2021年11月13日 (土)

紅葉の季節に別れを告げる足尾・松木沢!

    今日は11月13日、今朝の足尾は、今シーズン一番の冷え込みかと思わせる寒さでした。駐車中の車のガラスには、霜がびっしりと張り付いていました。今日の舎人・相方は済賀さん。「早く着きすぎたので、先に入ってオープン準備をしておきます。」と元気な電話が入りました。

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 森作業の仲間を待って「みちくさ」に到着すると、薪ストーブの暖かさが春のように感じます。それでも直ぐに作業小屋に移動して打ち合わせです。告げられた作業は、臼沢の森の階段修理材料の背負い上げでした。

1636806254560_dscn7829     今日のメンバーは、鎌田、加賀、済賀、福原という剛腕・強力メンバーです。非力な筆者は「みちくさ」での舎人当番です。4人は、秋の終わりを告げるモミジのトンネルをくぐり、「A地点」(コンクリート土留めの上から2段目)まで、そこで必要な36セット(1セットは、横杭1本、縦杭2本)を運びあげてくれました。本当にお疲れさまでした。

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    「みちくさ」への来舎は、8人でした。全てが散策の皆さんで、足尾・ジャンダルム登頂の皆さんは、残念ながら時間切れのため来舎出来ませんでした。

1636806248263_dscn7824    それでも、常連となっている動物写真を趣味としている大沢さんと長い時間話しができました。そして館林から来られた「あけまる」さんとは、祖父が松木村の「星野さん」ということが話されました。父親は死の直前まで出自について話をしなかったと言っていました。「また必ず訪れる」と、約束をして帰って行きました。

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    最後は、足尾の山々を愛するUさん。Uさんならではの中倉山の様子を伝えていただきました。

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     臼沢の森は、いまだ輝いた空間を創っていますが、森びと広場の桜はほとんど葉を落としました。厳しい寒さを伴って冬が近づいて来ている松木沢です。

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 本日の森作業は、鎌田、加賀、福原、舎人は済賀、筆者・橋倉。放射線量は、0,115μ㏜でした。(報告 橋倉)

2021年11月 8日 (月)

冬支度する静かな足尾・松木沢で森と暮らす心得を学ぶ

 足尾に向かう途中の7時半過ぎても「いろは坂」に向かう渋滞はありませんでした。今日の舎人は最年長の鎌田さんと筆者。「みちくさ」には午前8時半に到着、天気は晴、気温は10.4度でした。足尾ダム駐車場は満杯、道路には車が溢れていました。なのに、みちくさ前の道を通る人影なし、どうやら車の皆さんは中倉山方面ですか?117 みちくさ周辺には動物の姿も見えなく、生きものの鳴き声すら聞こえませんでした。聞こえるは鎌田さんが操縦する刈払機エンジン音のみでした。非常に静かな松木渓谷でした。午前10時過ぎにジェット機の音が聴こえ、快晴の青空を見ると飛行機雲が一本。再び立冬過ぎの静寂な松木渓谷入口。Am10 昼食後、50代の御夫婦が来舎です。トイレと外テーブル利用の申込でした。御主人は初の足尾、奥様は子供の時に家族で来て以来の訪問でした。「足尾は良かった」という奥様の言葉で松木沢行き決めたそうです。少しの時間、色々と話し合い、出発する時に森びと手拭い(藍色)お買い上げいただきました。2人は自転車で松木川の上流へ向かって行きました。Photo 3人目の方は千葉県の田口さん。ここでは常連の方です。【みちくさ動物アルバム】に多くの写真を提供して頂いています。アルバム主人公は松木渓谷に出没する動物たちです。今日は狙っている猛禽類が過去最大で撮れたと喜んでいました。Photo_2 来舎4人目の方は佐野市の荒井さん。大きなレンズ装着のカメラを手にしていました。野鳥や動物の撮影で山歩きしているそうです。当団体の植樹活動を説明すると荒井さんから興味深い話が飛び出しました。荒井さんの本業は野菜農家、人参の生育が悪く、あれこれ試すも効果なし。今年、初めてトラック2台分の広葉樹の葉を畑に投入すると人参は順調に育ったそうです。それ以外のホウレン草やキャベツも驚くほど育って、規格外の大きさになり、スーパーで特売すると、即、完売したそうです。私は、土の重要性を改めて知りました。Photo_3  来舎5人目の方は林子さん。動物やカメラに詳しい当団体メンバーです。その時、千葉県の田口さんが「みちくさ」に寄ってくれましたので、3人で足尾松木沢の生きものが話題になり、生きもの達の識別法を知ることができました。私は空を見上げる楽しみが増えました。Pb050795

