2016年8月13日 (土)

虫たちや先祖達も、暑い夏に少しバテ気味?

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今朝の足尾は、晴れて、空気がピーンと張り詰めていて静寂に包まれていました。

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今日は、お盆の入りなのでみちくさをオープンする前に、旧松木村のご先祖様のお墓にお花を添えて手を合わせてきました。  お墓参りから戻ってから遊動学舎「みちくさ」をオープンしました。オープンすると、宇都宮市在住の滝沢さん親子と小柴さんが、遊びにきてくれました。

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午前中に、気温が30℃になってとても蒸し暑くて、虫たちも暑いのか、石のうえや、草むらの涼しいところや、トンボたちは、棒などのうえで止まって涼んでいました。

Dsc_0039お昼過ぎに、桐生市から関根さんが、友人と二人でよってくれました。朝早くから釣りをしていたが水の中も暑いのか、魚の食いつきがあまりよくないと行っていました。

Dsc_0051午後から、苗たちにたっぷりとお水をやってから帰路につきました。

(本日の放射線量 0.159usv/h    天気晴れのち曇り 舎人:加賀・武田)

2016年8月11日 (木)

爽やかな風が吹き抜けた「山の日」

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Imgp1028  今日は、いつもより少し早く”みちくさ“に到着しました。中倉山山頂付近は、霧がかかっていましたが徐々に日射しが差し込んできました。

「山の日(国民の祝日)」となりハイカーの訪れを期待しましたが、お盆の帰省と重なってしまったのか来訪者はいませんでした。

Imgp1031  午前中は、“みちくさ”の周辺の草刈りなどをしながら過ごしました。ビオトープの周辺は昆虫たちの運動会のように沢山飛び回っていました。シオカラトンボは羽を休めて気持ちよさそうでした。

Imgp1035 久しぶりの舎人(みちくさに立ち寄った方と情報交換などします)作業を普段できない草刈鎌を研いで、草刈りの準備を行ってくれました。(鎌田舎人)

(本日の線量 0.143μ㏜/h 舎人:鎌田・仁平)

2016年8月 8日 (月)

“みちくさ”でゆっくりのんびり、心地よい風で季節の変化を感じませんか。

本日は8月7日(日)、天候は快晴です。

8時45分に遊働楽舎“みちくさ”をオープンしました。入口に掛けられている温度計はすでに31℃、日中には34℃に上がり暑い一日になりました。ビオトープでは30㎝程の小さなヤマカガシが「水遊び」をしていました。 

 

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みちくさ、社務室の外板塗装が風雨や日光によって薄くなってきたので、防腐剤を塗りました。

一日では塗り終わりませんでしたが、塗り終えたところは輝きを取り戻しました。

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 お盆(旧盆)を前に高橋副理事長と仁平スタッフが旧松木村の祠と墓石周りの草刈りをしてくれました。松木村に暮らした人々(ご先祖様)が帰る場所をきれいにし、少しずつですが緑のよみがえる「ふるさと」で安らいでもらえればと思います。

 

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 本日最初の訪問者は、森びとの小黒事務局次長が案内してくれた山ガール3人組です。5月の植樹にも参加してくれた方々で、本日は松木渓谷の散策と臼沢の森の観察にやってきました。書棚の足尾銅山の写真集や田中正造物語に関心を示し、足尾の歴史や植樹活動について会話が弾みました。「森ともノート」にもメッセージを書いてくれました。

「みちくさはゆっくりのんびりできて気持ち良いです。少しずつ木が増えてきているのも嬉しいですね。これからも植樹の時など遊びに来ます。(久美さん)」

「おいしいコーヒーごちそうさまです。風がふいてとても居心地がよいです。これから松木渓谷にいきます。また植樹に来ますのでよろしくお願いします。(彩さん)」

「8年前に来た松木と違い、緑がたくさん見えておどろきました。あの黒い山がこんなに緑にかわるのかと、人間の可能性を感じました。ここの場所も静かでいいですね。また来ます。(紀さん)」

