2021年10月10日 (日)

自然を愛し、森と暮らす人々との出会いが嬉しい足尾・松木渓谷

Photo 期待どおりの秋晴れの足尾・松木渓谷入口。今日はハイカーが多いのではないかと思い、早めに室内掃除とお湯を沸かし、放射能線量を計測しました。Photo_2 8時半頃にはイヌワシを観に来ましたと、男性二人が寄ってくれました。松木渓谷は初めてという二人との立ち話程度の時間を過ごし、二人は松木川上流へ歩いていきました。2人と話をしている途中には、昨日アタックしたクライマーが足尾ダム方面に戻っていきました。Photo_4
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 一息ついていると、何十年振りに来たというご夫婦が寄ってくれました。当時は、ロックとアイスのクライミングで何度もアタックしていた当時の話を伺いしました。アメリカでの山歩の経験も豊富で、アメリカ人の森の生きもの達と暮らす心得を話してくれました。奥様は「緑が増えることは有難いから」と言って、寄付をしてくれました。Photo_5 暫らくすると、お孫さんを連れて来訪してくれたのは、私たちの植樹にも参加してくれた古郡さん。お孫さんには山に興味をもっていただきたいとの熱い思いが伝わってきました。これからも松木渓谷を訪れたいと言っていました。Photo_6 昼過ぎには、埼玉県と神奈川県から来た若者2人。前日から松木渓谷に入り、濁り沢から皇海山まで向かう計画でしたが、雨が降ってきたのでテント泊をして戻ってきたと言っていました。冬の氷の美しさを紹介すると、是非、来年の冬に訪れてみたいと言っていました。2 15時頃、イヌワシの撮影に向かった二人が戻ってきました。イヌワシは目視で確認できたが小さすぎて撮影はできなかった、と残念がっていました。

Photo_7  「みちくさ」の管理人(舎人)は多くの出会いがありました。とても嬉しい一日でした。Photo_8 Photo_9朝陽が嬉しいのか、アナグマが顔を出した

 午前中の済賀、坂口両スタッフと舎人の加賀さんの三人は、12日に行われる補植の苗準備をしてくれました。苗の選別と撒水を丁寧に行い、冬の風にもが動かないように竹の支柱を用意し、「臼沢の森」入口まで運びました。Photo_10 1 Photo_11 Photo_12 午後からは秋雨が降り出し、松木周辺はガスがかかり、静かな半日となりました。Photo_13 本日の放射線量は0.107μ㏜でした。(舎人・加賀、高橋)

2021年10月 9日 (土)

灰色の雲の下で静かな時間を過ごした足尾・松木渓谷入口

Dsc05891 昨日の秋晴れを期待しましたが本日は曇天の足尾・松木渓谷入口でした。午前中はハイキングの下見に来たというご年配の男女数人が、松木渓谷へ向かっていきました。その他には当地を訪れた方はいませんでした。Dsc05886 「臼沢の森」では5人のスタッフ、サポーターが今年最後の草刈りをしていました。臼沢の一番上の植栽地まで階段を登って、急斜面に生えた草を刈ってくれました。Dscn7732Dscn7733 Dscn7736 Dscn7735 このメンバーは遅い昼食を済まし、その後は「民集の杜」の葛のツルを伐る作業をしてくれました。今回で2回目の森作業を手伝ってくれた山内さんはMy刈り払い機を持参してくれました。

Pa090713 Pa090722 Pa090720 私たち舎人は「みちくさ」周辺の草取りをして、静かな時間を過ごしました。明日の秋晴れを期待し、本日は閉舎しました。本日の放射線量は0.098μ㏜でした。(舎人・済賀、高橋)

2021年10月 4日 (月)

最高の秋晴れを満喫できた足尾・松木渓谷

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 昨日(3日)の足尾・松木渓谷入口の天気は気温21℃、これほどまでに気分を爽やかにしてくれるのかと感じる雲ひとつない青空が私たちを迎えてくれた最高の天気でした。Photo「みちくさ」には、私たち二人の舎人の他に小西さんが手伝いに来てくれました。午前中は、最後になった10月「里親植樹」会場へ土を運び揚げました。3人は、松木川から吹く秋風を受けて、シニアの持てる力を振り絞って20㍑の袋を50袋荷揚げしました。Photo_4Photo_5 昼食後は、「みちくさ」室内の清掃、もてなし用のお湯を沸かし、最高の青空を満喫できる雰囲気づくりを行いました。準備が終わると、突然、清水さんが来ました。10年ほど前に設置した太陽光発電の調子が悪いということで、バッテリー等の点検をしました。Photo_6

