足尾・松木沢の素晴らしさと恵みを語り合いました
足尾・松木沢の朝9時の気温は25度、快晴でした。4月初旬に雪が降り、「まだ春は遠いのか!」と思ったのがウソのような天気でした。
森びと広場の桜は大半が葉桜となり、今は八重桜が五分咲きとなっています。
昨日の出会いは「どくだみ荘」近くに住む塚原さんの奥さまでした。「5月23日の植樹祭には行くからね!」と言いながら、自宅から一時間もかけて歩いて来ました。いつものように美味しい手料理を持ちながら、ご馳走さまでした。塚原さんは「中倉山に登りたい。孤高のブナに会いたい」と言っていましたので、私たちは「いつでも案内しますから是非!」と歓迎しました。
次に出会ったのは、群馬県太田市から来られた遠藤さんご一家です。歴史が好きなお姉さんと爬虫類が大好きな妹さんの四人家族です。「足尾の山々がなぜハゲ山になってしまったのか?」、「人間ひとりが生きていくための酸素は、何本位の木が必要か?」などの話し合いをしました。帰りに寄ってくれた遠藤さんたちは、猿の群れを動画撮影できたことに大喜びでした。ノートに「木を植えに来ます」と素敵な絵と言葉を残してくれました。
三番目の出会いは、宇都宮市から来られた斎藤さん。日本カモシカを撮影したいと訪れましたが、残念ながら出会うことは出来なかったそうです。しかし、栃木県の鳥・オオルリを見ることができたことに喜んでいました。
そんな中、夏のような暑さの中で“みちくさ畑”を耕し、ヤツガシラを植え付けていたのは舎人の松村(宗)さんです。
まるで旧松木村の村民が現われたようなシーンに思わずパチリ。往時の暮らしが思い浮かんだひと時でした。(舎人:鎌田孝男、橋倉喜一、放射線量:0.190μSv)
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