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2018年5月 3日 (木)

連休中日爽やかな風

連休中日の「憲法記念日」、天気はあいにくの雨。中倉山の山頂も雨煙に包まれて見えません…。

01

02 気温も17.5℃とちょっぴり涼し目、大粒の雨が降る中でのみちくさオープンとなりました。

03 上流で削岩機の音が聞こえるのと同時に山の方から作業関係者の車が降りてきました。堰堤の工事でもしているのでしょうか。
松木沢の対岸の沢の砂防ダムの上に目をやると、崩落した斜面の一部が法面保護されています。あんなに高い場所をどうやって工事したのか?と、双眼鏡でのぞいてみると、ネットで表面を覆う施工でした。日本の土木技術は凄い!

04 10:00、小鳥たちの囀りか聞こえ始めたので外に出ると、雨があがって青空が見え始めました。ウグイスも気持ちよさそうに鳴いています。気温も上がり、ヤマアカガエルの声も聞こえてきました。

05 11:00、すっかり晴れてきたので、ちょっとみちくさの周辺を散策。かわいいツボスミレが咲いています。

06 少し上流まで歩いて行くと、先ほど聞こえてきた機械音の理由が分かりました。クレーンが動いているのが見え、ひとつ上の堰堤を工事しているようです。ゴールデンウィーク真っ只中のお仕事、お疲れ様です。

07 13:30頃、作業小屋付近で作業をしていると、何やら数十名の団体がみちくさ方面に歩いて向かっている様子…。
あわててみちくさに戻ると、みちくさの前で山田組の山田会長がハンドマイクでガイド中。足尾の成り立ちから銅山の繁栄、そしてそれにともなって起きた周辺の木の皆伐や煙害等の公害、悲しい歴史などを詳しく解説していただいているようでした。
 聞いているのは「東武エコツアー」にご参加の40名のみなさま。トロッコ列車に揺られて足尾まで…。「掛水倶楽部」や「精錬所跡」などを巡り、ヘリポート跡地までバスで移動してきたとのことです。
山田会長は足尾の負の歴史だけでなく、緑の再生に関わった人々の努力や成果についても熱く語ってくださり、ツアー参加者のみなさんも、熱心に耳を傾けてくれていました。
山田会長のお話の後、みちくさにも立ち寄ってくださいました。「森びとオリジナル手ぬぐい」、「どんぐりストラップ」もお買い上げ。ありがとうございます!
今度はご家族やご友人のみなさんとまた来てくださいネ!お待ちしていまーす!!

08 にぎやかになったみちくさも、その後はしーんと静まり返り、通り過ぎるのは工事関係車両だけ…。
明日、あさってとツアーは開催されるようですし、天気も回復傾向。連休後半はにぎやかなみちくさが期待できそうです!
5月の爽やかな風につつまれ、時折りシカの声が聞こえる、のんびりとしたみちくさの一日でした。

09

本日の舎人: 済賀・小柴 (本日の線量:0.137μ㏜ 朝9時の気温:17.5℃)

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