木々は緑のダムです。
6月16日(日)、松木村は曇り空です。朝方雨が降っていたようで木々や苗木には恵みの雨です。「梅雨入り宣言」以降晴天が続き、松木川も水量が少ないようです。上流の木々が根に水をためて少しずつ流してくれるので涸れるまでには至りませ。
午前9時、遊働楽舎「みちくさ」の温度計は22℃です。ラジオで「西日本で夏日、熱中症に注意」と伝えていましたが、日中は26℃と過ごしやすい気温でした。
ハイカーの訪れを待つ間、みちくさ周辺の観察です。ビオトープには足の生えたオタマジャクシや水面から顔を出して「にらめっこ」をするカエルと、「早く水から上がりなさい」と呼びかけるアマガエルがいました。水量が少ないので沢水を給水しているとトカゲが顔を出してきました。
草むらでは蝶が羽を休めていました。赤い実をつけたヘビいちごも、あちらこちらにみられました。
午後、臼沢の森の生長を確認しに行きました。2005年の植樹から8年、感動するほどの「いのちの森」に育っています。1年目に植えたミズナラは直径9㎝、ヤマザクラは直径8㎝(地表30㎝の高さ)、大空に枝を伸ばし、日光を目いっぱい受けようと葉を広げています。
本日、舎人相方の鎌田さんが松木の杜のネットの点検をし、松木川沿いのネットの補修をしてくれました。午後は松木の杜の草刈りです。カメラのバッテリーが切れてしまいその様子をお届けすることが出来ません。鎌田さんスミマセン。
雨の天気予報だったせいか本日「みちくさ」の訪問者はいませんでした。多くの森ともの訪問をお待ちしています。
(舎人:鎌田、清水 本日の放射線量 0.257μsv/h)
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