少しずつ秋が近づいています。
8月25日、足尾は朝から快晴です。朝9時の気温は28℃です。
川下から吹き抜ける風が松木沢を吹き抜けさわやかな1日となりました。
みちくさオープンの準備を済ませ、来舎する森ともの対応を松井さんにお願いし、午前中は20日の森作業集中日に急な降雨で中断した“松木の杜”獣害柵のかさ上げを行いました。道路側から鹿がジャンプして“松木の杜”に侵入してしまうため60㎝ほど柵を高くしました。鹿のジャンプ力とタックルの力は侮れないので、柵の点検は必須です。
最初に来舎してくれたのは高崎市の男性Aさんです。昆虫の調査で初めて松木渓谷を訪れ、カメラに収めた昆虫や爬虫類の写真を見せていただきました。虹色に輝くハンミョウを見ると自然が創り出す美しさに感動します。
午後になると、「オーストラリアから来た友人(MARIAさんLESさん)を連れてきました。」と茨城のYさんが来舎してくれました。静かな松木渓谷を気に入ってくれた様子で、みちくさノートにLESさんがコアラの絵を描いてくれました。「足尾の森にコアラを」と言ってくれましたが、ユーカリの木は植えていないので無理です。
「ウメコバ沢で水遊びして楽しかったです。」とノートに記してくれました。
“みちくさ”周辺の昆虫を探してみるといろいろな生き物が発見出来ました。みちくさ小屋にはアカハナカミキリ、草むらにはツユムシ、テントウムシ。東側のコブシの木にはクサギカメムシが数匹、上を見上げるとコブシの実が生っていました。
空を見上げると秋に移り変わる気配を感じます。森ともの皆さんの来舎をお待ちしております。
本日の放射線量 0.115µsv/h 舎人は松井、筆者清水でした。
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