 まもなく冬です。「臼(うす)沢の森」の獣害防止や階段修繕が森作業の最重要課題。動物たちも命懸けです。植樹している我々も必死です。お互いの知恵を比べ合う生存競争がし烈になります。勝ち負けの問題ではなく、私たちはうまく共存するにはということを考えながらの作業になります。

 みちくさ内では数々の写真を展示しています。中倉山【孤高のブナ】【田中正造】【動物たち】など。閲覧や見学は無料です。自由にご覧ください。本日の舎人は鎌田、弘永(筆者)でした。(本日の放射能線量は0.098μSvでした)

2021年11月 6日 (土)

立冬前の小春日和のもとで秋の恵みを満喫できた足尾松木沢

Photo  立冬前日の足尾の朝の天気は小春日和でした。足尾ダム駐車場は満車で、道路には駐車してある車が列をなしていました。足尾の自然を満喫したい方々が、中倉山登山や足尾グランドキャニオン方面へ目指している様でした。Photo_2   ススキが輝いていましたPhoto_3 午前中は、昨日の森作業の続きを松村宗さん、福原さん、髙橋さんが行いました。私は「みちくさ」オープンの準備を整えた後、その作業に合流しました。Photo_4 Photo_5 Photo_6 Photo_7 作業は「みちくさ庭園」内のアジサイを猿の食害から護るためにアジサイを漁網で覆いました。作業をしていると「みちくさ」に寄ってくれた方がいましたので、コーヒーをご馳走しました。塚原さんという男性は「ここに来るのは4回目です」と言って、笑顔をみせてくれました。Photo_8 昼食後には家族連れの皆さんが「みちくさ」に立ち寄ってくれました。足利市から来た親子は「10頭くらいの鹿の群れを見ることができました。糞は丸い形をしていました。」、「コーヒーが美味しかった」、「市植樹活動に参加したいです。来年の里親植樹には3名が参加します。」と言ってくださり、その会費まで預けてくれました。また、コーヒーのお礼ですと言って、寄付もしてくれました。Photo_9  直後には、野木町から来た親子5人が寄ってくれました。「みちくさ」で少し休んでから、記念写真を撮って帰路につきました。Photo_10  今日は、南相馬市で森の防潮堤づくり応援をしている市民の「応援隊」の東城さん、岩橋さんが2年ぶりに足尾入りをしてくれました。2人を歓迎してくれたのは、秋晴れと木々の秋の装いでした。Photo_11 Photo_12 松村宗さん、福原さんと高橋さんが、足尾・松木沢の紅葉の輝きを案内してくれました。私たちが育てている木々の生長を見た二人はその美しさと香り、踏みつける落ち葉の柔らかい音にため息をついていました。Mm Photo_13 Photo_14     寒桜が咲きましたPhoto_15レンギョウも咲いていました。驚きです。
 本日の舎人は、高橋さんと大野でした。(本日の線量は0,103μ㏜)

2021年11月 3日 (水)

緊急事態宣言解除、賑わいが戻り始めた⁉足尾・松木沢

   今朝9時30分の足尾の天気は晴れ、気温は17℃でした。日光ICから渋滞となり、ノロノロ運転となりましたが、紅葉を楽しみながら足尾に向かいました。

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   足尾に着くと、中倉山ブナ保護のお手伝いをされていた加賀さん、橋倉さん、坂口さんがみちくさを開いてくれていました。

