2012年4月15日 (日)

よくみれば春の息吹がいっぱい

  今日は、朝からとても暖かく、日中、温度計をみる20度C近くありました。
ところで、本日の放射線量は0.317μSv/hでした。

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そんな陽気でも、松木はまだ枯れ草色です。

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でもよくみると春の息吹がいっぱいでした。そんなところを写真にとってみました。

今造成中のビオトープ池の石の上にクモが3匹仲良く日向ぼっこしていました。

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なんというクモでしょうか。朝のクモはいいことがある前兆です!

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昨日の舎人もいっておりました。ヤシャブシの芽吹きです。上の写真の芋虫みたいなのが雄花になるそうです。

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松木の植樹場にいくとアセビが花を咲かせていました。まだ緑が少ない中、異彩を放っていました。

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森びと広場のさくらはまだのようです。

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そんな中、みちくさに訪れてくれたのは、宇都宮在住の大久保さんでした。今日は、午前中、備前楯山へ登ったあと、松木にぶらりとよられました。松木にくるのは初めてだけども、話は、祖父からよく聞いていたとのことです。登山は、1年前より本格的にはじめたそうです。興味深いコメントをみちくさ日誌に書いていただいたので紹介します。

「日本のグランドキャニオンと言われる松木渓谷を見て圧倒されると共に、そうなった経緯を考えると、原発事故にゆれる現代の日本に足尾が語りかけるものの大きさを感じます。環境と人の関係性について、存在そのものを通して大切なことを教えてくれる足尾の山が元の豊かな山へ戻る日が早く来るように願っています。」

正にそれは、今度5月19日の植樹祭で、皆で考え、行動することです。都合つけばぜひきてください。

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朝クモをみて確かにいいことありました。春の息吹をいっぱい感じたこと、そして森ともが増えたことです。

舎人 仁平範義・宮原哲也

2012年4月14日 (土)

ヤシャブシも芽吹きはじめました

P4142649  一日中春雨が降りました。今日の朝はウグイスが初鳴きしました。雨が降るたびに木々の蕾が膨らみ、ヤシャブシの芽はまもなく開きそうです。今日はストーブを焚いて暖をとり、森づくり用の原稿を書いていました。訪問者はいませんでしたが釣り人2人が昼過ぎにダム方向へ向かって歩いていきました。

 P4142647 舎から外を見ているとキジが歩き、ホオジロが竹の上でさえずっていました。鹿は雨の中を草の新芽を探している様子で、一日中雨に当たっていました。P4140837 P4140847

今月から放射性物質の線量を測ってお知らせすることにしました。今日から始めます。場所は、松木沢ヘリポート付近にある「森びと看板」前です。本日朝の線量は0.313μSv/hでした。(舎人:高橋)

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2012年4月10日 (火)

みちくさ、やっています!

 

3月まで冬期クローズでしたが、4月に入りみちくさがオープンしました。日差しは、春の暖かさを感じますが、西風が少しありその時だけは寒さを感じます。しかし、みちくさの中は、薪ストーブで暖かくなっています。私たち舎人は、森ともに会えることを楽しみに万全の準備をして準備をしました。しかし、松木を訪れるまだ、いませんでした。

みちくさの前の畑の川寄りにエサ場(シカ、猿、鳥等)を間伐材と竹を利用して作成しました。どんな動物がエサを食べにくるか楽しみです。

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 また、第1ゲート付近にあったパレットを軽トラで4回運搬して、みちくさの脇に移動しました。まだ寒い日があるかと思うと、薪ストーブの暖かさが大変ありがたく思いました。「石油ストーブなら一日燃やしていると2回は給油する」と舎人の小井土さんと話になり、自然の恵みにあらためて感謝をしました。(舎人:済賀正文・小井土英一)

2012年4月 8日 (日)

登山日和のいい天気でした

今日は朝から春を感じるとてもいい天気でした。
朝は風が冷たかったもの、昼になるにつれてとても
暖かくなり、まさに春という陽気でした。

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そうした天気ですが、みちくさに訪れる人がどうも少ないです。
どうしてでしょうか。アイスクライミングで訪れる人もいなくなり、釣りに訪れる人も
放射能の影響でこなくなったようです。

そんなことで午前中、臼沢へ登ってみました。
そこで、5月19日に開催される植樹場所の草刈のお手伝いをしました。
そこから眺める景色は絶景でした 。先に足尾銅山の煙突がみえます。
今年で、この臼沢の植樹も最後です。植樹されるみなさんにこの景色をみてもらいたいです。

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前の山々を見ながら今日のような日、登山に最適だなと思いました。
登山にくる人がいてもおかしくないのに、午後3時ごろまで誰もみちくさに
よられませんでした。閉めようとしたそのとき、一人登山の帰りの方がみちくさへ
寄っていただきました。

昨年一度こられ、今回2回目とのことです。埼玉県在住で、
仕事の休みの都度、この松木周辺の山々を登られているとのことです。
今日も朝から、登られて今帰りとのことです。

その軽装にびっくりします。とても松木の山に詳しく、地図にない山を教えていただきました。
また、ぜひ寄っていろいろお話をきかせてください。

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そんなことで、今日は、松木の山々の奥深さを感じながら、
日も長くなった松木をあとにしました。

舎人 小黒伸也・宮原哲也

2012年2月11日 (土)

今年も楽しい出会いをお待ちしています!

