秋の松木の静けさを味わう
今日の足尾は一日中雲の多い天気でした。気温も上がらず、動かないでいると寒さを感じるほどでしたので、少し火を起こしました。
朝方、外国のソロクライマーの方が、これから皇海に向かうと言って通り過ぎて行きました。テント泊だそうです。落石とか危ないので気を付けてくださいネというと、笑顔で「ダイジョウブ!」といって立ち去って行きました。良い山歩きになるといいなぁ。
そのあと、いつも来て下さる大木さんが立ち寄って、今日もお新香のおすそ分けを頂きました。お昼に美味しく頂いて残りはお持ち帰り。
昨日の舎人当番、宗さんの置き土産の柿も頂くと(こちらもうまかった!)、お腹いっぱいになりました(来ていただいた人にもおすすめしました!)。
大木さんからは、「みなさんの頑張りのお蔭で臼沢の紅葉がきれいですね。」とのお褒めの言葉ばかりか「みどりの募金」にもご寄附を頂きました。いつもいつもありがとうございます。
午後、風が少し吹き出したと思ったら雨が降り始めました。ご夫婦らしきハイカーに声をおかけしましたが、「雨が降ってきたので早く帰ります。」と通り過ぎていかれました。残念。
その後、もう一組のカップルが雨宿りで立ち寄って下さいました。神奈川から車で見えられたとのこと。こういう時の足尾もまた味がありますが、季節を変えとまた素敵な一面がありますよ。(あと、神奈川のフォーラムもぜひご参加ください!)
さすがにこんな日は、生きものもあまり動き出さないようです。コオロギが思いだしたように鳴いたとき、ケラの群れが渡るとき以外は、山を落ちる水音と、寒そうな風の音ばかりが響いていました。
秋の名残をもう少し留めておいてほしいなぁと思うと同時に、地球温暖化によって「秋」と言う季節がなくなるかもしれない昨今、一人ひとりの行動がより一層大切になってきているのだなぁと感じた一日でした(舎人:加賀、小黒 本日の線量:0.130μSv)。
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