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 最初の訪問者は、日光市から来られた女性。「いい天気に恵まれ、ひとりで松木に来てみた。途中で「みちくさ」さんで一休み。いろいろなお話を聞くことができました。荒れた山に木を植えてくださっていると。頭がさがります」とノートに書いて下さいました。ぜひまたお越し下さい。

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 加賀さん、橋倉さん、坂口さんは松木の森にあるサクラに獣害防止のための幹ガードを捲きました。

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 松木の森の様子です。

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 みちくさ広場にも赤や黄色に染まった紅葉と緑の木々がキレイです。20211103_110613

 今日は陽気が良いため、松木沢を目指すハイカーが目立ちました。トイレを利用される方は多かったのですが、訪問者は少なかったです。また、ベンチでランチをされる方が2組いらっしゃいました。みちくさの庭には猿がひなたぼっこに訪れていました。20211103_131641

 2組目は茨城県牛久市から来られた榎本夫妻。同郷のスタッフ・済賀さん曰く、ご主人は森づくりに携われている方だということでした。ぜひまたお越し下さい。

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 その後、林子さん、そして中倉山から下山された大塚さん、清水さん、済賀さん、共同通信の記者さんが来てくれました。お疲れのところありがとうございます。

 緊急事態宣言が解除され、外出する機会も増えることと思います。今週いっぱいは紅葉が楽しめそうです。みちくさも今年は11月で閉舎します。感染症対策をされて、足尾・松木沢にお越し下さい。

20211103_093703_2 本日の舎人は加賀、小林。放射線量は0.103μSv/hでした。

2021年10月31日 (日)

曇天の秋の一日を味わいました

 本日の足尾・松木の9時の温度は10℃でした。天気は曇りで大変寒い朝でした。早速、薪ストーブに火を付けて遠赤外線の暖かさでホットした気持ちになりました。天気予報ではでしたが、現地は雨が降りそうな雲行きでした。Dsc05971 午前中の作業は、「臼沢の森」の階段補修用資材の置き場にパレットを敷きまとた。「臼沢の森」のヤマモミジの色が悪い」と橋倉さんが心配していました。今日から英国グラスゴーで始まるCOP26の野心的な対策に合意し、私たちの生存の危機を回避できることを望むばかりです。Dsc05975
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その後、橋倉さんは車の通行が見づらい場所の道の草刈りをしてくれました。松木渓谷入口を散策する方々の安全を考えての草刈りでした。続いて、みちくさの庭のドウダンツツジの周りの草刈りも行ってくれました。鮮やかな赤色のドウダンツツジの輝きが増した感じです。Dsc05978  みちくさの前を9時過ぎに5名のロッククライマーの皆さんが通過するときにお声掛けをしましたら「帰りに寄ります」と返事を頂きました。その後、若い男性が大きなリックを背負っていましたので声をかけると「4泊5日で尾瀬まで行きます」と元気な声がかえってきました。熊が出るので注意してくださいと伝えると熊防止スプレーを見せてくれました。準備万端で安心しました。Dsc05979
 昼になると小雨が降り始めました。朝に御声掛けをした5名のロッククライマーが寄ってくれました。皆さんたちは、山岳ガイドの佐藤博さん指導でロッククライミング練習ということでした。天候悪で不十分な訓練でしたと残念がっていました。佐藤さんは、50年前にこの地でロッククライミングをはじめていた大ベテランでした。冬にはアイスクライミングもされているらくし、「近年は、上まで凍らなくなっている。明らかに地球温暖化の影響で困っています」と言っていました。Dsc05981Dsc05977
松木の木々も色好き始め、本日は曇天の一日でしたが小さい秋を感じることが出来ました。夕方、雨が上がりましたので帰路に着きました。Dsc05982 本日の舎人は、橋倉さんと済賀でした。本日の線量:0,103μ㏜でした。(報告・済賀正文)

2021年10月25日 (月)

