三連休の初日ということもあり、日光に向かう人々は多かったのですが、ときおり小雨がぱらつく中、足尾に入る人はまばらという印象でした。
みちくさの本日は、暇かなかなかな~♪とヒグラシ調。というわけで、外に出て蝶々をしばらく追っかけてみました。私が追っかけているせいもあるのか、彼らはなかなか静止してくれません。オレンジ色の綺麗な蝶々、一瞬とまるのですが撮影は不許可。止まり方も羽を開いたり閉じたり。どういう意味があるんですかね。
目先を変えると地面に立派なヒグラシ。今から飛び立つのかそれともおちたのか。自然の文様って本当に不思議で美しいなぁ。
こちらは崖に生えていたリョウブの花につくアリ。こんな高いところまで登ってくるんだからそうとうな働き者。
お昼近く、おふた方に訪問頂きました。横浜からお越しの岡崎さん。今日はウメコバ沢中央岩稜に登りにいらしたそうです。午後からゆっくりととりついて、テントで一泊して明日もチャレンジするとのこと。男性の鍛えあげられた手は、歴戦の強者という印象でした。
邪心のせいか私には近寄らない蝶々がお二人の手には・¥・
もうおふた方は栃木県は益子町の高橋さんと、群馬県は富岡市の小林さん。お二人は行きの道中でお会いになり、再びここみちくさでご一緒になられたそうです。
お二方に共通するのは、とても山が好きでとても健脚だということ、また足尾の山々をたくさん歩かれているということです。高橋さんは松木の奥にある隠れた名瀑、大滝を、小林さんは皇海山の右にあるピーク、オオナラキの頭を往復されたとのこと。
高橋さんからは大滝の写真↓を送って頂きました。ありがとうございました!
オオナラキは大楢木でしょうか。その昔、森が枯れ尽くされる前には、きっと今の人が驚くほどの大きな楢の木が生えていたのかもしれませんね。県境の山道は、シカの食害のお陰で歩きやすいと教えて頂きました。
みなさんのお話を伺っていると、足尾の山々には隠された魅力がたくさんあることに気付かされます。私たちも、その魅力をもっとたくさんの人にお伝えしていきたいですね。(静かなところも魅力なのでその辺りは少し矛盾するんですけど・・・)
ちょっと痩せているのが気なるキツネ・・・。
(舍人 高橋、小黒 本日の線量 0.23μSv)
最近のコメント