秋の賑わいは、どこへ行ってしまったのか?
3連休最後の今日(11/4)、足尾・松木沢の9時の気温は12℃、快晴でした。昨日は、自然と歴史を愛する大勢の皆さんに参加をいただき、「孤高のブナの保護活動」を行ってきましたが、その子供の「希望のブナ」にも会いたいと人々が押し寄せてきました。
他方、その向かいにある臼沢の杜は御覧の通り、”秋の賑わい”には程遠い状況でした。このまま夏から冬になってしまうのかと心配するする人もいる有様です。
今日の「みちくさ」では、異常気象による豪雨から建物を守る排水溝の西端に“マス“の役目をする穴を掘り、石を敷き詰めました。
他方で、「心の園」呼ばれる斜面に昨日掘った51個の穴と、それ以前に掘った25個、あわせて76個のアジサイ植樹用の現場を確認しました。
また、夏の間に設置したハンモックを釣り下げていたロープなども撤去しました。子供だけでなく大人も喜んだハンモック、しばらくお休みです。
昼食後、山田舎人は昨日の中倉山での「ブナ保護活動」で枝打ちした「希望のブナ」をしみじみ眺め、大きく育つことを祈っていました。
そんな中、元気なシニアの男性が「ここでコーヒーが飲めるんですって?」と入ってきました。あとで聞くと喫茶店と勘違いをしていたそうです。深谷生まれの冨田さん、今を時めく”1万円の顔”渋沢栄一翁のご近所だそうで、「渋沢栄一翁の志」会員をされているとのことでした。
備前楯山を登頂し、松木まで足を延ばしたとのことで、「死ぬまで歩けるようにしたい!」と元気いっぱいの山が大好きな方です。森びとの活動に共感し、手拭いの購入とカンパをいただきました。ありがとうございました。
東京、神奈川、千葉から来られた5人グループは、「カラミ」(銅の精錬過程で出る廃棄物)に興味を持ち、山田舎人の説明を熱心に聞いていました。
午後2時を過ぎると中倉山の陰に陽は沈み、急に寒くなってきます。足尾ジャンダルムをバックに映える紅葉に別れを告げて、帰途につきました。
今日の舎人は山田と、報告者橋倉でした。
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