絶滅危惧種発見!?
今日の松木は快晴!朝9時の時点で気温は33.5℃、グングン上がって10時には35℃まで上昇。
中倉山の中腹から何やら音が聴こえるので眼をやると、いつの間にか中腹まで索道が出来てる!
双眼鏡でのぞくと、その先端では作業員が延長工事をしていました。お昼前には20m近く延長されてました。
こんなに暑いと山に来る人も少なく、朝から通って行ったのは釣り人が1名だけ。
お客さんが来る気配もないし、みちくさの中も暑くてじっとしているのがつらくなり、少しだけ上流へ散策に・・・。
上の堰堤は改良工事をしているらしく、大型のクレーン車等の重機が置かれていました。今日は休工日で作業員はいませんでしたが、仮設トイレは登山者のために開けておいてくれているようです。「登山者の方はご自由にお使いください」との看板も!
山から流れてくる沢に分け入ってみると、木陰は涼やかな風が。ホントに森の木々たちはエライッ!
堰堤から流れてくる水がとても涼しげ、マイナスイオンたっぷり♪
堰堤の隙間にキラッと光るものが!?のぞき込むとそこには「ヤマアカガエル」が涼しげに休んでました。
帰り道、道をそれ「シラカバ」と「ヤマザクラ」の植林地に入ると若い鹿の群れにバッタリ!カメラを向ける前に逃げてしまいました。
森を少し歩いて行くと、秋でもないのに落葉が・・・。
この暑さで葉を落としてしまったのでしょうか、ヤマザクラ5・6本の枝の一部が黄葉しています。
道に戻るとそこは「アキアカネ」のパラダイス。そこいらじゅうに舞っています!
路肩にとまっているアキアカネの中に、ちょっと変わったトンボを発見!
さっそく捕まえてみると、ツノ(触覚)が生えてる!
これは新種発見か!!!
みちくさに戻り図鑑でトンボの項目を調べるも見当たらない・・・、これはいよいよ大発見!?
体長は45mm、ハネのサイズは60mm。
図鑑に無いなら「レッドデータブック」にあるかも?
似たような写真があった!しかも大きさは同じ!!
しかしそれはトンボではなく・・・、「オオウスバカゲロウ」、でも、これって「絶滅危惧Ⅰ類(Aランク)」!!!
写真も撮ったし、逃がしてあげようと放してあげると、飛んでいく姿はまさにカゲロウ。
改めてカゲロウのなかまを図鑑で見ると、そこには全く特徴が一緒のものが、「ウスバカゲロウ」。日本でポピュラーなカゲロウのひとつです。
大きな個体だったのでオオウスバカゲロウかなと期待しましたが、特徴はまさに普通のウスバカゲロウ、世紀の発見には至らずでした。
しかし今日はホントに暑い・・・。2時過ぎに気温は39.5℃、室内も36.5。体温を超えてます!
佐野市からの釣り人が立ち寄ってくれました。
朝は何人かの登山者があがって行ったよと教えてくれました。
その後、続けざまに宇都宮から写真を撮りに来たという青年が休憩していってくれました。
今日は夕立も来そうな感じはないし、下界も暑そうだな。帰りたくない・・・。
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