 木々の生長の確認と育樹・育苗活動にもご参加ください。

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次に立ち寄ってくれたのは、埼玉県から初めて松木渓谷を訪れたという釣り人の男性です。定年後趣味を大切にし、時間をつくり釣りに出かけているとのこと。松木川はキャッチ&リリースですが、自作のフライでイワナを釣り上げた話を聞かせてくれました。「一匹でも釣れたら最高にうれしい」と釣りの楽しさを教えてくれました。

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木々が増え、森の生長によって作られたミネラルが川に流れだし、川の生き物たちの命も育んでいることを釣り人の皆さんが教えてくれます。またのお越しをおまちしております。

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気温の高い1日でしたが、松木川上流から吹く風が涼しさを運んでくれました。西側のヤシャブシの森には鹿たちが夕涼みに姿を現しました。アキアカネやシオカラトンボが空を舞い、里に下りる時期を確認しているようです。ぜひ、季節の変化を感じにお越しください。

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(舎人:岡安、清水  本日の放射線量 0.152μsv/h)

2016年8月 6日 (土)

虫たちに気付かされた秋の気配!

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 日本のあちらこちらから猛暑日の便りが届けられています。本日、9時20分、「みちくさ」の気温は26℃。標高800mとはいえ、ここ松木沢も昼には気温31℃に上がりました。

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 まさに茹だるよう陽気のなかで空を見上げ、「みちくさ」の廻りを飛び回るトンボの数に驚きました。キタアカネをはじめ、オオシオカラ、シオカラが自分の縄張りを元気に主張しあっています。

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 そして地面を見れば、カナヘビの親子が「みちくさ」周辺を興味深そうに這い回っていました。

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 今日の訪問者は、栃木連合の観察会に出席した男性が立ち寄ってくれました。その後、ホンダ技術研究所の男性が寄り、2006年から始めている植林の話を伺うことができました。

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 今日の青空は、天高く見えましたのでいよいよ秋が近そうでした。遠くで囀る蝉の声も夏の終わりを感じました。今月下旬には秋の味覚として素麺かぼちゃ(上の写真)もが食べられそうです。

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 明日は立秋、暦の上では秋になります。そんな気持ちで虫たちの鳴き声を聴いていると、「人間の皆さん、季節の移り変わりが騒がしくなっているね」、と言っているようでした。世の中の流れもそうですが、いずれも騒がしい原因をつくっているのは人間です。「森に生かされていることに感謝しなければならない」と思いました。(舎人:松村宗雄、福田哲男、本日の放射線量は0.133μSv/hでした)

 

2016年7月30日 (土)

ハンモックにクマ・・・!?

 本日は舎人見習いの小柴、滝沢が初仕事!天気は晴れ、気温は26.5℃、日中は30度を超える暑さでした。

Imgp0960_640x480 みちくさの脇の林の中に「ハンモック」設置。夏休みの子どもたちに使ってもらうためのテストをしてみました。

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 さっそくお試し!いい感じの寝心地で夢のへ・・・。

Img_3330_640x480  クマ!?までお昼寝・・・。

 

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Dsc_0451_640x360  河原に降りると心地よい風。カワラバッタの幼生を発見!

 途中、アカゲラも見かけることが出来ました。

 今日の来舎は2名。

Imgp0962_640x480  お一人目は千葉から「ジャンダルム」の岩を撮影に来た写真家の男性。足尾に来るのは初めてとのこと。

Dscn3185_640x480  お二人目は桐生市相生からお越しの関口さん。みちくさの下流でも上流でも爆釣の腕利きフライフィッシャー!「釣りは仕事よりツライけど楽しい!」とお話ししてくれました。松木沢のイワナはサイズも大きくとにかくキレイ!と2週に1度は足尾に訪れているとのこと。明日もご友人といらっしゃるとのことでした。また寄って下さいねっ。