Photo_7 Photo_8 点検が終了した所で、コーヒーを飲みながら、年末までの足尾森作業の打ち合わせをしました。特に、今年の冬は「臼沢の森」内に造った間伐材の階段が15年経ち、上り下りするのには危険箇所が目だってきましたので、その補強作業をしなければなりません。600段もの階段補強作業を念入りに打合せしました。Photo_9 打合せをしていると、「中倉山はどのあたりですか?」と尋ねられ、清水さんが丁寧に応えてくれました。佐野から2時間程かけて来られた飯塚さんご夫婦でした。話をすると、山行が好きで、毎週のように山歩きを楽しんでいるようでした。Photo_10 「みちくさ」周辺はコスモス、リンドウ等の花とドウダンツツジが赤く輝き、作業以外の足尾・松木渓谷入口の秋に満足しました。久しぶりに足尾入りした小西さんからは、コーヒーとみかんをいただきましたので、美味しく食べました。本日の放射線量は、0.094μ㏜、舎人は、加賀、大野、ボランティアは小西さんでした。(報告・大野)

2021年10月 2日 (土)

台風一過の青空のもと、久々に「みちくさ」を再開!  

 大型の台風16号が過ぎ去った2日、足尾・松木沢は快晴の天気になりました。9時の気温は18℃、空気が澄み切ってとても気分が良い朝でした。昨夜の風雨は思っていたよりも軽微でしたので、久々の「みちくさ」オープンが本当に楽しみでした。コロナ禍で閉舎を余儀なくされていた間、皆様にご迷惑をおかけしましたが、どうぞ松木沢の秋を見つけにお出でください。Dscn7695 オープンの本日、日光市在住の森とも・小野塚さんが駆けつけてくれ、オープン準備を手伝ってくれました。床やテーブルの拭き掃除、湯沸かし等を行いながら、午前中の森作業中の留守番役を担ってくれました。Dscn7724 Dscn7711 森作業は、培養土運び10袋、松木、新松木、民集のネット点検、民集の杜通路・みちくさ駐車場の草刈りを行いました。

Dscn7715 Dscn7723 午後、嬉しい訪問者が来てくれました。山形県から来て、足尾のグランドキャニオンをアタックしての帰りに寄ってくれました。リーダーらしき男性は松木渓谷を何度か訪れている方ですが、「みちくさ」に寄ったのは初めてとのことでした。「ブログを楽しみにしています」と、笑顔でカメラに収まっていました。Dscn7709 本日の来舎は2人だけでしたが、松木渓谷に向かっていた方は3組の皆さんでした。足尾・松木沢の秋はこれからが本番になります。Dscn7702 Dscn7697 自粛・我慢をしてきた皆さん、これからもコロナ感染防止の気持ちを緩めず、深まる秋を感じながらこれまでの日常を振り返ってください。そんなひと時を過ごせますように、私たち「みちくさ」の舎人は皆様をお待ちしています。本日の放射線線量は、0,103μ㏜、舎人は鎌田、橋倉でした。小野塚さん、手伝いありがとうございました。

2021年7月31日 (土)

みちくさでの出会いはやはり楽しい

 本日の9時の足尾の気温は29℃、天気は曇りでした。風が心地よく吹き、蒸し暑さは感じませんでした。私は4月以来の足尾であり、コロナ禍で自然を五感で感じる機会がなく、悶々としていましたので、久しぶりの足尾に期待を膨らませてのぞみました。

20210731_110944 今日は開舎から松木渓谷を目指す方が多く、みちくさ前を通っていきました。9時30分過ぎには、中倉山を目指す男性2名が、足取り軽く向かっていきました。10時過ぎには4名のグループが松木渓谷に向かっていきました。

