足尾・松木渓谷の穏やかな秋の青空の下で自然を愛する心の交流
薪ストーブの煙突からの煙が上下左右に流れる南風が吹く秋の青空の「みちくさ」。
朝の室内掃除をしている9時頃、ひとりの若者が「バッジありますか。沢入岳はこちらでよいですか」と言って舎に入ってきました。バッジを差しあげると、川越市から来た若者は「出直してきます」と言って戻っていきました。
10時、元舎人の唐澤さんが手伝いにやってきました。3人でコーヒー飲んでいると、親子が寄ってくれました。コーヒーを飲みながらの話しは、日本のアルプスを登った経験のある母親のDNAが娘さんに受け継がれているようで、二人の山歩きの話しと足尾の自然の話しで場は盛り上がりました。中倉山の素晴らしさを娘さんに話すと、娘さんが登ってみたいとなり、その時が来たら唐澤さんが案内することになりました。
12時前、“ドーン!”という音がすると同時に「みちくさ」が縦に揺れました。地震だと思いラジオニュースに集中していると「震源は栃木県北部で震度2」ということでした。「みちくさテラス」で昼食を摂っていた森びと専属カメラマン?田口さんもびっくり。テーブルのペットボトルが宙に浮いたと驚いていました。
3人で昼食を摂っているとジャスパーさん、ダニエルさんが寄ってくれました。二人とも米国人で、高崎市で仕事をし、足尾グランドキャニオンを見に来たと言っていました。「みちくさ」まではグーグルのロードマップを見て歩いてきたそうです。
ストーブの上で焼いていたさつま芋とコーヒーを二人にご馳走すると、「とても美味しい」と言ってくれました。ひとしきり二人の休暇の過ごし方の話しになりました。
コメント