2024年7月14日 (日)

静寂に包まれた松木郷の迎え盆

 7月13日(土)、遊働楽舎“みちくさ”の9時の気温は26℃です。朝から青空が見えましたが、午後になると西の空から雲に覆われてきました。

 暖かいコーヒーやお茶を提供できるようにお湯を沸かし、オープン準備をしました。気温の上昇に備えて、橋倉さんがウオータージャグに冷たい水を入れて持参してくれました。

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 コーヒーを飲みながら打ち合わせを行いました。9日の森作業時にお盆の準備で松木郷のお墓と祠に花を手向けましたが、例年シカに食べられてしまうためお墓の見回りをして松木のご先祖様をお迎えすること。軽トラックのタイヤの空気圧が下がっているので、空気を入れて整備すること。みちくさ内の書籍の整理をすることにしました。

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 下のお墓と祠はシカの食害に合わず、昨日の雨で花立てには水がたまり気温も低かったのできれいに咲いていました。手を合わせて、“みちくさの庭”に咲く花々を愛でに来てくださいと声をかけました。

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 上の墓に向かうと花が散乱し、菊は残っていましたがカーネーションは食べられていました。花立てに差して手を合わせました。

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 “みちくさ”に戻る途中で水源を確認すると、取水口に砂がたまり、水受けに砂がたまっていましたので清掃を行いました。

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 みちくさ内では、橋倉さんが書籍の整理をしてくれました。宮脇昭さんや青木淳一さん、宮下正次さんの本が並び、足尾の盆に合わせて松木の森の観察をかねて“みちくさ”に立ち寄ってくださったかのようです。

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 午後は、軽トラの整備、橋倉さんは苔テラス“と”みちくさ“北側の草刈りを行いました。

 軽トラのタイヤの空気圧を測ると、1kPa(㎏/㎡)以下に下がっており、携帯用のコンプレッサーで空気を入れました。前輪は2.0kPa、後輪は2.4kPa。入れる空気の量が多く、携帯用なので連続して使用すると焼け付いてしまうため、休ませながら空気を入れました。

ぺちゃんこだったタイヤも通常のふくらみに戻りました。これで安心して荷物の運搬が出来ます。

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 朝、ジャンダルムへ向かうクライマーが一人通過していきましたが、その後、松木の訪問者はなく、静かな迎え盆となりました。

 本日の舎人は、橋倉さん、筆者清水でした。(報告:清水卓)

2024年7月 7日 (日)

夏は、足尾・松木郷で暑さを乗り切る!

 本日(7月7日)の足尾・松木は、晴天で風もなく23℃(8時30分)と暑く感じますが松木川の風に身体が癒されます。

早速、夏の毛皮を着たニオホンジカが臼沢の植樹地の下で、朝食を摂っていました。歓迎された気分になりました。Dsc00185 最初にみちくさにお寄り頂いたのは、川口市の青木さんと3匹の犬の皆さんです。週末は、自然がある場所に出かけています。今日は、犬と松木川に入りましたが、冷たい川でしたと感想を言って下さりまた、来ますとの事でした。Dsc00195  次に立ち寄ってくれたのは、黒津さんと男性1名で、黒津さん過去にみちくさ先の植樹地で森づくりの経験を話され、みちくさにも何度か立ち寄っていた方です。Dscn0141 最後は、ジャンダルムでロッククライミングの帰りに元気な顔でお寄り頂きました4名様です。案内ガイドさんに導かれて無事に目的を達成した充実したお顔でした。Dscn0142 Dsc00186 今日は、暑くなるのでみちくさに立ち寄る人は居ないのではと、朝の打ち合わせでの話でしていました。しかし、皆さんは、暑さを乗り切る為に足尾・松木にいらしていました。

今日、みちくさに立ち寄られた2組4名様から「水を頂けませんか」とのリクエストがありましたのでお水をお分けしました。
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午前中の作業を福原さんと筆者でみちくさ広場の柵の中の苗木の周りを石で囲い、その中に柳澤さんが運んでくれたもみ殻でマルチングを行ないました。Dsc00189 Dsc00190

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Dsc00203 フレコン2袋を入れることができました。乾燥予防と草の生長を抑えることが出来ます。もみ殻をたっぷり入れた苗木も嬉しそうでした。

Dsc00204 橋倉さんは、みちくさテラスの草刈りで苔の生長が楽しみにしているようでした。テラスで食事をする人が、足元を気にせずにベンチまで進めます。

Dsc00192 みちくさの庭には、コオニユリの花が数を増やして元気に咲いていました。

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Dsc00200 3時の帰宅時には、みちくさの玄関脇の温度計が37℃を指していて「そんなに暑かったのか」とビックリしました。

