2018年5月 4日 (金)

五月晴れの足尾・松木渓谷での出逢いに感謝します

 朝、オオルリの囀りを聴きながらみちくさオープン準備をしていると登山者二人が歩いてきました。朝の挨拶をすると、男性二人は「今年初めての幕岩に登る」と言っていました。気を着けて!と言って見送りました。

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Photo_2  寒気の南下で午前中の天気が良くないという報道なので、昼頃まではビニールハウス内の片づけをしました。空は徐々に青空が広がり、気分も爽快になってきました。

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Photo_5 Photo_3 畑では、ギボウシやユリが太陽のエネルギー吸収に満足している様でした。キツネも気分がよさそうで、行きかうハイカーや釣り人に愛想を良くしている様でした。

Photo_6  昼頃になると天気は五月晴れ、舎人相棒の高橋さんと福原さんが昼食に戻ってきました。弁当を食べようとした時、男女が寄ってくれました。二人は、先月29日の「春の感謝デー」に行ったブナを衰退させない土留め柵造り現場でお会いした方でした。お二人とは、足尾の山々の魅力の話で盛り上がりました。女性の方はみちくさ内に掲示してある田中正造さんの写真に興味があるようで、その写真を撮っていました。

Photo_7  ほぼ同時間に東京から来た若い男女が寄ってくれました。東京でインターネット会社を経営しているFさん。名刺交換をして、足尾の生き物たちを社会へ紹介していく話が弾んで、当会のブログへのアドバイスを頂くことになりました。Fさん、よろしくお願いします。

Photo_8  続いて訪問してくれたのは日立市に住む素敵な男女。道を間違えたらしく、「みちくさにやっと来られた」と言って、感激している様子でした。またお会いできることを楽しみにしています。

Photo_9  14時半頃、昨日も訪れてくれました「東武エコツアー」の皆さんが立ち寄ってくれました。ツアーの皆さん、ありがとうございました。最後は、沼田市から来た釣り人二人、ホットコーヒーを飲んでから松木川上流を目指し、「少し歩いてきます!」と出掛けました。

Photo_10  今年初めての舎人でしたが、五月晴れになった足尾・松木渓谷入口での出会いはいつも心が晴れ晴れとなります。楽しいひと時をつくってくれました“森とも”の皆さん、ありがとうございました。

今日の放射線量はμSv/h0.120でした。(舎人 仁平範義、高橋佳夫)

2018年5月 3日 (木)

連休中日爽やかな風

連休中日の「憲法記念日」、天気はあいにくの雨。中倉山の山頂も雨煙に包まれて見えません…。

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02 気温も17.5℃とちょっぴり涼し目、大粒の雨が降る中でのみちくさオープンとなりました。

03 上流で削岩機の音が聞こえるのと同時に山の方から作業関係者の車が降りてきました。堰堤の工事でもしているのでしょうか。
松木沢の対岸の沢の砂防ダムの上に目をやると、崩落した斜面の一部が法面保護されています。あんなに高い場所をどうやって工事したのか?と、双眼鏡でのぞいてみると、ネットで表面を覆う施工でした。日本の土木技術は凄い!

04 10:00、小鳥たちの囀りか聞こえ始めたので外に出ると、雨があがって青空が見え始めました。ウグイスも気持ちよさそうに鳴いています。気温も上がり、ヤマアカガエルの声も聞こえてきました。

05 11:00、すっかり晴れてきたので、ちょっとみちくさの周辺を散策。かわいいツボスミレが咲いています。

06 少し上流まで歩いて行くと、先ほど聞こえてきた機械音の理由が分かりました。クレーンが動いているのが見え、ひとつ上の堰堤を工事しているようです。ゴールデンウィーク真っ只中のお仕事、お疲れ様です。

07 13:30頃、作業小屋付近で作業をしていると、何やら数十名の団体がみちくさ方面に歩いて向かっている様子…。
あわててみちくさに戻ると、みちくさの前で山田組の山田会長がハンドマイクでガイド中。足尾の成り立ちから銅山の繁栄、そしてそれにともなって起きた周辺の木の皆伐や煙害等の公害、悲しい歴史などを詳しく解説していただいているようでした。
 聞いているのは「東武エコツアー」にご参加の40名のみなさま。トロッコ列車に揺られて足尾まで…。「掛水倶楽部」や「精錬所跡」などを巡り、ヘリポート跡地までバスで移動してきたとのことです。
山田会長は足尾の負の歴史だけでなく、緑の再生に関わった人々の努力や成果についても熱く語ってくださり、ツアー参加者のみなさんも、熱心に耳を傾けてくれていました。
山田会長のお話の後、みちくさにも立ち寄ってくださいました。「森びとオリジナル手ぬぐい」、「どんぐりストラップ」もお買い上げ。ありがとうございます!
今度はご家族やご友人のみなさんとまた来てくださいネ!お待ちしていまーす!!