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 今日は、株式会社大和木材(http://www.daiwa-mokuzai.com/)さんから購入した甲羅板の搬入があり、福田社長自ら運転されて足尾まで来てくださいました。ユニック車で甲羅板300枚をおろした後、みちくさに来ていただきコーヒーを飲みながら話をしました。「同じ木を扱っているけれど、私有林や県有林をやっていて、国有林はやっていなかった」「お話を聞いていたけれど、1回来ると気持ちが変わってくる」「丸太など必要なものがあったら、個人的に協力したい」と仰っていました。福田社長、今後ともよろしくお願い致します。

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 お昼前には2人組が来舎されました。最近引越しをされた今市から来られました。松木沢を訪れたきっかけを伺うと、田中正造のことを学びに来られたそうでした。すでに谷中村も訪問されていました。話をしていくと、女性は下野新聞の「しもつけ子どもタイムズで「漫画とちぎ人物伝」の連載をされている方ということでした。地元の加賀さんは読者であり、その連載を見ていましたので、まさかそのような方と知り合うことができるとは、とても興奮をされていました。ぜひまたお越し下さい。

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20210731_120342  午後には、群馬県前橋から来られた2名が、蝶を探しに9時30分ごろみちくさの前を通って、松木渓谷を3時間ほど歩かれてから来舎されました。とても貴重な蝶らしく(名前は伺いましたが・・・)、その絵を描いてくださいました。次回来られる際には発見できると良いですね。20210731_111401

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20210731_133401 ↓運営委員の小黒さんの奥様より、香り袋を作って持ってきてくださいました。ありがとうございました。希望される方はお持ち帰り下さい。シューズ内に入れると消臭効果があります。

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【お知らせ】

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、8月はみちくさを閉舎させていただきます。

本日の舎人は、加賀・山本・小林。放射線量は0.105μSV/hでした。

2021年7月26日 (月)

心に木を植える出会いが嬉しい足尾「みちくさ」

1  昨日の夜から朝にかけて足尾は強い雨が降ったようです。日光駅から足尾へ向かう朝8時過ぎの国道は路面が濡れていました。午前9時、みちくさオープン、気温は25.8℃、昨夜の残り雲か、曇り空スタートです。

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4  朝一番の仕事は水道が出るか否かの確認。昨日は正常に出ていましたが、心配した通り水は出ませんでした。取水口に行くと沢水が溢れていましたが、パイプから水槽に注ぐ水はチョロチョロ。みちくさ蛇口に続く水槽内の水位が不十分でした。取水口が沢水の土砂下に埋まっていました。パイプを掘り返し、水槽の土砂を洗い流し。ようやく水槽内に十分な水量を供給できました。 

5 その時、訪問者が来てくれました。大野さんが対応中でした。この方は鹿沼市で自動車整備工場を営む山崎さんです。色んな事をユーチューブで発信されているそうです。「3.11で被災した同業者へ自ら工具を届けた」等の経験も語ってくれました。里親植樹の話を紹介すると、「妻の分も」と2口申込み頂きました。帰り際に一声、「次は奥様も御一緒に!」

6  午後、大野さんは松木の杜を草刈り。筆者は庭やハウスの見回り。

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8  草刈りの様子を見に行くと久し振りの珍客。アナグマに出会いました。その後、写真家の林子さんが来訪しました。お菓子の差し入れを頂きながら最新アナグマ情報も報告してくれました。

9  落とし物(カメラのキャップ)を預かっております。【SIGMA】との刻印あります。お心当たり有る方、お申し出ください。

10 本日の舎人は大野、弘永(筆者)でした。放射線量は0.105μ㏜でした。

2021年7月24日 (土)

心つなぐ“みちくさ”の一杯のコーヒー

東京などに4回目の緊急事態宣言出されていますが、都内ナンバーの車がつながっていました。

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9時、気温は27。足尾への道中、少し小雨がぱらつきましたが、日足トンネルを抜けると青空が見えてきました。今日の松木もいい天気です。

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準備を終えた9時30分過ぎ、みちくさ入り口で入るのをためらっていた二人に、「どうぞ入って休んでください」と声をかけました。二人連れのご夫婦は「今朝、6時ごろ桐生の家を出て、7時頃に着いて、この奥の松木川沿いを散策してきました。」と話されました。ウメコバ沢の入口まで行ってきたそうです。

