2024年4月20日 (土)

日差しの中で、村人の声がこだまする

今朝9時の足尾・松木郷の気温は20度、14時頃は22度、晴れて穏やかな一日になりました。みちくさのサクラは満開です。

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「みちくさ」に着いて、やかんでお湯を沸かし、テーブルなどを綺麗に拭きました。コーヒーを飲んでいると、橋倉さんが「ロータリーの所にいた3人の村人と話をしていたら、松木に入りたい」と。その中田さんに電話すると応え、快く来てくれる事になりました。

 私が自宅で育てたイチョウ(4本)、ユキヤナギ(15本)を持ってきたので植えることにしました。「こころの園」の斜面が崩れないようにユキヤナギを植えていたところ、10時30分ごろに中田さんが自家用車で来てくれました。

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 3人で、小さなユキヤナギを30cmの穴を掘り、腐葉土を入れて“まぜるまぜる”して、休憩しながら丁寧に植えました。その後も、中田さんに手伝っていただき60cm程のイチョウの木を4本植え、サルやシカに食べられないように幹ガードを取り付けました。近くにある、昨年植えたサクラの木を点検していると皮をサルに食べられていました。

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 それから作業小屋で少し休憩し、中田さんと交流しました。すでに12時30分時を過ぎていたので、ゲートまで送ることにしました。帰り際に「いつでも呼んでくれれば来ますから」と中田さんが笑顔で言ってくれました。

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 みちくさの前で話しかけた、栃木市から来た75歳ぐらいの男性は「ウメコバ沢まで行ってきた。登山道はあれていた」と言っていました。その他は、二人連れの方が通過しただけで、寄ってくれた方はいませんでした。

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 13時過ぎに2人で昼食をとり、森の案内や通路整備、中倉山ブナ保護のスケジュールのつき合わせ、無線機の通話確認などを行いました。

 今日は、土曜日という事もあり、松木郷は心休まる一日でした。でも一度だけ重たい石や岩などがゴロゴロガラガラと崩れる音にビックリしました。二人で、中倉山・松木川斜面の方向を見たが音が聞こえど、落石などは確認できませんでした。

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穏やかな日差しを浴びて、小鳥の囀りとサクラの花、そして若葉に、心地よい一日になりました。

                             <舎人、橋倉、大野>

2024年4月14日 (日)

足尾は今日ものどかでした

今日も足尾はのどかでした。朝9時の気温は20度を超え、その後も穏やかに上昇して26度。午前中は快晴、お昼に少し雲がでてキツネの嫁入りのような雨が降りましたが、すぐに元の晴天に。足尾の4月にしてはずいぶん暖かいと思う一日でした。

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「本当に気持ちがいいねぇ~」

ここに来るのも久しぶりでしたが、舎人としてはなんと3年半ぶり。舎人としてのお作法なんってすっかり頭から消え去っておりました。。。一緒に入ってくれている足尾在住の橋倉さんに手ほどきを受けながら少しづつ動きを思い出す始末です。

のんびり支度をしたあとは、久しぶりなんだから少し周りを見て回ると良い、という橋倉さんの勧めで、植樹地をぐるっと歩いてみました。

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森びと広場に降りていくと、サルの群れがお出迎えしてくれました。周囲に植えてある桜の木の花芽を無心に食べています。満開のソメイヨシノには目もくれず、特定の桜の木に集まっています。種類なのか、タイミングなのかはわかりませんが、きっとそれがおいしいのでしょうね。サルたちに桜の花はどう見えているのでしょうか。

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モズが高いところで鳴いている間は他の小鳥たちは静かで、時おり、カラの群れやホオジロ、カケスがにぎやかに通り過ぎるのを目にしました。あの岩場に戻る猛禽は何でしょうね。

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民集の杜に入るとまだ下草は芽だしが多く、スミレ(種類まではちゃんと見ておらず・・・)やキジムシロ、キランソウなどが目を引くくらい。フキノトウは少しトウがたってしまっていました。橋倉さんがみちくさの裏に植えたというフクジュソウはあと少しってところでシカに食べられてしまったのだとか。フクジュソウって毒なかったっけねと思いつつ、食べたであろうシカの無事を祈ってました(意外とシカには影響がないのかもしれませんね)が、私たちの森にも春植物が芽吹く日がいつか来るといいなあ。と思ったり。

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午後に臼沢と臼沢の西に向かいました。森の外に明るい気が合ったので行ってみるとバッコヤナギ(ヤマネコヤナギ)でした。この周辺、シカがたむろしていて、知らずに近づいたらキュンっと高い声を出して逃げていきました。少し高いところにあるので、下の森より少し春が遅いようですね。

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この日は結局ジャンダルムを見に行くといって入ったお兄さんが一人通り過ぎただけで、訪問者はゼロでした。

