「里親植樹」の苗木調査で一喜一憂。
5月21日日曜日、足尾・松木の里は曇り空、8:15気温は13℃、暑くも無く寒くも無く作業には丁度良い気温です。今日は濟賀さんと筆者のが担当。打ち合わせ後、午前中は森作業、午後からは「みちくさ」をオープンします。午前中は、「里親植樹」の苗がかなりの数で食害(うさぎと思われる)にあっているので調査をすること、その後は崩れている土留めを修繕することにしました。軽トラに大ハンマー、鉄筋、筆記用具を積み込み現地へ向かいました。 調査は、①動物の食害に遭わずに元気に育っている苗木②食害はあるものの残った幹の横から芽が出ている苗木③食べられて短くなった幹の根元から芽が出ている苗木④枯れている苗木、苗が引き抜かれて無い苗木に区別し、全ての苗木をチェックしました。結果は、①80本②193本③268本④95本という結果でした。元気な苗を見ると「いいぞ!良かった。このまま育ってくれ。」とエールを送り、食べられてしまっても根元から芽が出している苗木には、「かわいそうになぁ。でもこれから頑張ってくれよ。」と励ましながらチェックしました。 1時間ほどで調査は終了し、続いて土留めの修繕を行いましたが、杭にしている細い鉄筋が飛び出していて、危険なものがあるので抜こうとしますが、曲がっていて抜くのに苦労しました。太い鉄筋に交換してしっかりと打ち込みました。
筆者は12:50頃「みちくさ」をオープンさせ、訪問者を待ちました。濟賀さんは、6月11日に延期した「中倉山ブナ保護」の時に持っていく土を乾燥させるために、ハウスの中に広げています。また、その後は、道路の修繕も行いました。 今日の足尾・松木の里は鹿や猿の姿も無く、エゾハルゼミの鳴き声が響き渡るだけの静かな佇まいでした。ロッククライマーの方が数人通りましたが、「みちくさへ」へは寄らず、本日の訪問者はいませんでした。。本日の、担当は濟賀スタッフと加賀でした。(報告:加賀春吾)
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