Dsc00208_2 本日の舎人は橋倉さん、福原さんと筆者でした。(報告:済賀正文)

 

2024年7月 6日 (土)

ちょっとにぎやかだったみちくさから

ぐっと緑が濃くなった足尾・松木は、今日も静かでした。気温は少し控えめで、湿度は高いものの比較的過ごしやすい一日でした。午前中はどなたも訪れる人はおらず、みちくさ担当のメンバーで、今年のみちくさでの作業の進め方について話し合いをしました。足尾の町に民泊施設ができたと聞き、さっそく私たちの仲間も泊まったようですが、みちくさも(もちろんこの旧松木村も)足尾のスポットの一つとして、足尾を盛り上げるお手伝いができたら嬉しいですね。

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この日も人が来る予兆がないことから、お昼を食べてからは、宇都宮から遊びにきてくれたKさんと一緒に道普請をしました。どういうわけか砂利道にシカが開けた大きな穴が所々にできていて、それを埋める作業です。「過ごしやすい」と言ったのは体を動かさないからで、ちょっとでも身体を動かすと湿気のせいで汗だくになります。埋める小石や砂利を集めては埋める作業を繰り返しました。

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作業の休憩中、ふとにぎやかな声にみちくさに戻ると若い人たちの声がします。東京農業大学・森林総合科学科の山崎先生と学生のグループでした。1泊でバスを使って日光・足尾と回っているそうで、山崎先生の人気ぶりを示すかのような大所帯でした。時間も短くあまり話ができなかったのが少し残念で、是非次はゆっくり森を見ていっていただきたいですね!学生さんは近くでクマに会ったそうで、このところ足尾では完全に動植物昆虫に嫌われている(全然会えない)私としてはうらやましい限りでした。先週はマダニにたかられていて、どうやら会いたくないものだけには会える相がでているようです。

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この日も、新松木の森でヤマユリが咲きそうだと行ってみましたが残念ながらまだつぼみ。オカトラノオが優しく揺れていました。(舎人 橋倉、山田、小黒)

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2024年7月 1日 (月)

森の恵みは、先人が命をかけた緑化の賜物

 6月30日(日)、遊働楽舎“みちくさ”の9時の気温は26℃です。天候は曇り、低気圧の影響で午後には雨の予報で肌寒さを感じます。訪問者に暖かいコーヒーやお茶を提供できるようにお湯を沸かし、オープン準備をしました。“仁平村長”が皆さんを出迎えます。

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 前日、シニアの先輩方が“みちくさ”室内の模様替えを行い、南側の窓にテーブルと椅子が据えられました。“みちくさ”の庭や中倉山が眺められ、ハイカーの皆さんが“ほっと一休み”できます。

 準備が整い、打ち合わせを行いました。昨年10月に加賀スタッフと“りんねの森”改良地調査エリアの苗木の樹高を測りましたが、「砂地」のヤマハンノキの生長が著しいので、午前中は“りんねの森”の調査を行うことにしました。午後は、昨日の引継ぎで“みちくさ”内にあるテレビとDVDプレーヤー、パソコンとの接続ができるように、電気配線を行うことにしました。

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 “りんねの森”に向かい、まずは一番生長の早い「砂地」の木々を計測しました。西側のヤマハンノキの生長が良く、2022年10月に植樹したときは60㎝程でしたが、一番高かった樹高は360cm、シラカバは175cmでした。空気中から窒素を吸収し根で栄養に変え、荒廃地を緑化するパイオニアと言われますが、その通りの生長が見られました。

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 改良地の樹木の調査では、2023年10月の調査で100㎝のヤマザクラが125㎝に、80㎝のヤマボウシは118㎝、45㎝のハウチワカエデは71㎝に生長していました。土壌が開墾されたおかげか、柵の南側に生えるヤシャブシの種が活着し、20~30㎝ほどに生長した数百の実生が幼木の競争相手になっています。

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 果樹園内ではブルーベリーが実をつけ、紫色に熟し始めました。森の恵みを一粒いただき、まわりの草刈りを行いました。降雪と寒さで枯れてしまったと思っていたお茶の木も、下から枝を伸ばし、葉を広げ始めました。厳しい足尾の気候に耐え、生き抜こうとする木々に感動を覚え、木を覆う草を刈りました。