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ゲート前の駐車場は満車でしたので少し期待したのですが。みんな中倉山が目的なのでしょうか。この山と孤高のブナが人気になるのは嬉しいのですけれど、松木沢沿いもゆるやかでいろいろ見どころはありますから、是非もっと足を運んでもらいたいなーと思った舎人となりました。(舎人 橋倉、小黒)

2024年4月13日 (土)

松木郷は春らしくなってきました。桜はまだ少し後だよ。

 4月13日、今年2回目の「みちくさ」オープンです。早速松木郷の桜の標準木を見るため車を止めました。標準木は満開近くまで咲いているのですが、隣のシダレザクラの蕾は膨らんではいますが、開くまではまだまだのようです。「みちくさ」の前のシダレザクラも同様に蕾が赤くなってきてはいますが、開花はもう少し後になりそうです。8:30、天候快晴、気温は19℃。今日は20℃を超えそうですので、何輪かは咲いてくれることを祈っていました。「みちくさの庭」と「臼沢西の杜」「民集の杜・東」を散策しました。桜以外の草花や新芽が芽吹いていました。写真でご紹介します。Img_0006標準木(右)とシダレザクラImg_0011「みちくさの庭」のミツマタImg_0050「みちくさの庭」のアセビとミツマタImg_0049「みちくさ」周りのヘビイチゴの花

Img_0074「臼沢西の杜」のカラマツの芽吹き

Img_0100「民集の杜・東」のモミジ

Img_0120「民集の杜・東」のスミレImg_0110「民集の杜・東」の合歓の木は樹皮を食べられて白骨化したみたいです。

今日は、先日の作業で工具を忘れたため取りに来た清水さんが、水が出なくなっていた「みちくさ」の水道の修理をしてくれました。Img_0023 Img_0029蛇口を取り換え、見事直りました。Img_0032 下の作業小屋に行くホースと「みちくさ」に行くホースが坂の下にあり、水圧が下に向かい「みちくさ」には弱くなるのを防ぐために、分岐を坂の上に移動しました。これで水道修理は終わりと思っていたら、下の作業小屋に行くホースの途中で水の漏れる音がしていました。以前にも洩って修理したのですが、同じところです。今回はホースを切り、継手を入れてしっかりと修理をしました。Img_0070

Img_0058「みちくさ」まえのシダレザクラが2輪だけ咲いていました。

「臼沢西の杜」では、落石により獣害防止金網や土留めが破壊されていました。道具を持たなかったので修繕はできませんでした。

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 本日の「みちくさ」訪問者は、イヌワシを追いかけて大きなカメラをかかえた、埼玉県から来た明石さん、ジャンダルムに登ってきたという群馬県から来た、武内さんとkeikoさんが立ち寄ってくれました。

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 本日の舎人は、橋倉さん、清水さん、筆者加賀でした。

2024年4月 7日 (日)

夏の陽気の松木沢!「みちくさ」オープン、お客様は?桜は?

 今日の足尾・松木沢は晴れ、朝9時で19℃もあり昼には23℃にもなって、まるで夏の様!

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「みちくさ」がオープンし、案内する舎人も新人の山田さん!初仕事で、森びとの旗を掲げたり、部屋の椅子を拭いたり、水源の点検をしたりと大忙し。

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 マニュアルに沿って作業をこなしていく山田舎人、気になるところはスマホで映像に残しておく。なるほどと感心をするが、今は皆そうしているようだ。その後、放射線量の測定をするため「みちくさ」に続く道路でとんでもないものを見てしまった。道路幅いっぱいに雨水がたまっている場所があった。以前から気になっていたので、溝を掘って排水してやろうと思ったら、泥水の中に黒いものが見えた。

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Dscn9561 カエルの卵が産みつけられていたのです。今朝2人とも知らないで、この上を車で通っていたのでした。なんでこんな場所に?、いつからここにあったのか?真相はわからないが、ひとまず安全な場所に引っ越しさせました。

 「みちくさ」に戻ると7人のハイカーが松木渓谷の散策で歩いてきました。「行けるとこまで行ってくる。帰りに寄れたら寄ります。」と立ち話をして奥に向かいました。しかし、閉舎するまでには、戻ってきませんでした。それでもスタートの日に、カエル数百匹の命を救ってあげたことに満足し、すがすがしい気分で初日の舎人を終えました。

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 気になる桜は!と言えば、どの桜も一輪も咲いていませんでした。「松木の標本木」と言われる桜(鳥獣観察の皆さんが居るすぐそばの桜)はもう明日にも咲きそうですが、待つことの楽しさを感じましょう。

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本日の線量・0,078μ㏜       舎人は、山田浩、橋倉喜一(報告)でした。

2024年4月 4日 (木)

お待たせしました!4月7日「みちくさ」オープンです!

