木々の息吹に風花がブレーキをかけた足尾松木沢
寒い朝の足尾。8時過ぎ、舎人で「みちくさ」へ向かう途中、中倉山登山だと思う男女10名ほどが楽しそうに仁田元川へ歩いて行った。みちくさの気温は8.5度、天気は晴れだが西風が冷たい朝でした。部屋を暖めようとストーブに薪をいれました。9時半過ぎると、小さな白い粒が西風に舞っていました。群馬の奥の方からの風花で、ホオジロやヒヨドリは寒そうでした。
この時季はいつも釣り人が松木川に出入りします。昼頃になると釣り人は軽やかに足尾ダムへ向かって歩いていました。期待した釣果があったのかもしれません。それとも松木渓谷の自然に満足したのでしょうか。
間もなく足尾・松木沢の桜も満開です。近くの森に入ってみると、クマシデ、ヤシャブシ、イヌブナ、カエデの花が咲いていました。香りを嗅いでみると少し甘い感じがしました。
今日のハイカーは男性一人と3人、そして家族らしい3人でした。午後になっても冷たい風が吹いていましたので皆さん急いでいる様子でした。
木々の春の息吹に風花がブレーキをかけていた一日でした。間もなく、寒さに耐え抜くことを繰り返し、若葉が私たちに元気を恵んでくれることでしょう。今日の放射線量はμSv/h0.127でした。(舎人 高橋佳夫)
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