2016年5月15日 (日)

心地よい夏風が吹いた松木渓谷

“みちくさ”の窓を開けると、すがすがしい風が“みちくさ”の部屋を通り抜けて行きました。という書き出しを気分よく表現できるほど、すがすがしい一日でした。「第35回足尾ふるさとの森づくり」も目前に迫り、事前作業もピークになっている最中、昨日は軽トラックのパンクや燃料切れなど散々な一日でした。今日は、早めに出掛け軽トラックのパンク修理などを行い慣れない作業でしたがホットしたのが実感です。そんな気持ちが今日のスタートでした。松木渓谷の立夏を迎えた臼沢は新緑の素晴らしい景色となっています。

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今日の最初のお客様は、群馬県太田市からお見えになった。斉藤さんです。依然にもお見えになっていますが、今日は趣味のカメラで撮った、小鹿の写真など持参してきました。”みちくさ”に立ち寄るみなさんに見せて下さいという話でした。(是非、立ち寄って見て下さい)。

P5150021_2 12:00頃「群馬から来ました」という二人ずれが立ち寄ってくれました。松木渓谷の景色に感心していました。また、ハンミョウなどの話に盛り上がりました。

P5150023 15:00頃には、4人のファミリーが訪れてくれました。みちくさに設置してある双眼鏡を使って対岸の山肌を覗き込んでいました。子供たちの自然に溶け込んでいる姿はとてもいい感じに映っていました。(本日の線量 0.164μ㏜/h 舎人:髙橋・仁平)

2016年5月14日 (土)

松木沢・今日の"色々″。

9:30 気温21℃。

周囲一帯、新緑の“緑”に染まる松木沢ですが、よく目を凝らすと今の季節ならではの色が目にとまります。

“紫”

Cimg0167臼沢の森の手前、高い位置に"紫”が見えました。ヤマフジ桐の花?・・・近寄って『』と判明。花が咲いてくれたことで、桐の木の存在がわかりました。そして、足元には『スミレ』。

Cimg0164人知れず、けれど立派に咲いています。

"白”

Cimg0170みちくさ脇の2本の『上溝桜(ウワミズザクラ)』。植えて7~8年目にして初めてたわわに花を咲かせてくれました。

Cimg0171ミツバチが少ないので心配ですが、サクランボの実がたくさんなることを期待していますcherry

"赤” 

対岸の山肌をジッと見ていると、あちこちにが見えます。みちくさ常備の望遠鏡で確認。『ヤマツツジ』でした。(写真の印)

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Cimg0176こんな崖に! しかもたった1本で。

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Cimg0179望遠鏡にデジカメを押し当てて撮影してみましたcoldsweats01(カメラ欲しい・・・)。恵まれた地面ではないのに、こうしてちゃんと色鮮やかに咲いています。生命力です。

さて、ここからは出会いの"色々”をご紹介します。

今日の松木沢は朝からやや荒れ模様。14時以降は雨が降ったり止んだりで、みちくさにゆっくり立ち寄ったお客様は、夕方のお一人だけでした。「丹平治沢を登ったのですが、思ったより手こずりました。稜線では霧に巻かれて地図とコンパスが頼りでした。疲れました~sad

Cimg0183宇都宮市からの男性で、松木沢にはロッククライミングでよく来られるそうです。「ギュッとした沢でしたhappy01」と、独特の表現で丹平治沢を絶賛。「すべて凝縮された素晴らしい沢」という意味だそうですshine お疲れ様でした!

みちくさ周辺で立ち話をした方のコメント。

spade40年前から松木渓谷を知っているという男性:「ここに来ると毎回この話してしまうんだけど、当時は本当に草一本生えていなかったんだよ。本当に変わったよ。」

clubロッククライミングに向かう男性:「ここにはいつも冬場に来ているんです。雪のない季節の松木沢は初めてです。」と新鮮そうな表情でした。

diamond自転車の男性。東久留米市より:「やっと念願の松木沢に来ました。家族の介護があって・・・。リセットします。」と力強くペダルをこいで登って行かれました。

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spade植樹体験に来た留学生一行を乗せたバスの運転手さん:「20年前にある航空会社のカレンダー作成でジャンダルムまで行ったことがあります。当時私は流鏑馬をやっていて依頼を受け、馬3頭も一緒に。夏の暑い日でしたねぇ。」・・・実際にカレンダーになったか不明だそうですが、存在するなら見たいものです!