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 昼近くになり“みちくさ”に戻り訪問者を待ちました。13時過ぎに、松木郷の散策に訪れたご夫婦の姿が見えたので声掛けをしましたが、雨が降り出したため「雨が強くなる前に戻ります」と引き返されました。

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 天気の影響もあり人影は無く、“みちくさ”内にあるテレビとDVDプレーヤー、パソコンとの接続ができるように、電気配線を行いました。室内とトイレ内の電灯も点灯するように接続しました。

 DVDプレーヤーとTVの接続を確認するため橋倉さんがDVDを選び、足尾の荒廃地への緑化工でヘリコプターにバケットを下げてアスファルト乳剤を散布し、草や木の種をまく映像を観ました。すると、昨日“みちくさ”の改装を行った済賀スタッフが顔を出し一緒に視聴しました。

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 人が入れない急峻な山の斜面の緑化のために1965年から開始された当時の最新方法でした。ヘリコプターを傾けて揺さぶり落とさなければならなかったり、散布装置が詰まるとヘリコプター内に種子を積み込み、命綱を着けた助手席の人が手でまくなど非常に難しい緑化だったそうです。映像には草木のない茶色い松木の山々が映り、緑の増えた現在の山々は先人の命をかけた緑化作業のおかげであり、その土壌の上に私たちは植樹を行えるということを実感しました。

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 「みちくさの庭」は、アジサイが咲きはじめ、カンゾウの紅い花にはアブラムシとアリが共生していました。果樹園ではブルーベリーなど森の恵みも熟してきます。

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 先人の森づくりを視聴することもできますので、“みちくさで一休み”はいかがでしょうか。皆さまの訪問をお待ちしています。

本日の舎人は、橋倉さん、筆者清水でした。(報告:清水卓)

2024年6月30日 (日)

「人生のみちくさ」を松木郷の「みちくさ」で!

 昨日(6/29)の足尾・松木郷は晴れ、朝8時30分の気温は27℃でした。今日は「みちくさ」の模様替えをしようと思い、先輩方に呼びかけて4人が手伝いに来てくれました。コーヒーを飲みながらのよもやま話の中では、20年間も森づくりをやってきたシニアは森の生長をみたくなる。そんな時には、気軽に奥さんと一緒に「みちくさ」にやってきたい。出会った人とは”人生のみちくさ”をゆったり話すことができるといいね!、と高橋アドバイザーから投げられました。5

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7 そんな気持ちを持ったシニアたちは「人生のみちくさ」を楽しもうと、そのベースハウスの整理整頓の話し合いを行い、そして、2025年本実施の「エコ散歩in足尾」では緑と紅葉が輝き、空気がおいしい森を歩いてもらい、歩いた方々の「人生のみちくさ」のひとつになってほしいと願いました。1_2  そんな思いを皆で持ちながら、部屋の整理を汗だくになって進めました。森づくり作業詰め所、舎人の別室、コンテナからはスチールロッカーを運び入れ、書籍や物品の整理を行いました。さらには「みちくさ」内外では、自然観察やお茶、食事そして軽音楽を聴きながらひと休みなどが可能なスペースを設けました。3   室内の整理が少し落ち着いた頃、2人の青年が「みちくさ」に立ち寄ってくれました。丹平治沢をアタックしてきた帰りでの立ち話しになってしまいましたが、元気な二人は植樹活動にも興味がありましたので、「みちくさ」の室内外が整った頃にはゆっくりと話をしたい若者でした。

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 「みちくさ」の整理整頓は、若者からお年寄りが気軽に立ち寄って頂ける場所になるように行いました。ドコモ専用の増幅器で携帯利用可能ですし、洋式の水洗トイレもご利用できます。木陰のベンチの利用、ハンモックでひと眠りすることも可能です。読書やラジオ等を聴きながらひと眠りなど、自然界の恵みをいただきながらリラックスできるようにしました。「みちくさ」の舎人一同、皆様のお出でをお待ちしています。

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10   今日の舎人は坂口、橋倉。手伝いのメンバーは高橋、鎌田、山本、済賀のみなさん。報告は橋倉喜一でした。 

2024年6月16日 (日)

「みちくさ」の模様替え第一歩

 6月16日、足尾に向かう途中では小雨も降っていました。鹿沼市を過ぎ日光市に入ったところでは、ソバの白い花が一面に咲いていました。もう直ぐ夏の新ソバが楽しめそうです。Img_0001 足尾に着くと、ヤマボウシの花が少しですが咲き始めています。