08 にぎやかになったみちくさも、その後はしーんと静まり返り、通り過ぎるのは工事関係車両だけ…。
明日、あさってとツアーは開催されるようですし、天気も回復傾向。連休後半はにぎやかなみちくさが期待できそうです!
5月の爽やかな風につつまれ、時折りシカの声が聞こえる、のんびりとしたみちくさの一日でした。

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本日の舎人: 済賀・小柴 (本日の線量:0.137μ㏜ 朝9時の気温:17.5℃)

2018年5月 1日 (火)

GW真っ只中!爽やかな谷風に埋め尽く

4月30日、9:00。気温23℃、快晴。「みちくさ」営業開始の合図である、森びと旗とコーヒーカップを準備していると、聞こえてくるのは松木沢渓谷を流れる水の音だけです。そして、心地よい谷風を全身に浴びると、なんとも言えない贅沢な気分になりました。「みちくさ」に来る途中に単独ハイカーを見かけましたが、帰り道に「みちくさ」によって贅沢な山業の話を聞かせて貰えば、ブログのネタになるのではと密かに思いました。

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 本日は、今夏から始まる「森の案内人」養成講座の準備を関係者と舎人で行いました。私たちは、地球温暖化を防ぐために出来ることから始めよう、と15年前から植樹・育樹を行ってきました。その過程で多くのことを学び、教訓を得ることが出来ました。足尾の歴史はもちろんのこと、森の恵みによって人間は生かされていること、自然への向き合い方、そして人間社会あり方などでした。このことを、多くの方々に感じてもらうための第一歩が新たに始まります。

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 もちろん、昼食の話題に尽くことはありません。筆者がカーラジオで「中央アルプス・宝剣岳では残雪が溶けて、島田娘が見えてきたので、農作業を始める合図としている」と聞いた話しました。すると全国にあるこのような雪形に、どうもズレがでているらしく、農作業開始に影響が出なければと思いました。そして午後は、「松木の杜」「民集の杜」を実際に踏査して、内容を検討し深めました。

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 14:00を過ぎると大勢の登山パーテイーや渓流釣りを楽しんだ方々が、下山し始めました。「時間が無い、また寄るよ」「いやー、イワナより人間の方がいっぱい居るよ」と満足げち、「俺は一昨日から入っているよ」と元気に帰路についています。

 本日の来舎は3組4名です。太田市在住のTさん。同じく太田市在住のKさんカップル。「ダムの奥は前から気になっていた」と、間藤から自転車でやってきました。

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20180430_7  そして大間々からきた方は「40年ぶりに来た。当時はロッククライミングをやっていて、ここはあと100年は緑が復活しないと思った。いまは緑が増えて驚いている」と感想を述べて頂きました。

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 本日の放射能線量は0.093μ㏜/hでした。(舎人:福田哲男、高橋佳夫)
  

2018年4月28日 (土)

のんびりしたゴールデンウイーク初日

 本日はゴールデンウイークの初日、快晴に恵まれ足尾に向かう車窓に写し出された麦畑の青さと、春から夏の季節が醸し出される沿線の田植準備風景は何とも言えない清々しい気持ちにさせてくれました。 

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010 天気に恵まれましたので、多くのハイカー(森とも)が松木沢を訪れてくれるのではないかと期待をしておりましたが、訪問者はみどり市在住の大木さんだけでした。

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015      ビヨトープのオタマジャクシ 

大木さんから貴重な写真を見せて頂きました。それは、高い木の上に猛禽類の巣があり、その中にアナグマが横たわっている写真でした。貴重な写真見せて頂きありがとう御座いました。(写真はなし)

Dsc_0011  舎人の合間にホースの修理、その後は晴天続きでしたので苗床に撒水をおこないました。今日の舎人は少しのんびりとさせて頂きました。 本日の放射能線量は0,115μSv/h (舎人:武田、松井)

2018年4月23日 (月)