Dscn3182_640x480  ウワミズザクラの実も色づいてきました。ブランデーに漬けるととってもとっても美味!楽しみです。

(舎人:橋倉、小柴  本日の放射線量は0.151μ㏜/hでした)

2016年7月24日 (日)

歴史も生態系も学ぶことが出来、新たな仲間と出会える足尾・松木沢

 本日はいつもより遅い10時にみちくさをオープン。天気は晴れ、気温は29.5℃ありました。

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Imgp0941 松木沢に釣りをしに行く人が数人通りましたが、午前中はヒグラシやウグイスがけたたましく泣く声をBGMとして過ごしていました。ひぐらしは私が1人寂しくしているのをみかねて、みちくさの中に鳴き声をアピールしに来てくれました。

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 お昼を回ったころに2名の方が「小さい広場まで」と言って松木沢に向かわれました。2時間ほどして、戻って来舎して下さいました。小山市から来られたそうで、3つ目の沢まで行って戻って来られました。「次回は奥まで行ってみたい」とおっしゃっており、どんぐりストラップを気に入って下さり、カンパをいただきました。

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Imgp0951  午後になると少し気温が下がって、24℃に。風もなく過ごしやすくなってきました。13時過ぎには3名のハイカーがみちくさの前を訪れましたが、「雨が心配なので・・・」と先を急がれておられました。

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 15時過ぎには埼玉県北本市より小林さんが来舎されました。お話を伺うと、元伐採師をされていた方で、昭和40年ごろに神子内などでヒノキの伐採をされていたそうです。とても危険な仕事で、命を落とされる方もいらっしゃるそうです。木の持つ素晴らしさをご存知かと思いうかがうと、子供の成長には木に囲まれた環境が良いことをおっしゃていました。当時から見て現在の足尾の様子を伺うと、「懐かしい」、「元の姿のままにして欲しかった」という感想をお持ちでした。

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 また、本日の夏の感謝デーに参加をされていました方々も訪れてくれました。足尾に来ると、普段見ることができないシカやキツネに出会うことが出来ます。動物も人間も皆さまのお越しをお待ちしております。

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(舎人:小林 本日の放射線量は0.126μ㏜/hでした)

2016年7月23日 (土)

若者たちとの出会いが、足尾に楽しさを増してくれました

 

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 今日の足尾は、朝からどんよりとした曇り空で、いまにも雨が降り出しそうでした。朝、9時の気温は20℃で、半袖では過ごしづらい日でした。みちくさオープンの時に、釣人2組(男性4名)が松木沢方面に向かって行きました。

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 お昼前には、トレッキングをしに男性2名が松木沢に向かって行きました。午前中は、「みちくさ」を訪問してくれた人はいませんでした。昼頃には、太陽が顔を出してくれたおかげで、26℃まで気温があがってくると少しムシムシしてきました。

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 午後になると、男性2名がみちくさに立ち寄ってくれました。東京の練馬区からの方で、星に興味があるらしく、星の話になると目を輝かしていました。足尾で「星を見る会」を計画しているという話をすると、「是非、参加してみたい」と言っていました。その友人は、電気ギターがとても上手いとの評判でしたので、ここで生演奏してほしい、とお願いしたら、「やる気満々でしたが、アンプがないので無理です」、と言われました。是非、足尾森煉りびと広場でのイベントで演奏してほしいものです。

 石橋町からきた男性は、「日本にもこんな素晴らし場所があるのか」、と感心していました。出合った皆さん、本日はありがとうございました。(舎人:武田、仁平。放射線量 0.167μsv/h)

 

2016年7月18日 (月)

足尾松木沢で海の森と山の森に感謝しました

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 足尾松木渓谷入口の朝(8時半)の気温は28℃。放射能線量を測っているとヒヨドリが口を開けて暑そうでした。足尾町赤倉地区ではミンミンゼミが鳴き始めました。

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 足尾ダムの葦原にはアオサギが餌を探していましたが、暑い日の水の中は冷たくて気持ちがよいだろう、とおもいました。

