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2015年8月

2015年8月30日 (日)

生物社会の一員にすぎない人の義務を問いかけられる雨の松木沢

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 今年の夏は猛暑が一週間以上も続いたと思いましたら、台風の上陸と接近から長雨続きです。日照時間が非常に短く農作物が心配だ、というラジオニュースが流れていました。

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 今日は、宇都宮市から中倉山山頂を目指した20数人の皆さんが登山を止めて、松木渓谷の散策をしていたようです。その帰り道の後ろ姿に会いました。

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 釣り人には雨の影響はないようで、昼頃に、釣り人が昼食を食べさせてください、と“みちくさ”に寄ってくれました。松木川の岩魚と山女魚の話していると、「ツネ吉」が顔を出してくれましたので、釣り人は「こんな近くでキツネと会えるなんて」と言って、嬉しそうでした。

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 雨の中の足元を見ると、生物社会のつながりが見えています。小さな池には、短い一生を終えて死んだカゲロウ、トンボの姿。やがてこれも餌になって生き物たちのいのちを育むことでしょう。

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 チカラシバの実も日ごとに膨らんでいるようですが、日照時間が短いので実の栄養価はどんなものでしょう。間もなく小鳥たちの大切な餌になるのですが、

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 また、色づいた葉が目立つようになってきました。これは桜の葉ですが、トチノキやヤシャブシの葉も秋の薄化粧をしているようです。

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 ところで今夏は猛暑日が続く中、熱中症に注意しながら涼しい部屋などで暮らしてきましたが、電力消費の規制はありませんでした。それなのに、民意の過半数以上が再稼働反対を無視して、九州電力は川内原発の再稼働スイッチを押しました。また、政府はこの姿勢を肯定しました。

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 写真のように「みちくさ」周辺では放射線量が0,21μSvです。5年前のフクシマ原発事故以来、この数値は変わっていません。これ以外にも放射能の恐怖は消えていません。自然界はどんなに暑くても、実りの秋を迎えようとしています。すべての生きものたちのいのちを育むために。その一員たる人間の一部は「いのち」よりも利益優先です。トノサマバッタも寂しそうでした。

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(舎人:高橋、仁平・本日の放射線量は021μSvでした)

 

2015年8月24日 (月)

虫の声で秋を感じる松木沢

 昨日(23日)は、低い雲がかかり、稜線が見え隠れした1日でした。時折細かい雨が降りました。朝9時の気温は23,5℃。訪問者の皆さんは「過ごしやすい」と口々におっしゃっていました。草むらから「リー、リー」と虫の歌も聴こえてくるようになりました。高橋副理事長は「虫たちも読書が始まった」と聴いていました。虫の音はこちら→CIMG9159

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 お客様は7名でした。まず、東京から社会人3年目の男性。バイクで松木沢渓谷・ジャンダルムを見に来たそうです。学生時代にクライミングや登山をしていた方でした。社会人生活は順調ですか?とお尋ねしたら、「はい、そうですね」と答えた笑顔に、充実した日々を感じさせていただきました。またリフレッシュでお越しください!

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 次は、東京からのご夫婦です。鳥や動物を撮りにいらっしゃいました。特に、松木沢でイヌワシが見られることに関心をお持ちでした。私たち森づくりの活動や、足尾の公害のことなど、多岐にわたってお話を交わさせていただき、ありがとうございました。「鹿とキツネに出会えた」と嬉しそうに帰って行かれました。

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次は、埼玉からの男性2人です。1人の方は、7月にもこのブログに登場されています。ブログ用の写真撮影をお願いしたところ・・・happy02 さすがは学生時代からのご友人同士。息の合ったアングル選び。お2人でまた気軽にお越しください!

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次は写真がありませんが、栃木県内の男性。中倉山に単独登山したけれど、天候も悪く、道もわかりづらかったので下山。歩き足りず(!)、こちらまで来られました。「登山口までの林道の脇に、白骨化した動物の死骸があり驚いた」とガラケーの写真を見せてくださいました。こちらからは、山頂付近の写真をお見せしたところ、リベンジ意欲満々で帰って行かれました。次は眺望に恵まれると良いですね!

