秋なんですよねぇ
10月後半と言えば子供のころは秋からいよいよ冬を感じるような季節感でしたが、標高が700メートルに近いここ足尾も、まだまだ秋の深まりには程遠い感じがします。朝9時半の気温は23度。むしろ陽が射すと暑いぐらいでした。
植樹地である臼沢をみてもまだ緑が青々としていて、広場に植えた柿だけが秋を少し伝えてくれています。
みちくさの準備で、水源のチェックに行く間は濃い獣の匂いが時折流れてきました。ハンターでもある済賀さんから、風上にもしクマがいたら匂いに気づかないから注意したほうが良いというアドバイスをもらいます。ついせんだても、夜ではあるけれど民集の杜の植樹地にクマの親子が現れたらしいとのこと。
ちょっと出会いを期待したものの、残念ながらクマどころかここ良くでてくるアナグマも、やたらといるシカもサルもキジも(そして訪問者も!)この日は全く姿を見せてくれませんでした。
今日は午前中はなかなかの天気でしたが、お昼当たりから暗くなりちらほらと小雨が舞う天気となりました。天気の良い午前中はどなたも訪れず、森びとの20周年の企画について話し合う時間となりました。そこででた、みちくさに来た人たちに松木の杜の恵みを分かち合おうという提案があり、みちくさの庭に生えているドクダミとペパーミントを採集しました。しばらく干してお茶にでもしようという魂胆です。
お昼過ぎに3名ほどのロッククライマーの方が通りすぎましたが、残念ながら雨が降りそうということで急いで通り過ぎていきました。もう1名の方も、歩いて松木村の墓石群のところに行ったとのことでお誘いしたのですがまた今度!と通り過ぎていきました。
本日もまた静かな森の一日でした。(舎人 田城、小黒)
コメント