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 「みちくさ」周辺の草地には日毎にトンボとクロヒカゲの数が多くなっています。10時過ぎには33℃まで気温が上がっています。梅雨明け前の真夏日、梅雨入り前の真夏日が目立つこの頃です。

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 そんな事を考えていたら昼のラジオニュースで、西日本と東海地方が梅雨明けとなった、と報道していた。

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 暑いせいなのか、ここ数日間の若い鹿たちは対岸の高い岩山で餌を食べています。

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 若いと言えば、暑くなるこの時期に元気をもらって成長しているカマキリ、小さな池にいる川虫たちも大人の仲間入りの準備をしているようです。

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 松村宗さんが植えてくれたノカンゾウの花もこの暑さを満喫している感じです。周囲の草も間もなく花を咲かせて、種を鳥たちの餌になることでしょう。

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 今日は「海の日」で、各地の海開きのニュースがラジオで流されています。ところで、海の森は元気でしょうか。世界中の海水温度が上がっていることが主な原因で、各地での局地的集中的豪雨があるそうです。来月11日は「山の日」です。山の森と海の森が世界中から排出される二酸化炭素量の44%が吸収できない、と言われています。海と山の森と寄り添いながら、そんなことを感じてほしいものです。

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 今日は訪問者がいませんでした。沢風が運ぶ涼しさを身体に受けて、ロッククライマーが帰っていきました。(舎人:高橋。本日の放射能線量は0.144μSv/hでした。)

2016年7月17日 (日)

ツネ吉親子が元気に子育てしていました

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 三連休の中日、天気は曇り時々晴れ、朝の気温は22度。昼頃には29度まで上がりました。沢風が弱かったので少し蒸し暑い日でした。午前中は周囲の草むらの虫たちを探しました。

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 午後一には、真岡市に住む飯田さんご夫妻が訪れ、足尾の歴史やはげ山になってしまった経緯、はげ山を緑に回復させるためには大変な労力と時間がかかる事などを話し合いました。ご夫妻は、真剣に耳を傾けてくれました。募金箱に寄付をしていただきました。

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 13時24分頃、ドスン!という音がし、舎が揺れました。ラジオニュースでは震源は茨城県古河市、栃木県下野市などで震度4を観測した、と報道しました。この頃、茨城県南部、千葉県北部を震源とした地震が多く、気になります。

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 その後、いつもの男性二人が訪れて、「今日もクマやキツネには会えないかなあ―」と訪れ、暫く動物たちの情報交換をしました。

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 閉舎時間になったので帰路につくと、ツネ吉親子と遭いました。春に、二匹の子キツネを連れていた以降、ツネ吉親子には遭っていなかったので心配でしたが、無事に子育てをしていました。暫くの間、ツネ吉親子と会話しました。 (舎人:高橋。本日の放射能線量は0.150μSv/hでした。)

 

2016年7月16日 (土)

足尾松木渓谷の梅雨日和り、ヒグラシからの警告?

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 三連休が始まりました。足尾松木沢渓谷にはロック・クライマ―と釣り人が訪れていました。天気は一日中、曇り時々雨の梅雨日和でしたので、午前中は道から取水口までの草刈りをしました。

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 午後は、クライマーの男女と立ち話し、二人はウメコバ沢にアタックしてきたと言っていました。天気が良くないので、安全第一をとって途中で引き返してきたそうです。

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 今日は曇天のせいか、昼前からヒグラシが合唱していました。時々、対岸の岩場では幼鳥?のノスリが親に餌をねだっているような声が聴こえました。

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 草むらではクロヒカゲが舞い、足元ではタケカレハの幼虫が「みちくさ」の様子を見に来ました。

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 日本各地では豪雨が襲っていますが、昔のように雲の動きや色で雨や風を予測できましたが、近ごろはそのよみが難しくなってきたように思います。

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 温暖化が原因のひとつですが、世界の人々が温暖化にブレーキをかけていかなければならない、とつくづく思いました。(舎人:金子、福田。本日の放射能線量は0.147μSv/hでした。)

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