 春遅い足尾・松木沢にも、その足音が聞こえてきました。東京からは、桜が満開になってきたとの便りが届きます。負けじと足尾駅前の桜が開花していました。

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 そんな中、交流広場「みちくさ」が7日にオープンします。松木沢を訪れる皆さんの休憩所・交流を深める場所として、今年は土・日・祝日に最大限オープンを目指します。(オープン日は、森びとのホームページをご参照ください)。休憩しながらお茶やコヒーを自由に飲んでいただけますし、水洗のトイレ、ドコモだけですが携帯電話も使うことが出来ます。

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 「みちくさ」が建っているこの地を、私たちは「松木郷」と呼んでいます。銅山の煙害、木の伐採、火事などによって緑が失われ、生活の糧のみならず生命の危機にさらされ、旧松木村の人々はこの地を追われました。その無念さは、どれほどのものだったのでしょうか。 

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 私たちは「山と心に木を植える」を合言葉に、19年間植樹と育樹を取り組んできました。マッチ棒くらいの太さの苗木が、今は大人の太もも位の太さに成長しています。しかし、緑にあふれ自然豊かな旧松木村を目指すのには、まだまだです。100年先を展望して、森づくりに励んでいきます。

Dscn8113(去年の写真です)

Dscn8116(去年の写真です)

 今「松木郷」は、長く厳しい冬を乗り越え、芽吹きの春を迎えようとしています。ミツマタ、コブシ、レンギョウ、そして森びと広場を中心にした様々な種類の桜。それらを眺め、緑の木々達が創り出したうまい空気を胸いっぱいに吸い込んで、松木の春を楽しんでください!

「みちくさ」でお待ちしています。

                           報告  みちくさ舎人・橋倉喜一

2023年11月26日 (日)

冬本番を迎えた足尾・松木

 

Dscn0263 本日(11月26日)の足尾・松木は、晴天で風もなく0℃(8時30分)でした。作業小屋の水道が氷柱になっていました。11月末でみちくさがクローズになりますので、参加者でみちくさの大掃除をしました。これまで使用していた、テーブルと椅子を交換しました。Dscn0265軽トラに発電機を載せて電気を確保し古いテーブルを解体しました。

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Dscn0272 その後、窓ガラスふきを行ない、出会いをサポートしてくれた舎に感謝しながら一年間の汚れを落としました。

Dscn0271 昼食後は、作業小屋内の棚の解体・撤去作業を行ないました。棚を撤去すると広く感じました。Dscn0276 今年は、コロナが5類に分類されコロナ以前の生活に戻りつつあります。みちくさも不定期でオープンしてきました。以前ほど多くのみなさまとであいできませんでしたが、訪れた皆さんとは有意義な時間を共有できたと思います。来年は4月にオープンします。舎内と樹々のテラス等の装いを整え、今年以上に多くの皆さんとの出会いをお待ちしています。来年も宜しくお願いいたします。Dscn0274

Dscn0273 本日の舎人は、大野さんと筆者でした。サポートしてくれた方は、加賀さんと福原さんでした。

(報告者:済賀 正文)

2023年11月23日 (木)

森ともの訪れに期待して!

今年最後の祝日・勤労感謝の日、足尾松木郷「遊働樂舎・みちくさ」は晴れ、気温9時10℃風もなく静かで過ごしやすいスタートになりました。

Img_20231123094735609午後は日差しが遮られる時が有りましたが、爽やかな終日でした。みちくさから見える臼沢の森の紅葉は鮮やかですが、少しずつ冬を迎える準備をしている様ですがまだまだ見ごろです。

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一方、対岸を見ると草木の活着が難しく多くの所で岩肌が剥き出しになっています。これから冬を迎え、霜柱や氷がはることで更に崩れてしまうのが心配です。

Img_20231123113716033私たちは、木は根、根は土。土は土壌動物によって造られる事を学び、煙害などから生き延びている中倉山の孤高のブナの保護を継続しています。対岸は自然に任せるとなっており厳しい環境で冬を迎えようとしています。来春には少しでも草等が活着して欲しいと願うばかりです。

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Img_20231123104947548 壊れた自然を取り戻すには100年以上の年月が懸ると言われています。これまで育ててきた生態系豊かな森を見守り、出来る事をしなければならないと考えさせられた一日でした。本日はクライマーー3名と挨拶を交わしただけで訪問者はおりませんでした。

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来週の26日で「游働樂舎・みちくさ」は閉舎になりますが、まだ紅葉は見ごろですので、自然と歴史が学べる松木郷を旅を兼て訪問して下さい。お待ちしております。

本日の線量:0,094μsv/h  舎人:松井

2023年11月15日 (水)

整理整頓と児童たちが育てた苗木にいのちを吹き込みました

 本日9時の足尾の天気は晴れで、気温は12℃でした。

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20231115_104833 まず、コーヒーを飲みながら森作業をされる清水さん、大野さん、松村宗雄さんと打ち合わせをし、今日の作業内容を確認しました。

