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本日の足尾は、20度(9時40分)で晴れです。昨晩雨が降ったようで木々の緑が青々と感じます。昼頃に皇海山を目指して男性が舎の前を通りましたので声を掛けましたが黙々と歩を進めていましたので、明日の帰りにお寄り下さいと声をかけました。
昨晩の雨で対岸の堰から水の流れる音が久々に聞くことが出来ました。舎人:岡安さんは森びと広場の苗床でポット苗の草取りを行いました。川からの心地よい風が、作業で汗する額にあたりやる気を出させてくれます。
3時過ぎに舎にわたらせ未来基金の方がお客様を乗せて来舎されました。それは、マスコミ関係の方でした。渡良瀬遊水池がラムサール条約で国際的に重要な湿地に登録されその取材に松木に来たとのことです。ご自身も鳥が好きで舎内の鳥の写真を興味深く見ていました。私たちが南相馬での防潮堤づくりのお手伝いの話をすると驚いていました。
(舎人:岡安、済賀 本日の線量0,31μsv/h)
本日は、8時45分に遊働楽舎“みちくさ”に到着。舎の温度計は23.3℃です。松木渓谷上空は黒い雲に覆われていましたが、徐々に晴れ間も出てきて蒸し暑くなってきました。
10:00頃、一組のハイカーがみちくさ前を通りかかり、「どちらまで行かれますか?」と声をかけたところ「松木渓谷に行ってみたいと思っていましたが、なかなか来られなかった。初めて来ました。」と話してくれました。松木渓谷“グランドキャニオン”が見えるところまでの道程や岩が崩れ落ちて危険な場所などを伝え、気をつけて行って来てくださいと見送りました。
本日もJREUの皆さんが、南相馬市に嫁ぐ苗木の手入れをしてくれました。そして、今年7月に蒔いたタブの苗わけ・ポット苗づくりも行ってくれました。皆さんが作業を終了すると雨が降り出しました。関東地方は今年は降雨日が少なく、ダムの水位が低下し取水制限も出されています。本当に恵みの雨です。雨が降ると一気に涼しくなりました。
みちくさを訪れる人を待つ間、舎の周りの片付けを行いながら秋を探してみました。畑の紫蘇(しそ)には実がつきました。ススキの穂が風に揺れています。そして、森びと広場では桜の葉が紅く色づき始めました。「猛暑日」が続いていますが、秋は一歩ずつやってきています。
目に見える“秋”以外にも、朝夕の気温や肌に当たる風の具合からも季節を感じることが出来ます。自然の中で五感を磨き、自然に働きかけて生きる知恵を学びます。
(舎人:清水、高橋 本日の線量:0.283μsv/h)
アキアカネが舞う数がめっきり減ってきました。今日の舎にはオープン前に男性2人が立ち寄ってくれました。2人は初めての松木沢ハイキングでした。2人は壬生町から初めての松木を見て、「植林ボランティアのお陰で緑が増えている。ありがとう」とノートに書いてくれました。
午後に寄ってくれた東京都の太田さんは、ニゴリ沢奥にあるペットボトル製の山小屋に行ってきた話をしてくれました。朝4時頃に登って行ったルートを話してくれました。太田さんは、後日、山小屋の写真を送ってくれると言っていましたので楽しみです。
周囲の森では蝉の鳴き声は聞こえません。静寂な草地にはススキの穂がゆっくりと秋色を輝かそうとしていました。(舎人:田岡、高橋・本日の線量は0、35μSv/h)
本日の足尾は、気温が28℃あり、少し蒸し暑く感じましたが、川からの風はとても涼しくて気持ちのよい一日でした。
ハイキングに来る方が多いのではと思いましたが、みちくさを訪ねてくれるハイカーの人達はいませんでした。
森びと広場では、南相馬市に嫁入りする苗木たちのお化粧直しが、JREU方々の手によって一つずつ丁寧に植え替えられて
いました。
バッタたちも、夏の暑さを惜しむかのように日光浴を楽しんでいました。トンボや蝶々も気持ちよさそうに飛び回っていました。
帰るころには、涼しいところにいた、鹿の家族たちも川原の方に降りてきて食事をしていました。
気をつけて帰ってねとでも言うように私たちの方を見ていました。
本日の足尾の放射線量 0.327μsv/h ( 舎人 田岡 ・ 武田)
本日の足尾の放射線量 0,327μSv/h ( 舎人 田岡・武田 )
本日9時時点の天気は晴れ、気温が28.3℃、湿度51%でした。
11時過ぎに早稲田大学の先生と学生2人が訪れてくれました。午前中は、足尾での森びとの活動を見てもらうために苗床のポット苗を見てもらい、生態系の説明を行い、初体験の撒水をしてくれました。その後、木々に囲まれたひぐらし亭に行き、涼を感じてもらいました。
お昼ごはんは松村スタッフが用意してくださったナスやピーマンを美味しくいただきながら、交流を深めました。
午後は、松木沢へ散策に出かけました。みちくさから20分ほど歩くと、岩が崩れており先に進むことができませんでした。対岸に見るジャンダルムの迫力に驚きながら、名残惜しく引き返してきました。