緑、紅、黄、そして青。快晴の空と色とりどりの花木が人間の五感を揺さぶります。

4月22日(日)、朝から抜けるような青空が広がりました。好天に誘われ多くのハイカー、釣り人が“みちくさ”に立ち寄ってくれました。

朝9時の気温は28℃、11時には30℃となり、芽吹きの松木の森も夏日となりました。

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“みちくさ”の開舎準備をしていると、埼玉から初めて松木を訪れた“釣り人”の男性が来舎してくれました。松木川上流へのルートを確認し、帰りに寄ってく下さいと見送りました。

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 10時を過ぎると、相模湖町から松木を訪れた男性が来舎。風景写真を撮るのが趣味で初めて松木に来たそうです。舎人相方の橋倉さんも丹沢に住んでいたことがあり、現職時を思い出し、電気機関車で雨のトンネル越えの苦労話など昔話で盛り上がりました。中倉山の“孤高のブナ”保護活動や足尾の歴史にも興味を示してくれました。

帰りにも立ち寄ってくれて「良い写真が撮れました。また来ます。」とメッセージを残してくれました。

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 天気も良く室内でじっとしていられないと、橋倉さんがハイカーの来舎の合間、“みちくさ”南側の緩斜面の草刈りをしてくれました。

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 12時を過ぎ昼食をとっていると、舘林から釣りに来た男性が立ち寄ってくれました。釣果を訪ねると、「ヒットが多く、楽しめました。」と報告してくれました。訪問者ノートには「時々訪れる松木川。今日は釣りに来ましたが、日本離れした景色の中過ごせ満足でした。何度見ても足尾の山と川は裏切らない。初めてキツネにも会え、楽しかったのでまた来ます。」と感想を書いてくれました。またのお越しをお待ちしています。

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13時を過ぎると、昨日から開催されている「足尾に緑を育てる会」主催の植樹を終えた“勤労者山岳連盟埼玉西部ブロック”の皆さんが松木渓谷のハイキングに訪れ、その帰り道に立ち寄ってくれました。

「森びとのブログ見てますよ」と、森びとの活動も応援していただいているようです。ありがとうございます。

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14時30分頃、朝立ち寄ってくれた埼玉の釣り人が戻ってきました。今日来舎してくれた釣り人の皆さんと同じように釣果があった様子で「初めて釣りに来ましたが、とても楽しめました。次回はもっと奥を目指して行きます。」と松木渓谷のファンになってくれました。

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足尾の森の回復が、森にすむ生物を増やし、ミネラルを含んだ水が松木川の生き物も元気にしているようです。多くの皆さんの来舎をお待ちしています。

 

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森びと広場や“みちくさ”周辺の桜を観察すると、みちくさ横のウワミズザクラは花を落とし、房をなした小さな実がつきました。ウジョウシダレやカスミザクラは満開、風が吹くと花が散り始めました。

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森びと広場では、薄緑色の花が特徴のウコンザクラが満開です。八重桜はつぼみが膨らみ、これからが見ごろになります。

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松木の森では、濃いピンクの花が特徴のカンヒザクラが満開です。スイセンも黄色い花を揺らし、私たちの目を楽しませてくれます。

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温暖化の影響で桜の開花が早くなっていますが、森びと広場周辺ではもう少し桜の花が楽しめそうです。臼沢の森を見上げると、落葉広葉樹のミズナラやコナラ、カエデ、カツラ、ヤマザクラなど、芽吹いた若葉が薄緑や紅色に色づき、互いに枝葉を伸ばそうと競争をしているようです。

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いのちの源である森を元気にするために5月19日(土)に開催する「足尾・ふるさとの森づくり」への参加をお待ちしています。

 

(舎人:橋倉喜一、清水 卓、本日の線量 0.125v/h)

2018年4月22日 (日)

30℃を越えました!

今日は快晴で気温は朝から高め、岩登りに行く人たちからも"暑いですねぇ"という声が掛かっていました。このあたり、いつもの年ならGWが桜の季節なのに、今年はもう終りを迎えています。急激な暑さにさすがにキツネも参ったのか、裏手に有るビオトープで喉を癒やしていました。20180421094914 ごくりごくり

Img_1602 ビオトープにはびっしりとヤマアカガエルの卵が

今日と明日は足尾で木を植える先輩団体、「足尾に緑を育てる会」の植樹祭があり、たくさんの人達が参加していました。これでまた足尾にも多くの緑が増えることになりそうです。

Dsc_0020_2もっと急峻なところでもやってました。すげー

そのついでに足を伸ばしてくださる方がいるかと思っていましたが、みなさん植樹後はすぐに帰られるようで、植樹祭からの来舍は一人もいらっしゃいませんでした。残念。静かな穴場があるんですけどね。