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中倉山稜線の「孤高のブナの木」

そして、最後は埼玉県からの男性。カメラのたすき掛け姿が印象的でした。キツネは撮れたけれど、タヌキ(だったと思うとのこと)はこの長い傘の持ち方に手間取っているうちに逃してしまったと残念そうでした。松木沢は初訪問。私たちの森活動にも関心を持って聞いてくださり、ありがとうございました。またぜひゆっくりお越しください!

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今日も大勢の方のご来訪、ありがとうございました!次は、昨日のみちくさ周辺についてです。

昨日のブログタイトル「すすきの穂」と「力芝(ちからしば)の穂」です。

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2週間前にも松木沢に来た筆者ですが、生物界の変化に目を見張りました。

① みちくさのヌシ様・コガネグモ去る。

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ヌシ様は消え、平べったい繭が2つ残っていました。獲物だと思っていましたが卵のようです。調べたところ、秋に孵化し、糸を使って飛んでいく(バルーニング)ことがわかりました。その瞬間を是非見たいものです。

②2代目ヌシ様・コガネグモ現る!

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松木沢側の窓に、2代目ヌシ様出現です。風もないのに大きく揺れていて、何事かと近づくと、円網を張っている最中でした。お尻から糸を吐く→左後ろ足でキャッチ→右後ろ足にパス→縦糸にくっつける、というような作業を約15分。息切れする様子も見せず、キレイな巣が完成しました。感嘆です。

③ キンゴマの花が可憐!

2週間前は、他の草に埋もれてわからなかったキンゴマが花をつけていました。高さは10センチほどですが、草むらのあちこちで咲くこの色に魅せられました。

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④ ホコリタケの胞子に驚愕!

2週間前には1つも見られなかったのに、あちこちにピンポン玉、いえ、ホコリタケが出現。

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調べましたら、食べられるようです。てんぷらや汁物に合うようです。ただし、適しているのは真っ白いうちですね。やがて茶色くなり、頂端部の小穴から胞子を出すのです。1つ開かせてもらいました。その画像はこちら→CIMG9162 (噴出した瞬間、胞子を警戒して遠ざかってしまった) 別名「キツネノチャブクロ」。納得の色合いです。

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キツネといえば、日々の訪問者・ツネ吉。今日は、遠ざかったのに呼んだら戻ってきたり、訪問者の方にもカメラ目線を送るサービスぶり。そんなツネ吉の、とある今日の行動を4コマ漫画にしてみました。

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1.あっsign02 ツネ吉、ダメ~sign01 (焦る筆者)

2.ダメだってば~sweat01 (駆け戻る筆者)

3.ほっ、出てきたsad (立ち止まる筆者)

4.・・えっ、走ってきたcoldsweats01 (たじろぐ筆者) おや、毛がフサフサしてきてるねmaple秋支度だねmaple

今日は若い方々が12名、森の研修にいらしていました。「人は支えられている。一人では生きて行けない。」ということを強く実感した方がいたとのこと。ともすれば、便利な人間の生活に慣れきってしまい、「人間は自然の一部の生き物」であることを忘れがちですが、こうして森の側に一日居て、人々と交流し、生物界の不思議を目にすると、こうした考えをとても自然に感じられます。毎日1回でいい、こういう感覚を思い出して生活したいですね。

※蜂の巣は、鎌田スタッフが駆除してくれました。

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(本日の舎人:高橋・唐澤  本日の線量:0.182μsv/h)

2015年8月22日 (土)

ススキの穂が出てきました

 今日の足尾の朝9時10分の天気は晴れで、気温は29℃でしたが、心地良い風が吹いていましたので、さほど暑く感じませんでした。

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 稲葉理事がみちくさの横にある染物の原料となるヤシャブシの実を大量に採取されていました。普段から“自然の恵みを暮らしに活かす”ことをされている方です。

