雨のち晴れ、夏のような松木沢
朝、「みちくさ」に到着するまでは、大粒の雨と強い風。ところが、開舎準備が終わるころには雨も上がり、日も差してきてムッとする暑さになりました。昼すぎて気温は27度にもなって、「夏日」となりました。
霧にかすんでいた中倉山も、緑の衣を着てその雄姿を見せてくれました。雨に洗われた木々の緑は鮮やかで、こんなにも沢山の「緑色」が有ったのかと驚くばかりでした。
今朝の天気に直面すれば、10人中10人が活動を取りやめると予想できる状況で、「2週連続来舎ゼロ」を覚悟していました。
そんなわけで、自宅からパソコンを持ち込んで、小川舎人から教えてもらいました、この年(67歳)になって、どんどん進歩するのは、嬉しいものです。足尾・松木沢の素晴らしさを、皆さんにお伝えできるのが間近になってきました。
今日は気になっていたことがもうひとつ。4月30日の「春の感謝デー」で植えた苗木達です。
でも、心配は無用でした。ほぼ100%しっかりと足尾の地に根を下ろし、昨夜来の雨で鮮やかな緑の葉を輝かせていました。
今日は、立ち寄って頂けた方は、川越から来られた男性3人でした。午後2時を過ぎて渓谷に入ったので短時間の立ち寄りでした、
そんな状況をフォローしてくれたのがヤマアカガエルの大群です。小川舎人が発見しました。ビオトープ「みちくさ池」の水が流れ落ちる所です。20数匹が所狭しと泳いでいました。
心優しい彼は、木片を浮かべてやりました。すると一斉に木片の上に乗り一休みです。時々、バランスを崩しひっくり返ります。それがおかしくて、2人で大笑いです。
こんなことの中で、松木沢に自然が少しづつ戻っていることを実感する私たちでした。
(舎人:小川、橋倉 本日の線量:0.141μSv/H)
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