深まりゆく秋、足尾松木渓谷での出会いに心が満たされる
11月5日、三連休の最終日、9時の気温は12度でした。風もなく晴天、松木川の流れも穏やかで、昨日はのんびりした風景に癒されました。
9時30分頃、「皇海山を2泊して登ってかえって来た」と4名が足取り軽くダムゲートに歩いて行きました。その後、みちくさ前を男性がリックにヘルメットを付けていましたので声を掛けると、日帰りハイクですとの事。帰りに寄って苗木代のカンパを頂きました。ありがとうございました。
次は、カップルに声を掛けましたら「帰りに寄らせてもらいます」とのことでしたので、みちくさの外壁を見せて熊に注意するように伝えしました。昨日の松木は、紅葉真っ盛りでした。森びと広場のカキの実は最後の1個になりました。
足利市から来た元気な女性二人が寄ってくれました。筆者がパワーをもらうほどに元気な二人でした。いただき物ごちそうさまでした。
次に訪れてくれた方は、東京大田区に住む男性、間藤駅でレンタサイクルしてみちくさの先のゲートへ向かっていきました。足尾は3回目、「森の再生に時間のかかる事を実感できる場所でした」「今度は、春と夏に来て花と新緑を見たいと」言っていました。
続いて、皇海山登山帰りの男性2人が帰っていきました。すぐ後にも、男女4名のパーテーがみちくさ前に到着、「昨晩は雨風がひどかった」とのことでした。足早にダムゲートに向かって行きました。
その後、40年前にジャンダルムをアタックしたという男性とその後輩の2人が皇海山ルートの下見に来ました。ジャンダルムのルートを造った一人の大木さん作成した資料を見て、ルートを確認していきました。「はじめて足尾に来ました。今日はジャンダルム途中まで、次は、上までアタックしたい」と、ノートに書いてくれました。
最後には、中倉山に登っているという男性、話を聞くと「松木沢側はじめて、すごくいい景色でした。また、来ます。」とのことでした。のんびりしようとしていると、ウメコバ沢をロッククライミングした6名が、薄暗くなってきた道をゲートに向かっていきました。夕方4時を過ぎると気温は9度でした。
昨日も多くの森ともの皆さんに出会うことができ、また、深まりゆく秋の松木渓谷の入口の自然素晴らしさを体感して、舎人の一人として充実した一日でした。(5日の放射線量は0,123μSv/hでした。舎人・済賀正文)
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