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 10時を過ぎると、群馬県みどり市の大木さんが「対岸に鹿を見かけた」という情報を聞き、写真を撮りに行ってきますとみちくさの前を通り過ぎ、1時間ほどして戻って来られました。1960年代からここ足尾の山を歩いている方ですから、沢の名前や岩の名前など来舎される度に大木さんに教えていただいています。本当にありがとうございます。なお、10月には大木さんの案内でジャンダルムに挑戦することになりました。

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 その後、埼玉県から来られた2人組の方がマウンテンバイクに乗って来舎されました。インターネットで「渓谷」を探し、渡良瀬遊水池にも行ったことがあるそうで、今日は上流の公害の原点である足尾に来ることに。ウン十万円するマウンテンバイクは前と後ろで30段の変速ギア付。自慢のマウンテンバイクで日光・いろは坂のレースにも参戦されたそうです。髙橋さんが自転車に乗る人はここ(渓谷)に来てどう思ったかを尋ねると、「(他の渓谷と違い)空が見える」と言われました。

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 15時過ぎには、山登りを終えてきた8名のが来舎されました。どうやら山のエキスパートの方々のようです。対岸にある中倉山のブナの写真に興味を持って下さり、話が盛り上がりました。明日、その中倉山に登られる方がいらっしゃるそうで、稜線沿いにドローンを飛ばして撮影も検討して下さることに。もし、良い画が撮れることを期待しています。

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※スズメバチが出てきました。自己予防していきましょう!

(本日の舎人:高橋・小林 本日の線量:0.175μ㏜/h)

2015年8月16日 (日)

お盆の送り火・穏やかな松木沢渓谷の1日!

今日はお盆の送り火の日、釣り人とカメラマン2名が入山しましたが立ち寄っては頂けませんでした。 

298  今から113年前に松木村・故郷を奪われた村民。1880年代の松木村には40戸、267名の村人が暮らしていました。約30ヘクタールの農地で自然からの恵みを受けて農業を生業にしていました。ところが銅の精錬で放出された亜硫酸ガスの煙害によって草木が枯れ、唯一の現金収入としていた養蚕ができなくなり、1902年には廃村に追い込まれてしまいました。その村民の想いに立ち本日もお線香を供えさせて頂きました。 

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  昼にツネ吉1匹が顔を出してくれました。 

302  森ともが訪れない時間(午前中)を活用して、松木の杜と新松木の杜の食害柵の補強と見廻りを行いました。 

297 本日の線量(0,166μsv/h          舎人:橋倉・松井

2015年8月15日 (土)

五ヵ国の森ともが訪ねてくれました。

今朝の松木沢渓谷は、昨晩の大雨の後でもあり清々しい風景でした。 

009  少し暑さが和らぐ中、本日遊働楽舎「みちくさ」を訪れてくれました「森とも」は、プロのカメラマン・千葉県の田口さんでした。足尾の四季をカメラに納め、新作を森ともに寄付してくれている方です。いつもありがとうございます。新作お待ちしております。

 次に訪れてくれました「森とも」は、日本・ネパール・イギリス・アメリカ・シンガポールからの1女4男の元気なハイカーでした。

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 ツネちゃん(親キツネ)の登場でカメラマンをはじめ全員がシャッターチャンスと撮っていました。 

022 本日は、旧お盆の中日であり終戦記念日でした。人の生命・自然の大切さを振り返る日であり、旧松木村の先祖様の供養・お線香を供えました。 

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015    本日の線量:0,178μsv/h             舎人:武田・松井

 

2015年8月 9日 (日)

松木渓谷の爽やかな風心和らぐ!