Img_0029 「みちくさ」に到着。9:00、天気は晴れてきました。気温25℃。久しぶりに「仁平村長」が日向ぼっこをしました。

Img_0010 今日は、橋倉さんの提案で「みちくさ」内のリニューアルを進めることにしました。先ず、双眼鏡などを置いている、南側の棚を撤去することにしました。板を止めている長い木ねじをインパクトで抜いていくのですが、下からねじを回して抜くので寝転んでやらなければなりません。大きな体の筆者にはキツイ姿勢で汗が滴り落ちてきました。撤去したところに、社務室にあったスチール製書棚を軽トラに積み設置しました。

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 午前の作業は終了。昼食にしようとしていると二人の訪問者が訪れました。外国の方です。「ヤバい!英語は全く駄目だ。」と思っていると、流暢な日本語で安心しました。スンダさんというご夫妻でジャンダルム方面にハイキングに訪れたそうです。埼玉県蓮田市に住むインド人の方で、28日にJAICの方々が植樹に来ることを伝え、植える木の英語名で教わりました。Img_0019

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 午後は、「みちくさ」北側(道路側)の棚の撤去をすることにしました。棚に置いてあるものを段ボール箱に片づけてから、40分ほどで撤去が完了しました。Img_0025

Img_0028  午後になるとムシムシとしてきました。気温は28℃とそれほど高くないのですが、湿気が多く風も余りないので不快感が増し、梅雨入りも間近のような気がします。

 今日は一組の訪問者だけでしたが、中々逢えない外国の方と繋がることが出来ました。またのご来訪を申し上げております。

本日の舎人は、橋倉さん、筆者加賀でした。(報告:加賀春吾)

2024年6月15日 (土)

可愛いい子鹿に出会いました

本日の足尾・松木は、8時45分の気温28度、晴天でした。

お湯を沸かしてる間に、窓を全開にし、雑巾でテーブルやトイレを綺麗に拭きました。終わるころにお湯も沸き、コーヒーを飲みながら舎人内容の打合せをしました。今日は、私が家で育てた80本のコキアと初雪草9本の苗を植えることにしました。

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まずは、植える場所、「こころの園」西斜面の上段の草刈りを行い、30cmの穴を掘り、黒土を混ぜ、手際よく約50本植えました。11時30分頃に、小柴さんが手伝いに来てくれましたので、みちくさから広場に降りる階段の柵の内側に初雪草を丁寧に植えました。

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区切りがついたので昼食にしました。外は31度でしたが、みちくさ内は爽やかな風がすり抜けて涼しく感じました。午後は、松木渓谷の奥の方に歩いて行った方が数人いたので、戻って寄ってもらう事も考えて、山田さんには植えたコキアの水やりをお願いしました。

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小柴さんはみちくさ周囲、筆者は「こころの園」内の草刈りを行いました。手入れ時間があまりなかったので草刈りは一部分だけでした。本日は、松木渓谷に入る人はパラパラいましたが、帰りにみちくさをしてくれる方はいませんでした。

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今日の一番うれしかった事は、作業小屋の軒下の日陰に生まれて間もない子シカを発見したことです。近くであいさつをしとも小鹿は逃げませんでした。15時ごろに再び小鹿を見に行くと直射日光が子シカに当たっていたので、小柴さんがサクラの木陰に運んでやりました。すると立ち上がり歩きだして「民集の杜(西)」の方に歩いていきました。私たちは親シカに逢えることを願いました。

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最後に打ち合わせなどを行い、みちくさを終了し帰途に着きました。お疲れ様でした。

 本日の舎人は、山田、小柴、大野でした。

<報告は大野昭彦>

2024年6月 1日 (土)

「みちくさ」は開店休業、森作業は大忙し

 今日から6月、足尾の天気は晴れ、8:30気温は17℃でした。明日は、東京から会員の野田さんのグループ9人が植樹に来ることになっています。そこで、舎人担当ですが、午前中は準備の森作業をすることにしました。打ち合わせでを行い、作業開始しました。スコップ、移植ごて、篠竹、鉄筋、幹ガード、背負子、苗木を軽トラに積み込み、植樹地である「臼沢西の森」に向かいました。

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Img_0003 苗木と幹ガードは、「臼沢の森」前の柵の中に置き、その他は背負子に載せて運びます。植樹地に着き、穴を掘り、先日運んでおいた黒土を穴に入れかき混ぜ、篠竹を指して置きます。これで、明日は移植ごてでも植樹することが出来るでしょう。Img_0010