20180421141904ここですよ、と。あと、来月19日はぼくらのもありますよ、と。

今年最初にお迎えするお客さんは、いつも来てくださる大木さん。今日も午前中「ちょっとみてくるわー」といって奥に入っていきました。お土産は美味しいお漬物。いつもいつもありがとうございます!20180421103501

後ろ姿も格好いい

20180421124206美味く頂きました!うしろはこっそり森づくりのご案内

その後、暇そうだからとスタッフの鎌田さんから依頼されたのが、5/19の森びとの植樹祭で使用する縄づくり。こんがらがった縄をまっすぐにするのが大変でした。舍人の田岡さんに手伝ってもらい一気に作成するとお昼。気温を見るとなんと30度超えの31℃。恐ろしや。

20180421122149できあがり

続いての来舍は宇都宮からいらしたご夫婦。細尾峠からアカヤシオを見に行ったがまだ少し早く、普段は山の上を歩いているのでたまには松木を下から見てみようと歩いてこられたとのこと。一旦奥まで行き、また帰りにも立ち寄って下さいました。この暑い中だったので、堰堤を超えて水場に降りて足をつけて涼み、静かな中で和んだそうです。何だかとても素敵な時間を過ごされたようでした。帰りがけに植樹の話をしたところ息子さんが海外協力隊で木を植える活動をしているのだそう。宇都宮に戻られたら是非足尾にも来ていただきたいなと思いました。20180421153220 またきてくださいー

今日は暑いせいか鳥の声もそれほど聞かれませんでした。ウグイス、ホオジロ、センダイムシクイ。みちくさから外を見ていたらチチっと声がします。ずいぶんたくさんの声がするのですが、全然姿が見えません。みえないけれど、あるんだよ。って金子みすずさんになりかけました。何の鳥かなぁ。

20180421140502神奈川の鎌倉で公園管理のボランティア活動もしている田岡さんがいうには、ここしばらく虫の数が少ないと感じることが多いそうです。気候変動についていけていないのかちょっと心配になりました。ここ足尾でも影響をしっかりみていかないといけない時が来ているようです。(舍人 田岡 小黒 本日の線量 0.150μSv)

Img_1612反省中。。。

2018年4月15日 (日)

春の嵐が運んできた自然の鼓動に感謝

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Photo_13  全国的に強風と雨の天気予報。足尾「みちくさ」の8時、雨雲の中から青空が顔を出している。風は無く、春の嵐の気配が感じられない朝でした。

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Photo_3  臼沢の森からはウグイスが囀り、ヤシャブシ、シラカンバの若葉を着けた枝ではホオジロが気持ちよさそうに囀っていました。

Photo_4  今日は天気予報の影響で訪問者との出会いは期待できません。「みちくさ」池で鳴くヤマアカガエルの声を聴きながら、のんびりしよう思います。今年初の昨日の中倉山ブナ調査で足腰の筋肉痛には良い一日になりますように。

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Photo_6  弱い春の嵐は気にかかりませんでした。池の水が涸れてオタマジャクシがいなくなったと思ったら、池にはカエルが集まり再び卵を産んでくれました。今後は池を涸らさらないように注意します。

Photo_7  春の嵐は夏鳥のジョウビタキを乗せてきました。今年初めてのシャッターを切りました。長旅で疲れているのか、西風に当たらないように「みちくさ」東側でおとなしくしていました。

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Photo_10  また、嵐が静かになると西陽が暑く感じました。樹木たちの芽が膨らみ、若葉は風に揺られながら深呼吸をしていました。

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Photo_12シダレザクラと足尾グランドキャニオン

Photo_15         嵐が去った後の臼沢の森

 キツネを観ているとまだ冬毛なので暑そうでした。キツネと会えたのは今年初めてのこと、間もなく子キツネを連れてきてくれることでしょう。春の弱い嵐が運んでくれた自然の鼓動に感謝でした。今日の放射線量はμSv/h0.134でした。(舎人 高橋佳夫)

2018年4月14日 (土)

静寂に包まれた足尾・松木沢

 今朝の9時前の足尾は曇り空。町を通り、ダムゲートに向かう道、そして松木の森にも桜がまだ咲いており、ほっこりした気持ちになりました。しかし、今夜から明日は強い雨と風が降るようですので、今年最後の姿かもしれません。

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20180414_091530  気温は7.5℃で肌寒く、小井土さんは薪ストーブを点けてくれました。