最後に"色々”番外編。松村スタッフ持参の『オリヅルラン』がみちくさの窓辺に並びました。

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Cimg0182爽やか&おしゃれ感アップup

松村スタッフはみちくさの畑に「アオジソ」「ネギ」を植え、「男爵イモ」を丁寧に手入れしました。

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「ジャガイモは夏の感謝デーで食べてもらいたいな。料理?やっぱり塩とバターだろう。」

bud1週間後は植樹祭ですbud

この松木沢に多くの方が集って、力を合わせてを作れることを楽しみにしています!

(本日の放射線量:0.149μ㏜/h) (本日の舎人当番:松村・唐澤)

2016年5月 8日 (日)

森と自然の恵みに生かされていることを実感

ゴールデンウィーク最終日の足尾松木渓谷は素晴らしい快晴に恵まれ、爽やかで心和む終日になりました。 朝8時30分の気温は20度でしたが午後2時には27度となり汗ばむ陽気となりました。

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涼しそうなのはビオトープのオタマジャクシたちです。後から産み付けた卵の中では小さなオタマジャクシが動き始めました。親のヤマアカガエルはケロケロと鳴いています。

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 午後になって、松木渓谷の散策から戻ってきた福島県の男性が立ち寄ってくれました。朝早く中倉山に登り、時間があるので松木渓谷に来たと話されていました。足尾の山の様子や廃村となった松木村の話を聞き「一度自然が壊されると元に戻すのは大変。福島も原発事故の被害を受け、除染は行われているが、山の中は除染されていないので山菜取りに山に入れなくなった。」と自然の恵みからも遠ざけられている現実を知らされました。

 

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 午後、2組目の訪問者は、みどり市から松木渓谷の散策に訪れた家族4人です。 子供たちは、みちくさ横のビオトープを覗き、オタマジャクシの多さにビックリです。松木沢沿いの砂地にはアリジゴクが巣を造っていたと自然観察の報告をしてくれました。

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3組目の訪問者は東京から来た男性です。備前楯山に登り、松木には動物を探しに来たとのこと。安蘇沢に行くことが多いそうですが、以前、対岸にいるクマを見たのでそろそろ出没するかもと今日は松木を散策。残念ながら朝からシカもキツネのツネ吉もクマも顔を出していません。カンパを頂きました。ありがとうございました。

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15時頃になって、橋倉スタッフの知人で熊森の活動や森びとの植樹にも参加して下さる山崎さんご一行8名が訪問してくれました。文部省の海外派遣に参加された元教員仲間で26回目の親睦会の場所を、ここ足尾町旧松木村に選んでくれました。館林市在住の男性は川俣事件のあった場所の近くに住んでおり、鉱毒事件での田中正造や住民の闘いについて話をしてくれました。カンパを頂きました。ありがとうございました。

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 「民集の杜」入口に植えたサルナシの木に花が三輪咲きました。松木の地に根付いたことを教えてくれています。実のなることを楽しみに木の生長を見ていきます。

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 みちくさ前のウワミズザクラにスズメバチが止まり蜜を吸っていました。命の育みを感じます。私たち舎人は塚原さんから旬のタケノコを使った手料理を頂きました。

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森と自然の恵みに生かされていることを実感させてくれる一日となりました。

 

 

(本日の線量 0.138μ㏜/h 舎人:松井富夫・清水卓)

 

2016年5月 7日 (土)

天候に恵まれた松木渓谷に訪問者なし!