爽やかな秋の空気を満喫した足尾・松木渓谷の賑やかな出会い

1 2 足尾町のアパートを出る時、車のフロントガラスが凍っていました。寒いなあーと感じながら快晴の松木渓谷入口へ、みちくさには9時到着。気温は思ったより高く8℃でした。相方の舎人・小柴さんは日光の紅葉シーズンを迎えて道路が混雑していると予想して、いつもの経路でない道を走って定時に到着。M オープンの作業を済ませ、薪ストーブの暖にあたりながら、暫くぶりの小柴さんと打合せ。午前中は、26日に行なう廃棄物整理の最終チェックを行いました。Photo 今日は日曜日、途中の足尾ダムの駐車場は満杯、道路にも車が駐車してありました。みちくさでの出会いを期待したところ、発情期の牡鹿に威嚇されて戻ってきたカップルと立ち話ができました。3 2_2 Photo_2 その後、続けざまに宇都宮からのご夫婦、柏市からの親子、前橋からのご夫婦、伊勢崎からのお二人と賑やかな出会いでした。皆さん、松木渓谷は初めてということで、爽やかな空気を満喫されていました。中倉山とブナの話を紹介すると、興味を抱いてくれていました。Photo_3 Photo_4Photo_5  相方の小柴さんから今後の森づくり活動への提案がありました。興味あることでしたので、仲間たちと話し合っていきたいと思いました。私が面白かったことは、「百均」で買ったアルミの鍋で米を焚いて食べたことでした。固形燃料で炊いたご飯はサバイバル時代を生きていくためのひとつとしてもためになり、味も捨てたものではありません。Photo_6 Photo_7 「臼沢の森」はまだ”紅葉の秋祭り”には早く、1週間から10日後ではないかと思います。素敵な出会いに会えることを楽しみにしています。Photo_8 本日の放射線線量は0,113μ㏜でした。舎人は、小柴さんと筆者の橋倉でした。

2021年10月24日 (日)

初冠雪の男体山に驚き、秋本番を迎える足尾松木渓谷

足尾・松木渓谷に向かった昨日、予想していた通りに清滝インターからいろは坂へ向かう道は渋滞でした。予想外だったのは男体山の初冠雪でした。栃木県民35年の筆者ですが、10月の冠雪は記憶にありません。早目にスタッドレスタイヤ交換をしなくてはと思いながら、足尾へ向かいました。

2 松木渓谷入口の朝9時の気温は10.2℃、天気は晴。早速、「遊動楽舎」(愛称名・みちくさ)のオープン準備。訪問者用の湯を沸かし、今日のベテラン相方の鎌田さんは薪ストーブに薪を入れて着火、その後は取水口のチェックをしてくれました。3  午前中は、鎌田さんが獣害防止に幹ガード設置へ、筆者はハイカー数組に声掛け。「男体山が冠雪してました。凍結等に気を付けて下さい」と。4 10:30頃、老夫婦が立ち寄り、二人からは森びとプロジェクトの母体、お墓の場所、自家発電設備、「黒い山」(精錬の滓)などの質問をうけました。「宇都宮ハイキングクラブ」に参加している山好きな御夫婦でした。6 11時過ぎると、初老の男性が寄ってくれました。足尾は初めてということでした。太田市在住の大川さんという方で、「近所に住む元足尾住民の星野さんから、当時の話を聞いて足尾に興味が沸いた」ので来たと言っていました。でも、「現場はイメージと違う。歴史の影は遺産として残すべき」等を話していました。鎌田さんは『孤高のブナ』の保護活動の話を紹介しました。7 昼食後、鎌田さんは幹ガード作業を継続、筆者は聞こえるの秋風と雄鹿の声を聴きながら、ゆっくりと静かな時間が過ぎていく中で訪問者を待ちました。8 冷え込む秋を迎えていますが、足尾・松木渓谷入口の紅葉は間もなくです。是非、そんなひと時を味わってください。9 本日の放射線量は0.088μ㏜でした。(舎人:弘永・鎌田)

2021年10月17日 (日)