 

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 連日猛暑が続く松木渓谷ですが、開舎に合わせて「遊働楽舎」を訪れてくれましたのは東京都小金井市から散策に来た、親娘3人の「森とも」でした。少し休んだ後「ここまで来たのだからグランドキャニオン」を是非カメラに納めたいとお父さんが先頭になり入山しました。来舎して休憩中は、お父さんがカメラを向けると、恥ずかしがっていた娘さんが、「グランドキャニオン」を見ての帰りは、笑顔でポーズをとりカメラに納まる、微笑ましい一コマを見ることができました。 

Imgp0728 次に訪れてくれましたのは、釣り歴の長い太田市の内田さんでした。今日の釣果はまずまずで数匹の岩魚と山女魚の写真を拝見させて頂きました。「いつも通っていましたが、お茶どうぞ」の案内を想いだし立ち寄りました。「今後も寄らせて頂きます」と下山しました。

Imgp0731 最後の「森とも」は宇都宮市から初めて入山した望月さん。「関西出身で奥様と子供さんが帰省中なので、1人のんびり足尾の松木渓谷に来ました。眺望が良くて開放的な所です。ジャンダルムを見に行きます」と元気に入山。帰りに立ち寄り「ジャンダルムまで行きガレ場(初心者はこの辺迄)から引き返してきましたとノートに記してくれました。是非、今度は奥様とお子さんと一緒に来舎して下さい。「ツネ吉」とお待ちしております。 

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Imgp0736 異常気象で猛暑日が続く毎日ですが、ここ松木渓谷からの沢風は私たちの心を安らげてくれます。「自然のクーラー」の有難さは、文明の発達した今日ではその言葉や文字を見ることが少なくなりました。来年以降も、この暑さは更に増すでしょう。温室効果ガスの削減を各国が取り組み、全世界で出来ること(1人が1本の木を植える活動)をしない限り、異常気象は続くことは明らかではないでしょうか?

     本日の線量:0,183μsv/h            舎人:松井

鹿の鳴き声が響き渡る松木沢

暦の上では昨日は立秋です。

昨日の松木沢は30℃止まり。風も吹いて過ごしやすい一方、空には雲がかかり、遠くが霞んで見える1日でした。

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午後、大ザックを背負った男性が立ち寄り、「5~6年前にも来たことがありますが、緑が多くなりましたね」とお話いただきました。1枚撮影するのに10分はかかるというカメラとフィルムを愛用しているそうです。カメラ・三脚・レンズなどが入ったザックは25Kg!「本日のたった1枚」のために埼玉から電車で来られたそうです。脳梗塞を患って足が少し不自由とのことでしたが、大ザックをひょいと背負い、スタスタと歩いて行かる姿は頼もしく、お見送りしました。学生時代の登山のお話もありがとうございました。

Cimg9103昨日の訪問者はお一人だけでした。

筆者は松村スタッフに一時みちくさをお願いし、「民集の杜」の様子を見に行きました。草に埋もれて苗木が見えないエリアになっていることが分かりました。

Cimg9091 ここは苗木が見えるけれど・・・

Cimg9092苗木はどこに・・・?草を刈らなくては!

松村スタッフが、みちくさの丸太看板が虫食いに遭っていることに気づきました。おがくず状のものが多く地面にこぼれています。ぐるりと観察したところ、アリの巣になっていたり、穴からこんな虫の抜け殻が出ていたり。虫の工夫や生命力に感心させられました。

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Cimg9115 何の抜け殻なのでしょうか?

虫の工夫と言えば、こんな場所にハチが巣を作り始めていました。風雨に耐える場所をよく探したものです。

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みちくさの窓のクモの工夫。自分の巣の端に、糸でくるんで食料を保管しているようです。

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2時半を過ぎると、曇り始め、夕方の様相になりました。すると、鹿の鳴き声が響き渡り始めました。谷のこちらとあちらで鳴き交わして、まるで会話をしているようです。ずいぶん長い時間鳴いていました。小鹿が親鹿を呼んでいるようにも聴こえました。

言葉を持たなくても交信する動物。誰に教えられなくても工夫して繁殖する虫。私たち人間は言葉を使い、教育も受けられますが、自然の摂理からまだまだ学ぶことがあると思いました。

