静寂に包まれた松木郷の迎え盆
7月13日(土)、遊働楽舎“みちくさ”の9時の気温は26℃です。朝から青空が見えましたが、午後になると西の空から雲に覆われてきました。
暖かいコーヒーやお茶を提供できるようにお湯を沸かし、オープン準備をしました。気温の上昇に備えて、橋倉さんがウオータージャグに冷たい水を入れて持参してくれました。
コーヒーを飲みながら打ち合わせを行いました。9日の森作業時にお盆の準備で松木郷のお墓と祠に花を手向けましたが、例年シカに食べられてしまうためお墓の見回りをして松木のご先祖様をお迎えすること。軽トラックのタイヤの空気圧が下がっているので、空気を入れて整備すること。みちくさ内の書籍の整理をすることにしました。
下のお墓と祠はシカの食害に合わず、昨日の雨で花立てには水がたまり気温も低かったのできれいに咲いていました。手を合わせて、“みちくさの庭”に咲く花々を愛でに来てくださいと声をかけました。
上の墓に向かうと花が散乱し、菊は残っていましたがカーネーションは食べられていました。花立てに差して手を合わせました。
“みちくさ”に戻る途中で水源を確認すると、取水口に砂がたまり、水受けに砂がたまっていましたので清掃を行いました。
みちくさ内では、橋倉さんが書籍の整理をしてくれました。宮脇昭さんや青木淳一さん、宮下正次さんの本が並び、足尾の盆に合わせて松木の森の観察をかねて“みちくさ”に立ち寄ってくださったかのようです。
午後は、軽トラの整備、橋倉さんは苔テラス“と”みちくさ“北側の草刈りを行いました。
軽トラのタイヤの空気圧を測ると、1kPa(㎏/㎡)以下に下がっており、携帯用のコンプレッサーで空気を入れました。前輪は2.0kPa、後輪は2.4kPa。入れる空気の量が多く、携帯用なので連続して使用すると焼け付いてしまうため、休ませながら空気を入れました。
ぺちゃんこだったタイヤも通常のふくらみに戻りました。これで安心して荷物の運搬が出来ます。
朝、ジャンダルムへ向かうクライマーが一人通過していきましたが、その後、松木の訪問者はなく、静かな迎え盆となりました。
本日の舎人は、橋倉さん、筆者清水でした。(報告:清水卓)
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