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Dscf2981  今日はみちくさを訪問される方はおらず、とても静かでした。ダムゲート付近には釣り人は多くいらっしゃたのですが、奥にまではいらっしゃいませんでした。14時過ぎに、4人家族が下山してきたので、声をかけましたが「雨が降りそうなので・・・」と仰って急ぎ足で通り過ぎていきました。

Dscf2983  午後には中倉山の「孤高のブナ」の保護の準備で中倉山から下山してきた森びとの強者4名が戻ってきました。冷えた身体を温めてもらうため、先週大津インストラクターより教わった足尾フォレストコーヒーの淹れ方でコーヒーを作ってみました。“山で飲むコーヒーは一味違う!”と感じる一杯でした。

Dscf2996_2  足尾フォレストコーヒーを片手に、強者たちは4月29日の感謝デーについて、撒水ホース交換について、みちくさ下の各々の構想を語り合い、良い構想が練りあがっていきました。

Dscf2998 (本日の放射線量:0.136μsV/h、舎人:小井𡈽、小林)

2018年4月 8日 (日)

木々の息吹に風花がブレーキをかけた足尾松木沢

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Photo_5  寒い朝の足尾。8時過ぎ、舎人で「みちくさ」へ向かう途中、中倉山登山だと思う男女10名ほどが楽しそうに仁田元川へ歩いて行った。みちくさの気温は8.5度、天気は晴れだが西風が冷たい朝でした。部屋を暖めようとストーブに薪をいれました。9時半過ぎると、小さな白い粒が西風に舞っていました。群馬の奥の方からの風花で、ホオジロやヒヨドリは寒そうでした。

Photo_2  この時季はいつも釣り人が松木川に出入りします。昼頃になると釣り人は軽やかに足尾ダムへ向かって歩いていました。期待した釣果があったのかもしれません。それとも松木渓谷の自然に満足したのでしょうか。

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Photo_4  間もなく足尾・松木沢の桜も満開です。近くの森に入ってみると、クマシデ、ヤシャブシ、イヌブナ、カエデの花が咲いていました。香りを嗅いでみると少し甘い感じがしました。

4 クマシデ

Photo_6 ヤシャブシ

Photo_7 イヌブナ

Photo_8 カエデ

 今日のハイカーは男性一人と3人、そして家族らしい3人でした。午後になっても冷たい風が吹いていましたので皆さん急いでいる様子でした。

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Photo_11  木々の春の息吹に風花がブレーキをかけていた一日でした。間もなく、寒さに耐え抜くことを繰り返し、若葉が私たちに元気を恵んでくれることでしょう。今日の放射線量はμSv/h0.127でした。(舎人 高橋佳夫)

2018年4月 7日 (土)

春がすみの足尾、美味しい「足尾フォレストコーヒー」をお試しください!

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Photo_10  みちくさオープン2週目、気温は16度。春の霞がかかったような薄曇り、中国から黄砂が飛んできたようでした。「民集の杜」の東側に植えたレンギョウは鮮やかな黄色を見せてくれていました。

Photo_14  足尾・松木沢の桜の花は一気に開いてきました。ここで森づくりをして16年ほど経ちますが初めての体験です。

Photo_11  今日は森びとインストラクターの大津さんが焙煎しているコーヒーを美味しく飲もうと、大津さんは茨城県利根町から足尾にやってきてくれました。みちくさで本格的なコーヒーを煎れて、ゆっくり足尾の自然を楽しんでもらおう、という趣旨でその名を「足尾フォレストコーヒー」としました。

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Photo_13  ブラジル、ガァテマラ、エチオピアの3種のコーヒーを大津さんに煎れていただき、コーヒーの香りと濃さを確かめながら、美味しく飲みました。

2_2  これからは美味しいコーヒーを訪問者にご馳走していきたいと思います。お楽しみにしてください。大津さん、遠いところまで来ていただきありがとうございました。

Photo_15  みちくさを閉める時間頃に、いつも足尾松木沢の生きものたちを写真に収めている大澤さんが寄ってくれました。大澤さんが気に入っているキツネ写真があるというので、皆さんに紹介してくれることになりました。写真が届き次第、キツネの親子の写真を紹介したいとおもいます。

Photo_16  みちくさ池には新しいカエルが卵を産んでいました。水が少ない所に生んでいたので、移動してあげました。今日は大津 崇さん、大野昭彦理事、仁平範義スタッフが特別参加してくれました。本日の放射線量は0.121μSv/hでした。(舎人 松村宗雄、髙橋佳夫)

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