射能線量は0.124μSv/hでした。舎人は仁平、高橋でした。
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