夏休み最終日曜日。松木沢は秋の気配です。
ススキの穂がふき始めました。松木沢を吹き抜ける風もひんやりし始めました。
橋倉スタッフは「夏休み最後の日曜日。子どもさんが来たらハンモックを吊ってあげよう」と朝からソワソワしていました。ハンモックの出番はありませんでしたが、出会いの多い嬉しい一日となりました。
11時過ぎ、みどり市の大木さんが、ダムゲートで知り合った群馬県玉村町のTさんと連れ立っていらっしゃいました。大木さんは、中倉山に登りたいというTさんの案内を買って出て、松木沢の奥まで案内されていました。Tさん、次回は中倉山に登れると良いですね。またみちくさにもいらしてください。
みちくさ小屋には、大木さんご提供のアルバムが10数冊あります。「15歳から足尾に来てるんだよ。これ見た?」と大木さんが開いたアルバムを覗き込むと「1967年」の文字・・・!またぜひお話を聞かせてください。お漬物ごちそうさまでした。緑の募金もありがとうございました。
続いて世田谷から来たお二人。中倉山に関心をお持ちでした。「今日はダムゲートからこの松木沢沿いを歩いて来ましたが、トレッキングに最高ですね!」とすっかり気に入られたご様子でした。
世田谷区は「第二のふるさと」として、群馬県川場村と交流しているそうです。
「また来ますね」と笑顔で帰路に。松木沢がお二人の「第三のふるさと」候補になれば嬉しいです。
14時過ぎ、「水戸葵山岳会」の3名の方が、ウメコバ沢を見て帰って来られました。会でも最高齢の方が、「自分が開いたルートを10年ぶりに見に来たんだが、変わったねぇ。すごく緑が増えたから見通しが悪くなって確認できなかったよ。」とルートについては残念そうでしたが、「一度壊れた自然を回復するのは本当に大変だよね。よくここまで戻ったよ。」と感慨深そうに話されました。松木沢の石をひっくり返しても虫がいない、それだけ水が澄んでいる、と沢をやる人ならではのお話も。「水戸葵山岳会」は大きな団体だそうです。皆さんでぜひお越しください。緑の募金をありがとうございました。
宇都宮の女性スポーツカメラマンのTさん。「おかげさまで、森びとのみちのく事務所の方に八幡平の植樹地を案内していただきました」と、わざわざ南部せんべいをお土産に来てくださいました。筆者が松木沢の少し奥までご案内しました。
ジャンダルムと清流に息をのみ、
旧松木村のお墓に手を合わせ、
鹿に見送ってもらいました。
プロのカメラマンさんはご自身が写る代わりに、と、私たちを撮ってくださいました。
松木沢の季節はさぁ秋へ。皆さま、みちくさにぜひぜひ道草してください。
本日の舎人当番 橋倉・唐澤 本日の放射線量 0.158μ㏜
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