少しだけ早く閉舎し、松村スタッフと苗木に撒水をしました。ポットの土を触ると、かなりの熱さです。水やりの大切さを痛感です。

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1日中、 トンボが多く空を舞う松木沢でした。

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(舎人:松村・唐澤、今日の放射線量は 0.19μSvでした) 

2015年8月 2日 (日)

松木渓谷の風と触れ合う人と生き物たち

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 連日暑い日が続いています。ひと雨欲しいところですが、今日も足尾は雨が降りませんでした。今日の訪問者は11時半頃に、いつも寄って下さるロッククライマーの大木さんと同行者2名でした。松木渓谷の丹平治沢までのハイキングに行ってきたそうです。

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 2組目の訪問者は真岡市から来た男女のpopoTopipiさん。家を出たのが遅いので、今日は初めて歩いた松木渓谷の帰りに寄ってくれました。「今日は途中までだったので次回はもっと奥まで行きたいです」と、「森とも日記」に書いてくれました。

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 二人は、中倉山や庚申山、大平山にはよく登っているそうですが、渓谷の奥は行ったことが無かったので初めて来たとのことでした。ニホンカモシカやキツネに遭いたいとも言っていました。

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 今日は“ツネ吉”(キツネ)の姿が見えないと思っていたら、14時過ぎにお出ましになりました。残念ながら、お二人さんには歓迎のあいさつをできなかったツネ吉でしたが、楽しみは今度お会いした時に。

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 15時頃になると急に暗くなり、冷たい風が吹いてきました。これでやっと雨が降るかと待っていたのですが、雨は降ってきませんでした。

 松木渓谷の風を受けて初めてのトンボが羽を休めていました。また、みちくさ番人のコガネグモも食べ森には不自由しなく日毎に大きく育っています。そんな自然の営みを観ながら、木々たちに恵みの雨が降りますように願って閉舎することにしました。(舎人:岡安、加賀・今日の放射線線量は、0,18μSvでした。)

本当に暑い松木です!!

暑い暑い暑い。おそらくこれを超えたタイミングもあったと思うのですが、記録できたのが11時で38度。どことなく山並みもぐでーっとして見えます。室内で座っているだけで汗が流れて、帽子なしで外を歩くと100メートル歩くだけで頭がくらっと。

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38度って・・・(´;ω;`)

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ミンミンゼミとホオジロ、時折のウグイス。ノスリだけが気持ちよさそうに舞っていました。

P8012401_640x480写真で見ると気持ちよさそうですが・・・

こんな日にハイキングに来る人もなく。。。ちょうちょも涼しそうなCDジャケットの上で一休み。こんな日は動かないに限ります(笑)。

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ウラナミジャノメ

今日はJREU東京地本のみなさんの集まりがありました。臼沢の草刈りに、苗床の整理にと、みっちり作業をしてくださっていたようです。森びとが成り立っているのはこういったみなさんの活動のお陰と、今さらながらの感謝です。

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午後に、職場仲間だという宇都宮と茨城からの釣りびとが立ち寄ってくださいました。第六堰堤まで行き、天気が変わりそうだから戻ってきたとのことでした。40センチを超えるヤマメ魚影が見えたけれど、だいぶスレてしまっていて、ふんっと餌を一瞥して去って行ったそうです。

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ゲートから汗だくで顔を出してくれたのが宇都宮市役所の小柴さんと野沢さん。小柴さんは、森びとの第一期インストラクターで、近くで植樹をした帰りにわざわざ歩いて寄ってくれました。後輩の野沢さんに会員申し込みを書けと強要していたとかいないとか。野沢さん、これから宜しくお願いしますね。

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その後、皇海山から戻ってこられた方が立ち寄ってくださいました。今日、12時間歩いてきたそうです。ぉおお。一泊は普通だよね。というハードな道を歩いてきて、ハイキングの帰りのように淡々として戻ってこられました。時間が時間でしたのでもう少し詳しくお話を伺いたかったですが・・・またいらしてくださいね。(舎人 小川 小黒 本日の線量0.167μSv)

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