松木の秋はたくさんの色にあふれています
気持ちの良い秋晴れでした。空気は澄んでいて、陽が当たっている間は寒くもなく過ごしやすかったですが、陽がかげると結構寒さを感じる、そんな一日でした。
日光ではすでに標高が高いところは紅葉は終わっていて、だいぶ下に降りてきているようですが、
天候のせいか色づきが良くないという話でした。今年はどこも同じようで、足尾の紅葉もいまいちはっきりしません。このところの寒暖差で少しは色づきがきれいになるといいのですが。
朝は来週の17日に予定されている「秋の感謝デー・いにしえの日光街道踏査」で歩く、足尾・深沢の下見をしてきました。前回の台風と大雨の影響で、林道が崩れていないか、川を渡ることができるかの確認をしてきましたが、幸いどちらも問題なさそうでした。
・渡渉ポイントは問題なし!
遅く開けたみちくさでしたが、午前中は立ち寄ってくださる方はおりませんでした。
お昼過ぎに、こちら側から中倉山にとりつく場所を探している、という方が、通り過ぎて行かれました。岸壁側から登るというので、それなりのベテランの方だと思いますが、気を付けて行って欲しいですね。
14時に仙台からいらした戸島さんが、松木村の跡を探していると来舎されました。環境学習に携わっているということで実地のフィールドワークを行っているとのこと。カッコいい自転車で颯爽と立ち寄ってくださりました。学習の場所として、ぜひここを使ってくださいね。
相方の鎌田さんは、休むことなく、道具や水場のチェック、水やり、草刈りと忙しい一日を過ごされていました。本当に働き者なのです。
・見よ!研ぎ終わった切れ味の良さそうな刃を
松木沢はたくさんの色があふれていました。ぜひみなさんも小さい秋を見つけにお立ち寄りください。(本日の線量:0.107μSv 舎人:鎌田、小黒)
・ウサギの足跡?
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一つさみしい報告です。
隣の、たしか東電さんが作られていた森の一部が、治山工事に必要なのか、重機を入れるため、伐採されて道ができていました。
私たちがここに入る前に植えられていた木々ですから、おそらく20年以上の樹齢ではなかったかと。。。工事の方も必要があってのことだと思いますし、できるだけ影響は少なくしてはくれているのでしょうが、立派に育っている木々が、こうして一瞬にして消えてしまう、というのはなんとも切ないものです。
自然(森)と人の繁栄と、どちらが、という話ではなく、何をするにしても自然の大切さを前提にしてから物事を進めることができたら、もっと世の中は良くなっていくのではないのかな、と考えさせられた出来事でした。
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