日差しの中で、村人の声がこだまする
今朝9時の足尾・松木郷の気温は20度、14時頃は22度、晴れて穏やかな一日になりました。みちくさのサクラは満開です。
「みちくさ」に着いて、やかんでお湯を沸かし、テーブルなどを綺麗に拭きました。コーヒーを飲んでいると、橋倉さんが「ロータリーの所にいた3人の村人と話をしていたら、松木に入りたい」と。その中田さんに電話すると応え、快く来てくれる事になりました。
私が自宅で育てたイチョウ(4本)、ユキヤナギ(15本)を持ってきたので植えることにしました。「こころの園」の斜面が崩れないようにユキヤナギを植えていたところ、10時30分ごろに中田さんが自家用車で来てくれました。
3人で、小さなユキヤナギを30cmの穴を掘り、腐葉土を入れて“まぜるまぜる”して、休憩しながら丁寧に植えました。その後も、中田さんに手伝っていただき60cm程のイチョウの木を4本植え、サルやシカに食べられないように幹ガードを取り付けました。近くにある、昨年植えたサクラの木を点検していると皮をサルに食べられていました。
それから作業小屋で少し休憩し、中田さんと交流しました。すでに12時30分時を過ぎていたので、ゲートまで送ることにしました。帰り際に「いつでも呼んでくれれば来ますから」と中田さんが笑顔で言ってくれました。
みちくさの前で話しかけた、栃木市から来た75歳ぐらいの男性は「ウメコバ沢まで行ってきた。登山道はあれていた」と言っていました。その他は、二人連れの方が通過しただけで、寄ってくれた方はいませんでした。
13時過ぎに2人で昼食をとり、森の案内や通路整備、中倉山ブナ保護のスケジュールのつき合わせ、無線機の通話確認などを行いました。
今日は、土曜日という事もあり、松木郷は心休まる一日でした。でも一度だけ重たい石や岩などがゴロゴロガラガラと崩れる音にビックリしました。二人で、中倉山・松木川斜面の方向を見たが音が聞こえど、落石などは確認できませんでした。
穏やかな日差しを浴びて、小鳥の囀りとサクラの花、そして若葉に、心地よい一日になりました。
<舎人、橋倉、大野>
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