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Dscn9964 苗を植えるところは準備できました。下山する途中に鳥の巣があるのを濟賀さんが発見しました。何の鳥か分かりませんが、既に巣立った後のようです。

Dscn9966 臼沢へ行く道は草が伸びています。少し早めですが昼食をとり、午後は草刈りと植樹場所の上・下の段の草刈りを濟賀さんと山田さんが行いました。Img_0011

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 橋倉さんと加賀は本来任務の舎人に戻りましたが、「みちくさ」訪問者は一向に現れません。そこで、先日福原さんがコスモスの種を持ってきてくれたので「心の園」に撒こうということになり、草刈りをして、秋には綺麗に咲いてくれることを期待してコスモスの種をまきました。


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Img_0016 その後、「記念樹の森」の草刈りも行いましたが、雨がポツリ、ポツリと降ってきましたので、本日の作業は終了しました。Img_0023

Img_0021 「みちくさの庭」を覗くと、野イチゴの実がかなり大きくなってきました。もう少しで食べられそう。楽しみです。

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今日の舎人は、橋倉さんと加賀でした。森作業は、済賀さんと山田さんでした。

 

2024年5月26日 (日)

「みちくさ」での楽しい出会いを大切にして!

 今日の足尾は曇り空、少し涼しさを感じた一日でした。山々のニセアカシアが満開になり、甘い香りが町中に広がっています。

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Dscn9862  今日の相方舎人は東京事務所の坂口さん。2回目の舎人です。敢て手伝わないで、オープン準備を見守りました。順調に進みましたが流しやトイレの水が出ません。二人で水源まで行き原因を突き止めました。

Dscn9866  大切な水を確保するための学習をすることが出来ました。やはり、本番では知識だけでは役に立たず、体験することの大切さを知ったようです。「みちくさ」に戻ると、3人の男性が森びと広場から階段を登ってきました。声をかけると「足尾町出身の石原です」との返事。ひょっとしたらと思っていたら”松木郷の花見”に来ていた石原さんの義理の弟さんでした。そしてもう一人の方は「私の先祖は、松木村に住んでいました。星野と言います。」とのこと。ビックリして部屋の中に案内をして話に花が咲きました。偶然の出会いに、お互いが感謝しながら、せっかくの機会なので星野さんに先祖の墓参りを勧め、案内をしました。

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Dscn9873 3人は、日帰り入浴で知り合ったご近所仲間で、石原さんが足尾出身ということを知り、行ってみようとなったそうです。

Dscn9867 3人とも初めての松木だそうですが、星野さんには「先祖の霊に参ることが出来た」と感謝され、宮城出身の最上さんからは足尾銅山の「歴史を感じ感激した!」とお礼を頂きました。そして皆さんからカンパも頂きました。この秋には、紅葉を訪ね「また来ます!」と元気に戻って行きました。Dscn9874

 こんな出会いを楽しみにしながら「松木郷」を訪ねてこられる皆様を「みちくさ」でお待ちしている私たちです。今日は心が和む一日を過ごすことができました。今日の舎人は坂口真理、と筆者・橋倉喜一でした。

新しいことへの挑戦に胸が膨らむ

    今朝9時過ぎの足尾の天気は晴れ、気温は23℃でした。

20240525_093857_2ダムゲート手前の路肩には何10台もの車が溢れており、恐らく中倉山を訪れる方だと推測できる賑わいでした。

20240525_091336 自治会の掃除のため遅れる橋倉さんが来るまでの間、ビニールハウスにある在庫確認や植樹地を見て回りました。

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  お昼頃、小山からの男性が来舎されました。車中泊し、朝6時にジャンダルムヘ向かい、戻ってきたところを声をかけました。何度か通ってようですが、初めて開舎していたとのこと。中倉山や皇海山にも登ったようで、クマやシカと遭遇した際の話で盛り上がりました。帰り際には、みちくさの壁や看板にあるクマによる引っ掻き傷を熱心に写真におさめていました。ノートに「開いていてびっくり 色んな話を聞けてびっくり ごちそうさまでした ありがとうございました アク」と書いてくれました。是非、またお越し下さい。

20240525_130955453 20240525_095906  中倉山を訪問する人は多いけれど、松木沢にどう来てもらえるか?人間は森に生かされていることが実体験できたり、足尾松木沢の魅力の発信方法をどうしたら良いか橋倉さんと意見交換しました。橋倉さんは新たな試みにチャレンジしているので、事務・広報チームとしても一緒につくっていきたいと思います。(本日の舎人は橋倉と小林、放射線量は0.107μSv/h)

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