虫たちに気付かされた秋の気配!
日本のあちらこちらから猛暑日の便りが届けられています。本日、9時20分、「みちくさ」の気温は26℃。標高800mとはいえ、ここ松木沢も昼には気温31℃に上がりました。
まさに茹だるよう陽気のなかで空を見上げ、「みちくさ」の廻りを飛び回るトンボの数に驚きました。キタアカネをはじめ、オオシオカラ、シオカラが自分の縄張りを元気に主張しあっています。
そして地面を見れば、カナヘビの親子が「みちくさ」周辺を興味深そうに這い回っていました。
今日の訪問者は、栃木連合の観察会に出席した男性が立ち寄ってくれました。その後、ホンダ技術研究所の男性が寄り、2006年から始めている植林の話を伺うことができました。
今日の青空は、天高く見えましたのでいよいよ秋が近そうでした。遠くで囀る蝉の声も夏の終わりを感じました。今月下旬には秋の味覚として素麺かぼちゃ(上の写真)もが食べられそうです。
明日は立秋、暦の上では秋になります。そんな気持ちで虫たちの鳴き声を聴いていると、「人間の皆さん、季節の移り変わりが騒がしくなっているね」、と言っているようでした。世の中の流れもそうですが、いずれも騒がしい原因をつくっているのは人間です。「森に生かされていることに感謝しなければならない」と思いました。(舎人:松村宗雄、福田哲男、本日の放射線量は0.133μSv/hでした)
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