P2112581  本日、今年の「遊働楽舎」運営に向けた舎人会議を開催しました。天気は北西の風、時々青空も見える気温1度程度の気持ちの良い日でした。朝からアイスクライミングとロッククライミングに重い荷物を背負った皆さんが20数名、松木沢の上流をめざしていました。

 そんなクライマーの足音を聞きながら舎人17名は、薪ストーブの温もりを感じながら舎内で今年の抱負を語り合いました。あと一ヶ月で東日本大震災と原発事故から1年を迎えるに当たって、被災地と被災者から教わったことを暮らしに活かしていくこと。その場合、先人が残してくれたメッセージを現代に活かしていくことも話し合いました。

P2112583  今年は石川啄木没後100年であり、来年は田中正造没後100年を迎えますが、この二人のメッセージを改めて振り返り、このメッセージを現代社会に発信していくことにしました。また、足尾銅山歴史の“幻と言われている“根利集落民“が残した森を訪ねていくことにしました。午後は、松木沢の概略図のチェック、森の恵みを暮らしに活かす核心部分を学び合いました。

 雪融け部分は春の香りが漂っているようです。写真(下)のコアカミゴケが朝日に輝き、光合成の働きで得た栄養分を菌に供給しているようでした。鹿も何となく春を身体で感じている様な気がしました。今年も「遊働楽舎」(愛称:みちくさ)でお会いしましょう。今年も“森とも”との出会いを楽しみにしています。

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2011年11月29日 (火)

皇海山を目指して松木沢を散策しました

Pb272514  27日は今年最後のみちくさでした。最後ですので自主的舎人研修を実施しました。宮下正次理事の案内でみちくさから約6㎞奥にある第6号砂防ダムまで散策をしました。皇海山登山道でもある松木沢を歩って、途中の沢の名前を確認して石に目印を付けてきました。目的は、アイスクライミングをする皆さんへ氷瀑状態を少しでも知らせてやることができればと考え、沢の確認をしてきました。第六号ダムまでは約2時間ほどかかりますが、その手前にあるウメコバ沢の氷瀑がクライマーの的です。しかし、ウメコバ沢の氷の状態は沢を登っていかないと写真が撮れないことが分かり、手前にある黒沢(写真)の状態を写真に撮って発信しようとなりました。

Pb272503  みちくさに帰ってからは、宮下氏から沢登りの基本的な事を教えて頂きました。久しぶりの松木沢散策に気分が晴れました。

(舎人:松井富夫)Pb272509

2011年11月23日 (水)

突き抜ける青!

今朝の松木はとってもいい天気でした。
突き抜ける青というのはこういう空をいうのでしょう。
みちくさから流れる雨谷麻世さんの「僕にできること」がとてもここちよく響きました。
まだ紅葉が残っている臼沢の景色ががとてもきれいでした。

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そういう日にみちくさに訪れたのは、群馬大学工学部環境プロセス工学科2年生の牧田さんです。森びと理事の石島さんと一緒にこられました。

牧田さんは館林出身ですが、足尾は初めてです。工学部で、将来、炭の研究をしたいそうです。東北の復興支援のための、学内でのフリーマーケットなど積極的に取り組んでいます。
午前中、みちくさで、DVD「よみがえれ足尾」を見、午後は、臼沢の森をみてもらいました。
今日この足尾を訪れていろいろと感じたようです。

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次回、仲間ときてくれる約束をしました。
研究者の卵、来てくれてありがとうございます。
ぜひ、またきてください!!

今日は、みちくさの壁のペンキ塗りもしました。
そのみちくさをバックに牧田さんのワンショット。

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そういえば、もうすぐ「みちくさ」も年越しです。

舎人 高橋佳夫・宮原哲也

2011年11月22日 (火)

冬支度

 11月20日日曜日の天気は、晴れのち曇り時々雨と変わりやすい天気でした。
足尾松木を訪れたハイカーは、若いカップルと男性1名が訪れましたが「みちくさ」には、寄らず帰られました。

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舎人、小井戸さんと私で、廃材でのマキづくりをし今年の冬の分ができました。今年の冬も頑張るぞ!!

                                              
舎人 小井土 小川

2011年11月20日 (日)

太陽光蓄電池に屋根を付けました

Img_1734  昨19日の松木沢は、 10時現在9℃で雨が降っていました。肌寒い雨の一日でしたので「みちくさ」を訪れる人はいませんでした。そんな中でも「みちくさ」手前のヘリポートには10人乗りのタクシー1台が来て、5、6人がタクシーから降りて臼沢ヘリポート近くにある旧松木村の祠を見ていました。

 そんな訳で昨日は、写真のように太陽光のバッテリー置き場の屋根にポリ波トタンを張りました。雨のために作業が進みませんでしたので、25日にまた2人で断熱材を張って、入口右の窓下に棚を作る予定です。(舎人:星野恵司、白井哲夫)

2011年11月12日 (土)

山はみんなのものですよね

 9時25分現在、気温は16℃で清々しい秋晴れでした。昼になると25℃まで気温が上昇し、半袖sportsでも充分な1日でした。

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13時になると3組の来訪者がありました。

最初は埼玉県深谷市から来られた青山さんです。鳥の写真を撮りに来たそうで、貴重な写真を見せていただきました。

2番目は群馬県伊勢崎市から来られた新井夫妻です。昨年、私たちが行った心の森探訪でのセコイヤの写真を見て、「私も行ったことがある」と仰っていました。新井さんのご主人は75歳だそうですが、今年も槍ヶ岳に登るほどの健脚です。恐れ入りました。

  3番目は栃木県小山市から来られた石川さんと小俣さんです。お2人からは山に入る人でマナーの悪い人が多いことを言っておられ、青山さんも同様な意見をお持ちでした。

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 今日はその他、女子大生12名のグループとガイドの方が通りましたが、残念ながら時間がなかったようで、来舎はしてもらえませんでしたcrying ぜひお待ちしておりますよ!

(舎人:岡安幸治・小林敬)

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