GW最後の日曜日、緑とりどりの森が奏でる爽やかな風の音に癒された足尾・松木沢
快晴の天気の中、「みちくさ」に向かう目に飛び込んで来るのは、鮮やかな緑。とりわけ木々の種類ごとに違う緑色の多さで、格別の輝きを見せる臼沢の森です。
今日のトピックスは、子ギツネとの遭遇でした。放射線量の測定をしている途中、餌(カエルのようだった)を咥えたツネキチ(ツネコかも?)が上の苗床の培養土保管場所に消えました。注意深く見ていると、体長30㎝位の子ギツネが出て来ました。可愛い!
今日の松木沢は、27℃まで気温が上昇しましたが、爽やかな風が吹いて何とも気持ちの良い一日でした。それでも来訪者は、連休最後の日の為か2組だけでした。午前中、自転車に乗って尋ねてくれたのは、宇都宮市から来た金子さん。川の源流部を尋ねるのが大好きとのことで、足尾の山にも興味があって、「また来ます!」と元気に戻って行きました。
午後2時過ぎ、足利市から来た3人連れの皆さんが立ち寄ってくれました。昔の松木村を描いた絵を見ながら当時の緑の豊かさに驚いていました。中倉山の「孤高のブナ」にも、以前会いに行ったそうで、また登ってみたいとの事でした。
ここでお知らせがひとつ。今後「みちくさ」来訪者の皆さんに、豆をひいて本格的なコ―ヒーを提供できる準備が整いました。ドリッパーは、竹を編んで作った日本でひとつしかない(たぶん)コーヒ―メーカーです。製作者は“松木のヒゲ仙人”こと松村(宗)舎人ですので、「仙人コーヒー」と誰かが命名しています。
閉舎の頃になると、中倉山の上空も雲に覆われて来ました。「明日は雨」という天気予報を聞きながら「近頃の天気予報はよく当たるからな!」と呟きながら、松木沢を後にしました。本日の放射能線量は0.115μ㏜/hでした。舎人は、松村宗雄さんと報告者の橋倉喜一でした。
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