Imgp0821 連休は後2日、訪れてくれる「森とも」を遊働楽舎「みちくさ」で待ちましたが残念ながらおりませんでした。

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本日の足尾松木渓谷のビォトープでは、蛙の鳴き声が響き渡り、白い房状のウワミズザクラが咲き始めました。赤く熟した実が生るのが楽しみです。

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Imgp0827_3 森びと広場や植樹会場では、第35回「足尾・ふるさとの森づくり」の準備にスタッフの皆さんが汗を流してくれました。

Imgp0831_3  ゴールデンウイーク中の5月4日は「みどりの日・都市公園法」が施行されて60周年でした。この日を機会に暮らしにうるおいをもたらす公園や、森の多彩な機能と役割や未来像を考え、物質的な豊かさばかりを求めるのではなく、精神的な豊かさを求めるきっかけの日にしたいものです。 

     本日の線量(0,146μsv/h)   舎人:岡安・松井

 

2016年5月 5日 (木)

オオルリの さえずり響く 松木沢

9時ですでに21℃。快晴。爽やかな風が吹き心地よい1日でした。

まずはこちら、ご覧ください。ここ12日間の新緑budの進行ぐあいです。

4/23(土) 臼沢の森(山の窪みの茶色いところ)は、まだ冬の様相です。

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4/29(金) 臼沢の森、少し緑がかってきたでしょうか?周囲のヤシャブシは新緑です。

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5/5(木)←本日。ついに臼沢の森も、柔らかな緑色です。

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今日のお客様ご紹介です。まずは、宇都宮市から滝沢さん親子。

Cimg0081滝沢さんは先日4月30日の春の感謝デー植樹をされました。今日は、爬虫類大好き&博士の中3生の息子さんと。ヘビの「ジムグリ」の子どもを見つけた!と大喜び。私、ヘビの顔をしげしげ見たのは初めてでした。イモリとヤモリの違いが覚えられない私に、「井戸を守るのがイモリ(水辺にいる)、家を守るのがヤモリ(水は苦手)です」と教えてくれましたflairもう大丈夫だ!ありがとうshine

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こちらは、茨城県結城市より阿久井さん。阿蘇沢を歩いた後で松木沢に来られました。「栃木県の山に来ることが多いですね」、と、ずいぶんこのあたりの山に精通しておられました。今日はジャンダルムを見にいらっしゃいました。「ジャンダルム見ながら昼食。幸せです。」とノートにコメント書いてくださいました。募金までありがとうございましたshine

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お写真とりそびれてしまいましたが、「ある人のブログでみちくさの存在を知って、ゼヒ、と来ました。松木沢は初めてです。」と、柳さん(群馬県太田市)。銅親水公園から自転車でいらっしゃいました。一度、沢を間違え汗だくでたどり着いた柳さんは、松木沢のあちこちを見入っておられました。柳さんも募金をありがとうございましたshine

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千葉の常連カメラマン・田口さんもいらっしゃいました。カゼこじらせて体調イマイチだそうですが、今日こそは足尾へ!といつもと同じスタイルで。オオルリは、満足いく撮影にはならなかったそうですが、キビタキは本当に美しい1ショットでした。

Cimg0087みちくさの外に出て、「オオルリの鳴声は・・・(高く澄んだ鳴き声)・・・これです!」と教えていただきました。そのコバルトブルーの鳥を今年こそ見たい私です。

仁平スタッフが、ご家族5人で立ち寄りました。小学3年生・りょうと君と、滝沢さんの息子さんは、民集の杜で、ミニ植樹体験をしました。みちくさ裏の水場のカエルやオタマジャクシにも大興奮。けれど、最も驚いた様子だったのは、みちくさから見える地面に横たわる、越冬できなかった鹿の骨ばかりの姿。怖がらず自然とその姿を受け入れているりょうと君が印象的でしたclover

みちくさの窓からは、ヤマアカガエルの鳴声がいいBGMでした。 ・・・まさか、足が体より長い?! wobbly

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多種多様な生きものが生息する松木沢。自然の豊かさを堪能する一方で、かつて人が住めなくなるほど自然が荒廃した地であることも忘れまい、と思います。

【おまけ】夕方、霧降高原・六方沢まで行ってみました。さすが海抜1400m・・・!強風で寒かった!新緑前の森にヤシオツツジのピンクが浮き上がってキレイでした。

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(本日の放射線量0.17μsv/h)  (本日の舎人当番:鎌田・唐澤)

2016年5月 4日 (水)

雨のち晴れ、夏のような松木沢

  朝、「みちくさ」に到着するまでは、大粒の雨と強い風。ところが、開舎準備が終わるころには雨も上がり、日も差してきてムッとする暑さになりました。昼すぎて気温は27度にもなって、「夏日」となりました。

