秋空に誘われて、多くの出会いがあった「みちくさ」!!
10月20日の足尾・松木沢は、快晴だが14時になっても17℃の気温で肌寒い一日でした。中倉山の「孤高のブナ」と「希望のブナ」に会いに行く皆さんが大勢見え、ダムゲートの駐車場から車があふれていました。
「みちくさ」に到着すると、来訪者と思われる方が小屋の近くで写真撮影をしていました。東京・杉並から来られたその男性は以前、対岸の山腹で熊を撮影したのでその再来を期待して来られたそうです。有害ガスを無毒化する機械を作っているそうで、足尾については強く関心を持っていました。
その後は、常陸大宮市の山とカメラが大好きなシニアの男性、続いて日立市から来られた女性ふたりと矢継ぎ早の来訪者です。二組とも茨城県から見えたとあって、同県に住む済賀舎人は「茨城県人会だ!」と大喜びで対応をしていました。
山岳写真で様々な展覧会に出展にしている男性はマレーシア人のホームステイ女性を連れてきたロッククライミング大好きな女性に出会って嬉しそうでした。その元気さに圧倒された筆者。
松木沢の紅葉時期はもう少し先になりそうです。臼沢の木々も「みちくさ」脇のモミジもまだ緑色のままです。
午後からも人の流れが続きました。以前寄って頂いた足尾ジャンダルムをこよなく愛するグループの皆さんが、時間がないと今日は立ち話だけで去っていきました。
次の来訪者は、栃木県・さくら市から見えた親子です。小学生のお子さんは、学校でドングリから苗木を作り植樹をした経験があり、森びとの取り組みを真剣に聞いてくれました。
最後の来訪者は、16時少し前に見えた足尾ジャンダルム帰りの4人のグループです。「今日も閉まっているかと思ったら開いていた!」と喜びながら見えました。みどり市の大木さんから寄贈された岩登りのアルバムを見て、大喜びでカメラに収めていました、森びとの取り組みにも興味を持っていただき、「孤高のブナ」保護活動への参加要請を行いました。
「みちくさ」舎人の私たちは、地球温暖化による大雨対策で建屋周りの排水溝の工事をおこなっています。その重要な部分の作業を写真・済賀さんが行なっていました。この後は、26日、27日の両日で完成を目指します。
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