年齢を聞くと、「現役をリタイヤし67歳です。」とのこと。私と同年代と分かり、一気に距離が縮まり会話が弾みました。

帰りに「おいしいコーヒーをいただきありがとうございました」と、ご寄付をいただきました。森の木魂の冊子と里親植樹のチラシを渡し、みちくさの看板の所で記念撮影をしました。根岸保・美佐子さん、また足尾に来て、“みちくさ”に寄ってください。

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その後、昼までに少し時間がありましたので、私はみちくさの周囲、小柴くんは松木の杜の草刈りを行いました。松木の杜で、奇妙な形をした「シャチホコガ」を見つけたとのことです。

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昼食後は、誰も訪れる人はいなく、私は松木・新松木の杜の点検、小柴くんは刈払機のメンテナンスをしました。

みちくさの庭や新松木の杜にはたくさんのジャノメチョウやヒョウモンチョウ、アキアカネが飛び交っていました。鮮やかな色のシオカラトンボのオスも見ることができました。

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気象庁によると、日本で「バケツをひっくり返したように降る雨」の年間発生件数は、2011年からの10年間で平均334回だそうです。地球温暖化による気温の上昇で豪雨が増えているのです。その原因の二酸化炭素など温室効果ガス排出です。木を植えることで少しでもCO2吸収の一助になれば…。

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夏はこれから…台風の季節です。コロナ感染、熱中症に気を付けて、持続可能な生存を可能にするため、ますます健全な森づくりが重要です。

本日の放射線量:0.089μ㏜、舎人は大野(筆者)、小柴でした。

2021年7月23日 (金)

松木渓谷を吹き抜ける風は、木々や人間に爽快感を与えます。

 本日は7月23日、昨夜の雨で気温が下がり、足尾の森びと広場は涼しく感じられます。寒暖計をみると9時の気温は23℃です。今日の舎人は済賀さんと筆者、森作業に福原さんと加賀さんが参加してくれました。

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 みちくさのオープン準備を済ませて、作業小屋に集合し、コーヒーを飲みながら打ち合わせを行いました。21日に第3回里親植樹が開催されましたが、臼沢西の森の草の生長が早く、幼木が草に覆われていると報告を受けて、加賀さん、福原さん、筆者は臼沢西の森の草刈り、済賀さんには舎人担当をお願いし、さっそく作業に取り掛かりました。スタッフがハチに刺される被害も出ており、ハチ除けスプレーと薬類を準備し、軽トラックに荷物を載せて森に向かいました。

 現地に到着し、植樹地を確認すると幼木が草に覆われています、黄色い花をつけたビロードモウズイカが一段と大きく伸びています。

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 幼木が太陽の光と風を感じられるように草刈りをスタート。草を刈りすすめると、ウサギに頭を食べられた苗木の根元からは新しい枝が伸び葉を広げています。

 刈った草は根元に敷きマルチング。水分の蒸発を遅らせ、木の栄養になります。

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 草を刈っているとブーンという羽音が横切ります。ハチが来た!と警戒すると、大きなアブが飛び去り、また来た!と見るとトンボが支柱の篠竹に止まりました。そして東側の金網に近くなるとハチが数匹飛び回りはじめ、ハチが落ち着くまでその場所を避けて草を刈りました。ハチは土留めの甲羅板の下の草に潜るように隠れたので、甲羅板の隙間に巣を作っているのかも知れません。

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 天気が良いため蒸暑く、熱中症にならないように水分を取りながら作業をすすめていきました。ヒグラシの鳴き声が松木の森に響きわたっています。

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 12時近くになると松木渓谷から涼しい西風が吹き始め、ジャンダルム方面を見ると灰色の雲がでてきました。雨が降ってきそうなので草刈り作業を切り上げ下山することにしました。植樹地10段の草刈りが出来ました。

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  “みちくさ”には、埼玉県より二人組の女性が立ち寄ってくれました。「自然がいっぱいでいいところですね。紅葉がきれいな秋に来てみたい」と感想を伝えてくれました。「緑基金」にカンパ金をいただきました。ありがとうございました。ハイカーや森ともの皆さまが休憩できるように“みちくさ”横のベンチ周りの草を刈りました。皆さまの来舎をお待ちしています。

