冬に戻ったような松木の里で森作業に汗流す
4月3日(日)「みちくさ」オープン2日目、今日の午前中は森作業です。新型コロナウイルス感染症の影響で植樹祭などのイベントが出来ず、木を植えたい方の代わりに森びとスタッフが植樹を代行する「里親植樹」を今年も5月から開催する予定ですので、植樹地である臼沢西の森の土留め作りを行います。
天気は、小雪がちらつく寒い曇り空。気温は9時現在2℃でした。
甲羅板や鉄筋などの資材は、先日荷揚げをしましたので、万能と大ハンマーだけを持って、いざ現地へ!昨年作った土留めの一部に崩れているところがあるので、手直しと新たな植樹地の土留めを合わせて5段の整備を行いました。前回は、10㎜の太さの鉄筋で石に当たると曲がってしまい苦戦をしましたが、今回は13㎜の太さを使いました。この太さだと少々の石でも砕いて刺さっていくので、スムーズに作ることが出来、ストレスが溜まらずスッキリした気持ちで作業が出来ました。
午前中の作業を終えて下山すると雨が降って来ました。作業中に降られず助かりました。雨は冷たく気温も5℃と冷え込んだままです。中倉山も雲が低く垂れこめていました。
午後は済賀さんが、29日に開催する「中倉山の無言の語り木(孤高のブナ)保護」活動に使う黒土をビニールハウスの中に広げて乾燥させる作業を行いました。これは、昨年11月の活動時に「(水分が多く)黒土が重たい」との感想を頂いたので少しでも軽くするための対策です。
午後から「みちくさ」をオープンしましたが、天気が悪いせいか、松木を訪れる森ともの皆さんの姿はありませんでした。
本日の担当者は、森作業・済賀、舎人当番・加賀でした。
(報告:森びとスタッフ 加賀春吾)
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