足尾の秋をみつけて下さい!
9月9日の松木沢は、曇り時々小雨の生憎の天気でした。9時の気温は24℃、中倉山の山頂は、終日霧に覆われていました。
前日の「みちくさ日記」で、強風被害でひさしの修繕内容を載せましたが、本日は看板の補修の話からです。
2011年の「遊動学舎(愛称名・みちくさ)」開設以来、風雪に耐え皆さんをお出迎えしてきた看板が、“健康診断”です。
記念写真を撮った後、看板が少し傾いているのに気がつき点検すると、“足腰”が弱っていました。岡部舎人と二人で、緊急の補強対策を行ないました。見てくれはいまいちですが、まずは安全第一です。
今日は天候不良だったせいか、来舎は二人だけでした。最初の方は、オープン早々に訪れてくれた、西那須野からの男性です。埼玉から移住されて、栃木の山も沢山歩いたそうですが、今日は天候不良で予定を変更、初めての松木沢散策に切り替えたとの事でした。松木の景色を見ながら、歴史、緑化の取り組み、森びとの思い等々、時間を忘れて話をしました。コーヒーのお礼ですと、カンパも頂きました。有難うございました。
12時頃に来社されたのが、取手市から来られた女性です。車で3時間はかかる距離ながら「どうってこと無いですよ」という彼女の言葉に、山歩きの楽しさがにじみ出ていました。特に人の多くない有名でない山が好きとの事。休みのたびに山歩きをしているそうで、話をしている間にも松木沢周辺の地図を見て、次のターゲットを追っていました。
松木沢にも秋が駆け足でやってきています。苗床脇の栗の木のイガが日に日に大きくなってきています。周辺のススキが穂を出し、中倉山の中腹の木々は、少し紅葉が始まって来たようです。時には自然が牙をむきますが、多くの場合人の心を癒してくれます。
爽やかな松木沢で秋を見つけに、皆さん!どうぞお越しください。昨日(9日)の放射能線量は、0.122μ㏜/h舎人は、岡部、橋倉でした。
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