静寂で秋寒の足尾・松木沢

 本日の8時30分の足尾の天気は雨で気温は11℃でした。昨日から足尾入りしている松井さんが早めにみちくさのストーブに火を入れてくれていました。めっきり朝夕は冷えてきましたので、大変助かりました。

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 今日の責任者である加賀スタッフより、今日の作業について説明がありました。2グループに分かれて作業を行うことになり、1グループ目(加賀さん、坂口さん)は20日に開催する里親植樹のために篠竹差しを、もう1グループ(松井さん、小西さん、阿部さん)は不用品の整理をしました。

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11 午後になると、風は強いですが、晴れ間が見えてきて作業日和となりました。

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15 1日静寂に包まれた時間となりましたが、途中からの秋晴れを見ることができたことや彩り豊かな秋が間もなくやってくることを期待し、閉舎しました。

 本日の放射線量は0.117μSvでした。(舎人:松井・小林)

2021年10月16日 (土)

雨天の中整理整頓をする!

 本日9時の松木沢渓谷は気温は16度で、霧が深い雨の終日で「みちくさ」を訪問する方はおりませんでした。

 東京FCの阿部さんの安全運転で筆者は東京府中を、5時20分に出発し途中から雨が降り出しましたが9時にダムゲートに無事到着した。すると朝早くから20日の里親植樹に使用する篠竹切り出しを終えた鎌田さんと橋倉さんと合流し入山することが出来ました。

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雨天の中で出来る作業について打ち合せを行ない、これまで皆さんの協力で進められた植樹・育苗などで出ましたごみ類を廃棄、処分を「うんしゅう亭」内で整理をすることにしました。

 

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 フレコンの中には、様々なものが入っておりゴミ収集車に1人でも積み込む事が、可能な大きさにカーター等を使い整理をしました。作業をしながら思うことは、フレコンに入れる際はゴミセンターに整理し搬出する人に、心を馳せ中味を確認し分別して頂ただければと思う。

 

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スムーズに作業が進み4袋のフレコンの整理が終わり、全部で6袋となりコンテナ周辺も片づける事ができました。今後鉄クズ等をスタッフの協力を得て、整理し搬出する準備を進めていきます。

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今日、整理整頓ができ達成感を得ることが出来ました。雨の中作業ありがとうございました。

Dsc_1320雨の雫で光輝くからたちの実 

本日の線量:0.104μsv/h   舎人:鎌田・松井 森作業:橋倉・阿部

 

2021年10月11日 (月)

松木村人の暮らしを描いてみた足尾・松木渓谷  

 振替休日と思い「みちくさ」をオープンしましたら、オリ・パラ開催で平日になっていました。天気は秋の快晴なので、中倉山の「無言の語り木」(孤高のブナ)の調査に出かけたスタッフたちとのトランシーバー連絡員になりました。 

Photo ブナ観察スタッフが稜線を歩いている時間に、望遠レンズでメンバーを確認し合ってその姿を写真に撮りました。Photo_2Photo_3 そこに話しかけてきたのはハイキングに来たという男女4人連れ。話をしているうちに分かったことは、この松木村で生活していた星野銀次郎さんの孫である星野さんご夫婦ということでした。その友だちと一緒に秋の松木沢を楽しんでいたということでした。Photo_4 立ち話でしたが、松木村の祖父から訊いたという村人の生活の様子と松木村の歴史の話に盛り上がりました。森づくりをボランティアをしているという話をすると、持っていた菓子とミネラルウォーターを置いていってくれました。ありがとうございました。Photo_5 ちなみに祖父の銀次郎さんは、松木村が廃村になってしまってからも、最後の一人になるまで村に住んでいた方です。Photo_6 13時頃になると、80歳の男性が寄ってくれました。絵画を制作している糸井常次さんという方で、6月に東京都からみどり市に移住してきたそうです。コーヒーをご馳走し、秋の絵画展などの紹介もしていただき、静かなひと時を過ごしました。Dsc05902_2 14時、中倉山のブナ観察スタッフが「みちくさ」に到着。遅い昼食を済ませて、今日の観察結果を話し合いました。(舎人 高橋佳夫)

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