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 草刈りチームが森びと広場に着くと雨が降り出しました。昨日も昼に強い雨が降ったようですが、今日も強い降りです。昼食をとっている間に止むことを期待しましたが、止みそうもないので、ビニールハウス内の整理をし、荷物入れのロッカーを運び入れました。

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  2時半過ぎに雨も上がり、済賀スタッフより松木の杜の草刈りが途中になっているということで、1時間ほど草刈りを行いました。草に隠れた低木の周りを刈りました。風が通るようになり、低木も気持ちよさそうです。雨が上がるとキジやシカなど森の仲間たちも顔を出してくれました。

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 3時半を過ぎたので、草刈りに区切りをつけて、道具を片付け、本日の作業を終了しました。

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 “みちくさ”の訪問者は2名でした。本日の舎人は、済賀、清水。森作業は、加賀、福原でした。

 報告・清水(本日の放射線量0.155µ㏜/h)

 

2021年7月22日 (木)

山の天気は変わりやすい ~本来の森はこれくらいの雨大丈夫~

連休の初日の今日、朝みちくさに着くと、すでに気温は30℃を超えてました。Img_0287 この暑さだからハイカーは午前中はこないだろうということから、済賀さんは松木の草刈へ。自分は、昨日の里親植樹の、植樹確認にこられた橋倉さんのお手伝い。Img_0298_2 おかげで、これまでの里親植樹の現場を確認できました。尾根筋の暑さの厳しいところ、苗木たちは元気そうです。こうした場所に植樹場所をつくられたスタッフの皆さんには頭が下がります。Img_0292_2

昼になると雲行きがあやしくなり、昨日もそうだったようですが、午前とは一転雷雨になりました。

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外にでていたカップをみると2cmぐらいの雨がたまっていました。Img_0354_2

でも森を見てみると、水たまりなどなく、すべての雨を土壌に十分吸収できていで、これぐらいの雨であればまったく問題ないようでした。
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しばらくすると、晴れてきました。

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今日は、みちくさに寄ってくれる人は誰もいないのかと思っていたところ、林子さんがきてくれました!Img_0356_2

今日は、来客がほぼなかったですが、快晴から一転、雷雨でまた快晴とその環境変化を観察して、本来の森は、これくらいの雨であれば、まったく問題ないものであることを実感しました。今、気候変動による災害が多発しておりますが、本来の森の機能であれば、それらは十分対応できるのではと考え、本来の森の機能を改めて見直すべきではと考えたりしました。

本日の舎人 済賀 宮原 (本日の放射線0.124μSv)

2021年7月19日 (月)

雨にも、夏の暑さにも負けず・・・!

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 昨日(18日)の足尾・松木沢は雲ひとつない青空で、見上げると吸い込まれそうな深みのある色合いでした。なんと9時の気温は30℃に上がり、昼には35℃を超えてしまいました。

今日は”みちくさ”の当番と森作業に分かれ、ポット苗への散水と21日に行う「第3回里親植樹」の準備です。暑い中、臼沢西の杜の植樹地に培養土を散らして整地を行ないました。その後、植える苗木の選定と、残りの苗木の本数を記録しました。

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最近の新聞でヤマユリの開花の記事が載り、気になっていたので新松木の杜のヤマユリ達にあってきました。残念ながら開花はまだでしたが、合計10個の蕾を付けていました。

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今日は”みちくさ”の当番と森作業に分かれ、ポット苗への散水と21日に行う「第3回里親植樹」の準備をしました。暑い中、臼沢西の森の植樹地に培養土を散らして整地を行ないました。その後、植える苗木の選定と、残りの苗木の本数を記録しました。

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 みちくさの訪問者には珍しい地元の皆さんが訪ねてきました。足尾漁協の星野さんと神山水産の勇人(ゆうと)さんです。2人は久藏沢に8,000匹ものイワナの稚魚を放流した帰りに寄ってくれました。「足尾の人たちは松木沢の桜や紅葉の良さを知らない!」と言う星野さんに誘われ、神山さんは初めての松木沢でした。神山さんは、自然の豊かさに驚き、また必ず来ることを約束して帰りました。すっかり松木の自然に魅了されたようです。また必ず来てください。

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午後は、新しい森づくりを予定している場所の測量を細かに行いました。

Dscn7510本日の線量は0,111μ㏜、舎人は弘永、橋倉でした。

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