春の嵐が運んできた自然の鼓動に感謝
全国的に強風と雨の天気予報。足尾「みちくさ」の8時、雨雲の中から青空が顔を出している。風は無く、春の嵐の気配が感じられない朝でした。
臼沢の森からはウグイスが囀り、ヤシャブシ、シラカンバの若葉を着けた枝ではホオジロが気持ちよさそうに囀っていました。
今日は天気予報の影響で訪問者との出会いは期待できません。「みちくさ」池で鳴くヤマアカガエルの声を聴きながら、のんびりしよう思います。今年初の昨日の中倉山ブナ調査で足腰の筋肉痛には良い一日になりますように。
弱い春の嵐は気にかかりませんでした。池の水が涸れてオタマジャクシがいなくなったと思ったら、池にはカエルが集まり再び卵を産んでくれました。今後は池を涸らさらないように注意します。
春の嵐は夏鳥のジョウビタキを乗せてきました。今年初めてのシャッターを切りました。長旅で疲れているのか、西風に当たらないように「みちくさ」東側でおとなしくしていました。
また、嵐が静かになると西陽が暑く感じました。樹木たちの芽が膨らみ、若葉は風に揺られながら深呼吸をしていました。
キツネを観ているとまだ冬毛なので暑そうでした。キツネと会えたのは今年初めてのこと、間もなく子キツネを連れてきてくれることでしょう。春の弱い嵐が運んでくれた自然の鼓動に感謝でした。今日の放射線量はμSv/h0.134でした。(舎人 高橋佳夫)
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