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 森作業は、大野さんと松村宗雄さんがみちくさの庭にあるシモツケ25本を、こころの園へ移植しました。予め穴を掘ってもらっていましたが、大きな石があり苦戦しながらも一回り大きく穴を堀りました。

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 舎人の筆者は、清水さんと坂口さんと一緒に、みちくさ、コンテナ、ビニールハウス、作業小屋の整理整頓をするために処分するものの精査や測量をしました。20231115_103750

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 午後には、今年も板橋区第八小学校開放協力会(はちっこプロジェクト)の保田さんからお預かりした児童たちが自宅で育てたコナラとクヌギをりんねの杜に植えました。ありがとうございました。20231114_125318

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 その後、民集の杜北の中にあるハウチワカエデとウリハダカエデを選定しに行きました。

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(今日の作業者は清水さん、大野さん、松村宗雄さん、舎人は坂口さんと小林 放射線量は0.087μsV/hでした)

2023年11月 3日 (金)

「みちくさ」でブナ保護活動の安全を願う

今日は、中倉山の稜線に100年以上も生き続ける「孤高のブナ」の根を保護する活動が行われました。

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ブナ保護活動にご協力してくれている皆様の「怪我やトラブル」など、緊急事態に備えて4人のスタッフが「みちくさ」で待機しました。駐車場を出発して、しばらくして無線に「先発隊6名が頂上に到着」、「後続部隊は稜線から200mの所を登っている」など逐次報告が「みちくさ」に届きました。

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道草で待機している4人は、安全を願いながら午前中の少しの時間を、4人で手分けして、①軽トラックのエンジンが始動しないためバッテリーの充電、②臼沢西の森の草刈り、③「こころの園」にヤマブキ、ツバキの苗木植え、などの森作業を行いました。

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その後、昼食にしようと思っていたら、リックを背負った若い2人が「みちくさ」に寄ってくれた。神奈川県と群馬県から、今朝来て、松木沢ジャンダルムに登ってきたという。「素晴らしい直上ルートで、快適なクライミングが出来た」と感想を述べていました。松木郷の紅葉を観ながらコーヒーを飲み、短い時間でしたが交流を深めました。

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3時過ぎに、森びと関係者10名が「みちくさ」に寄り、済賀さんより「参加者全員が無事に下山し、帰路に就いた」と報告を受けました。林子さんから手作りの「ヨーグルトといちじく」のデザートを全員がいただき、本日の「みちくさ」を終了しました。朝早くから参加のスタッフ、参加者の35名の皆様お疲れ様でした。

本日の舎人・スタッフは、橋倉さん、加賀さん、林子さん、そして大野でした。

<報告は大野昭彦>

2023年9月18日 (月)

色づき始めてきた足尾・松木渓谷

本日の足尾の8時40分の気温は26℃、晴れ。昼の気温は30℃になりました。

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足尾ダム・ゲートに着くと「源流碑」傍に生えているヤマボウシの実のオレンジと空の青さと緑が優しく私を迎えてくれました。

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「みちくさ」=遊動学舎に着くと、松木渓谷の奥から歩いてくる二人連れの夫婦が来たので「まだ準備が出来ていませんが寄っていきまかか」と声をかけると、「今まで何回か来ましたがいつも開いていなかった」と返事があり、私は、この小屋がどんなものなのかと気にかかっていたのかと思いました。ご夫妻を中に案内すると、「あら素敵、こんな風になっているんだ」とびっくりしているようでした。

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ご夫婦は宇都宮市内から可愛いい二匹の犬と散歩に来たらしく、松木渓谷には初めてではないようでした。中倉山にも興味を持っていましたので、11月3日に行う「中倉山ブナを元気にする恩送り」の協力を呼びかけました。

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 その後、みちくさの回りも草が茂っていたので仮払い機で草刈りを行いました。9時30分頃から、みちくさ庭の草刈りと庭に植えてあるドウダンツツジやシモツケソウなどを広場の北斜面に移植するための準備をすることにしました。庭に行って見ると、ヤブマメの蔦が野イチゴの生えている一面びっしり、ツツジなどにも絡まっていたので、他の草と一緒に取り除く事にました。

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お昼頃に、橋本さんがイチジクを持って来てくれました。一緒に昼食をとり、先日の「JICA植樹体験研修」動画のチェックをしました。

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それからは、二人でみちくさ庭の草刈りを継続し、刈った草を庭の外に出して、ドウダンツツジとシモツケソウが何本あるか調べてみました。すると、成長には少し差がありますが、ドウダンツツジが約181本、シモツケソウが約80本ありました。

ー今日のみちくさ庭に咲く花たちー

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本日の「みちくさ」の舎人は、清水と大野でした。

<報告は大野昭彦>

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