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 霧にかすんでいた中倉山も、緑の衣を着てその雄姿を見せてくれました。雨に洗われた木々の緑は鮮やかで、こんなにも沢山の「緑色」が有ったのかと驚くばかりでした。

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Photo_5   今朝の天気に直面すれば、10人中10人が活動を取りやめると予想できる状況で、「2週連続来舎ゼロ」を覚悟していました。

 そんなわけで、自宅からパソコンを持ち込んで、小川舎人から教えてもらいました、この年(67歳)になって、どんどん進歩するのは、嬉しいものです。足尾・松木沢の素晴らしさを、皆さんにお伝えできるのが間近になってきました。

Photo_6 今日は気になっていたことがもうひとつ。4月30日の「春の感謝デー」で植えた苗木達です。

でも、心配は無用でした。ほぼ100%しっかりと足尾の地に根を下ろし、昨夜来の雨で鮮やかな緑の葉を輝かせていました。

Photo_2 今日は、立ち寄って頂けた方は、川越から来られた男性3人でした。午後2時を過ぎて渓谷に入ったので短時間の立ち寄りでした、

Photo_3 そんな状況をフォローしてくれたのがヤマアカガエルの大群です。小川舎人が発見しました。ビオトープ「みちくさ池」の水が流れ落ちる所です。20数匹が所狭しと泳いでいました。

心優しい彼は、木片を浮かべてやりました。すると一斉に木片の上に乗り一休みです。時々、バランスを崩しひっくり返ります。それがおかしくて、2人で大笑いです。

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2_2  こんなことの中で、松木沢に自然が少しづつ戻っていることを実感する私たちでした。

(舎人:小川、橋倉 本日の線量:0.141μSv/H)

新緑の春を感じに・・・・(5/3日分)

今日3日から、大型連休の後半が始まりました。行楽地へ向かう家族連れの車で、高速道路はいつより混んでいました。足尾の町は、「足尾まつり」に参加する、色とりどりの飾りつけをした車が、いまかと出発の準備をしていました(写真は撮れませんでした ごめんなさい)

Dscf68823 「みちくさ」に着くと鳥のさえずりしかきこえてこなくととても静寂な感じでした。山の方に目を向けると雲が山の稜線から湧き出ているような光景が飛び込んで来ました。午前中は、みちくさに立ち寄ってくれる森ともいませんでした。足尾は快晴で気温が、22°Cで少し蒸し暑く感じましたが、川から風が吹いてくるので、とても心地よくかんじました。

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沢の水も、周りの木々も、ビオトープのオタマジャクシも、春の日差しをいっぱいに浴びていました。

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 お昼過ぎに、インターネット等で足尾のことを調べて、気になったので静岡から車で、こられた方が、みちくさによってくださいました。その方は、一人で山に登ったり、スキーに行ったりして、今日も朝の3時頃に自宅を出て来たそうです。登山に行って熊に遭遇したり、自宅のマンションの玄関を開けると富士山が見え、この時期には、しらうおや桜エビの生がとても美味しいといっていました。ノートには、「とても心に残る景色でした。緑の豊かな土地によみがえる様に」と書いてくれました。

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久しぶりに、キツネ「ツネ吉」が元気な姿を見せてくれました。

本日の放射線量  0.171μsv/h   舎人( 古井戸 ・武田) 天候 晴れのち曇り

2016年5月 1日 (日)

キジの鳴き声が響く松木沢

今朝9時の足尾・松木沢は曇り空に雨がポツリと降り、風の強い天気でした。午後になると20℃を超え、日差しも出てきました。

Dscf22159時40分に最初のお客様、千葉県我孫子市から来られた平戸さんご夫妻が来舎されました。松木沢に来るのは初めてとのことでしたが、社山や黒桧山などはすでに登られたそうで、山を愛する松村さんと話が弾んでいました。3年ほど前から、アオジがご自宅に来るようになり、餌付けをされるなど優しい方でした。

Dscf2213 12時40分には3人組の男性が来舎されました。イワナ釣りをした後にカモシカやキツネを見たいとみちくさを目指してきて下さいました。本当にカモシカとキツネを見たいという思いが伝わってくる熱く語っておられました。また、同じ釣りをする人のマナーの悪さに対して嘆かれていました。