その後、8年前から植樹をしている臼沢に登りに行きました。すでに気温は30℃を超えている中、8年前の森の入り口に入ると、体感気温は数度下がって感じます。この8年間は多くの方の力を借りながら、土や腐葉土、間伐材などをあげてもらいながら植樹と草刈りなど管理をしてきました。樹高はすでに人間の背丈を超えています。
1日駆け足で歩いた学生の2人から森びとノートに感想をいただきました。Hさんは「森びとさんの活動について話をうかがわせていただいたのですが、大変さ・偉大さに感動するとともに活動しているみなさんが活き活きとしていることがうらやましかったりもしました。またいつか成長した苗木たちを見に来たいと思います」、Sさんは「つかれた」と正直な感想。本当にお疲れ様でした。
13時過ぎには、小山市からトレッキングに来られた川面さんご夫妻が来舎されました。休みを見つけては外出をされるお2人方。奥様がピンクの森びとTシャツを購入してくださいました。次は森びとTシャツを着て、じっくり足尾を訪れて下さい。
今日は森とも集うみちくさ構想日とでも言う一日でした。天気は晴れ、気温は29.6度でしたが風が吹くと爽やかな空気が吸えた日でした。松木沢を訪れた方は3名いましたが、3人ともお急ぎの用で挨拶だけをして帰っていきました。
そんなわけで訪問者はゼロでしたので、小井戸さんは執務室設置の設計図と現場測量をしていました。晩秋には満天の星空を見て友と語り合いたいと、小井戸さんは設計図を書いては消してまた書いていました。
松木沢の周囲は秋の色や風の匂いが日に日に増しているようです。ノギクの一種が松木の杜に可憐に花びらを開いていますし、咲き終わった白い花は沢風に乗っていました。クヌギの枝ではアブラムシとアブラムシが寒い冬を越すために互いの役割を分担している様でした。
ジシングモの巣には短い命を終えた蝉がクモのいのちを育んでいました。猛暑から秋へ一気に季節が変わってしまうのかと心配ですが、人間以外の生きものたちはいつもの様にいのちを繋いでいるようです。(舎人:小井土、高橋・本日の線量は0.37μSv/h)
連日30度を超す猛暑日は9月に入っても続いています。そのため苗用の水源も渇水状態となり、取水口には水が溜まらなく私たちが途方にくれようとした本日(9/2)、朝方未明から“恵みの雨”が降ってくれました。夏休みが終わってこともあってか、本日の訪問者はいませんでした。
気分は「雨読耕晴」的になって、今日は、みちくさを訪れてくれた皆さんの気持ちを書いてくれた「森とも日記」に目を通しました。みなさんの気持ちは、私たちへの励みの言葉が多く、例えば「あったかいコーヒーごちそうさま・・・」、「緑が多くなってきましたね・・」、「昔の公害問題が、今の原発問題と重なりますね」等でした。お昼過ぎ、突然、暗雲が多くなり、周りが暗くなって土砂降りの雨が降りだしてきました。
臼沢の森ではJREU大宮の皆さんが草を刈っていましたが、作業が終わって下山する直前でしたので作業には支障しなかったようです。苗床で猛暑と乾燥に歯をくいしばっている苗木たちには「恵みの雨」となったようです。農家の皆さんが合掌して雨乞いをするという話が自分の話であると実感しました。自然の恵みに感謝です。(舎人:岡安、仁平・本日の線量は0.378μSv/h)
一昨日(31日)の夜、やっと本格的な雨が降ってくれました。9月に入り、雨上がりの松木沢周辺の木々の緑は輝いている感じでした。降雨がなく猛暑で葉が丸まっていましたが、葉の表の緑色が鮮やかでした。
今日は(9/1)、「遊働楽舎」(愛称名:みちくさ)に東京から来たヤング二人が寄ってくれました。話を聞くと、足尾松木沢・ジャンダルムクライミングの帰りということでした。アタックは天候の急変で途中断念した、ということでした。二人のコンビは1年未満ですが、「お互いの力量を信頼しているからアタックできる」と二人は話してくれました。ロッククライミングの色々な装備を見せてもらい 装備の重量が10㎏にもなると聞いて、私たちは感心したり驚いたりでした。話の節々には自然を愛している言葉があり、その度に会話は弾みました。
今日は幕営をして明日天候を見てジャンダルムへ再アタックすると言っていました。私たちは無事にアタックできるように願って送りました。ちなみに一人の方は東日本災害地の東松島で現在も支援活動をされている方でした。
二人を見送った後の帰り際に、松木の杜を見ると桜の葉が赤く色づいていました。夕日に光るトンボの羽根を見ていると、昨年初秋の森づくりで合唱した「ふるさと」を想いだしました。森は人の心のよりどころになっているような気がしました。(舎人:仁平、岡安・本日の線量は0.41μSv/h)
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