小さな森ともに出会って童心にかえったひと時の松木沢
爽やかな5月の風の中、ダムゲート近くの駐車場は満杯で道路に車が溢れています。中倉山のブナに会いに来る皆さんが増え続けているようです。
昨日は、「みちくさ」オープン前に一仕事。19日の植樹祭で使用する大鍋を加賀舎人と雲集亭に運びました。どんな汁ものが出てくるのか楽しみです。鹿沼・希望の家からお借りしました。その時、森びとインストラクターの山本さんからエノキの苗木を頂きました。オオムラサキにとって大事な木ですので大切に育てたいものです。
昨日(12日)は、訪問者が絶えない一日でした。17名の“森とも”の皆さんが訪れてくれました。とくに、さくら市から来たみさきちゃん親子に心を癒され続けました。昆虫も好きだけど、爬虫類・両生類がもっと好きなみさきちゃんは小学校2年生。昨年6月にもみちくさを訪れ、加賀舎人がその時のことを覚えていました。嬉しい再会でした。
アオガエルを捕まえたり、カナヘビを虫籠に入れて喜んでいました。お父さんからは、ハンミョウの幼虫が住んでいるという土手に開いた小さな穴を教えてもらいました。自然が大好きなみさきちゃんを見ていると、心が癒され、こんな子供達の未来の為に今何をしなければならないのか、改めて考えさせられました。
鹿沼から来られた大貫さんご夫妻。初めての松木沢。「カラミ」を見て驚いたり、「孤高のブナ」の話をすると大変興味を持ったようです。
時々、みちくさのベンチでキツネの出現を待っている太田市の“おじさん”。病気を克服し、健康の為にしょっちゅう松木沢に入ってくるそうです。
水戸から来た「瀑泉(ばくせん)」さん。滝を意味するそうで、松木の沢筋を走破しているつわものです。この名前を検索すると、ブログにたどり着くそうです。
そして、地元・足尾町の元議員さんら2名が、「植樹祭と同じ日に、団体で松木沢を案内するので、駐車などで迷惑がかからないように」ということで、わざわざ挨拶に来てくれました。
この方々と一緒に訪れたのが舎人の小柴さんと、同僚の4人でした。中倉山登山をして、土留め柵の様子を見てくれました。ところが、残念なことに、むき出しの根の周りに入れた土は流されていたそうです。「土嚢袋を活用した方法を試しては!」との助言をいただきました。
閉舎間際に尋ねてくれた外国の方4人。なんとそのうちの一人が、栃木の山猿こと荒川さんの友人(感謝デーにも参加)であるザイ・ハーさんでした。オーストラリアとアメリカの友人4人で松木の散策に訪れ、少し休んでから奥に入って行きました。
こんなわけで、多くの“森とも”の皆さんとの出会いがあり、とても癒された一日でした。ありがとうございました。本日の放射能線量は、0.112μ㏜/h(昨日の舎人は加賀、報告・橋倉でした)
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