Dscf2218 13時50分には宇都宮市から来られた2人組の男性が来舎されました。3号ダムあたりまで行ってきたそうです。次は一番奥まで行きたいとおっしゃっていました。5月29日のフォーラムにもお越しください(チラシに詳細が記載されています)。

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すぐ後には、埼玉県桶川からの家族4人が来舎されました。昨日に備前立山に登り、キャンプ場に宿泊、そして足尾に来られたそうです。お子さん2人は仁平スタッフが作って下さっているどんぐりストラップを喜んで持ち帰ってくれました。おたまじゃくしにも興味深々の様でした。

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また、畑に20個ほどのキクイモを植えて下さいました。

(舎人:松村宗雄、小林敬 本日の線量:0.161μSv/h)

2016年4月30日 (土)

黄緑色の若葉が光り輝く足尾松木沢

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 清々しい青空に黄緑色の若葉が輝いている足尾松木渓谷入口。朝、8時の気温は12度でした。オープン準備をしていると、朝5時半頃から写真を撮っていた男性が帰ってきました。「今が一番気持ちの良い時季だ、足尾グランドキャニオンが素晴らしかった」と、みちくさ前で立ち話をしました。

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 人も気持ちが良いのであるから、鳥たちも同じであるようにホオジロが梢で囀り、草地ではキジの雌が日向ぼっこをしているようでした。

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 オタマジャクシ(ヤマアカガエル)も石の上で日向ぼっこしているようでした。

 今日は「春の感謝デー」が開かれていたため、その準備をしていたので「みちくさ」は手薄になっていました。昼過ぎには、茨城県から「みちくさ」を訪れてくれたれたお二人に会えませんでした。本当に、申し訳ありませんでした。

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 帰り際に、「松木の杜」で黄色い花を咲かせていたウコンザクラが見事でした。森びと広場や松木の杜では、これからもサクラが開花し、新緑が輝きます。そして、風に乗って鳥たちの独唱が聴こえてきます。(舎人:高橋、仁平、本日の放射線量は0.155μSv/hでした)

2016年4月29日 (金)

素敵な出会いを誘ってくれた足尾松木渓谷の自然

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 朝8時、北西の谷風に運ばれてきたのはオオルリとキビタキの声でした。天気は晴れでしたが、とても風が強い日でした。午前中に松木渓谷方面に向って行った方々は素敵な男女たちでした。

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 オオルリとキビタキに遭いに行く途中にあった方は、多分、皇海山を登ってきたと思われる男性二人でした。

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 さて、風が強いので鳥たちは梢でなく、木々の中で囀っているだろうと、じっとしているとキビタキが姿をみせてくれました。オオルリはピントが合う前に飛び立ってしまいました。

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 午後、松木渓谷方面に向って行った素敵な男女一行が寄ってくれました。皆さんは丹平治沢付近まで歩き、「本滝を見てきた」と言っていました。コーヒーを飲みながら松木沢の自然の素晴しさを話し合っていました。

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 一人の男性は探鳥に興味があるらしく、本日、オオルリとキビタキに遭った話をすると、「オオルリとは4年以上も遭っていない」と言い、また、松木渓谷を訪れてみたいと言っていました。皆さんは、お茶代として「緑の募金」に協力してくれました。「趣味人クラブ」ご一行の皆さん、心和むひと時をつくっていただきありがとうございました。

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 15時半頃、女性がひとり訪ねてきました。今月17日、舎人の方から仁田元川沿いの登山口まで案内していただいたので、そのお礼をしたいと訪れてくれました。入口に張ってある舎人の写真を見てもらったところ、小黒さんと分かりました。中倉山登山口を間違って松木沢を歩いてしまった、ということでした。「送っていただいたお蔭で感動的な「足尾アルプス」とブナに会えました」、と言っていました。

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 今日はとても素敵な出会いがありました。この出会いは足尾松木沢の自然が誘ってくれたようです。ウワミズザクラは花芽をつけ、来月には可憐な白い房の花を開花されるでしょう。(舎人:高橋、仁平、本日の放射能は0,143μSv/hでした)

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