魅力いっぱいの足尾散策
今日も清々しい秋空の松木沢渓谷でした。大雨による災害から10日程経ちましたが、改めて森の大切さ・役割を、ここ松木沢に立って考えさせられます。
公害の原点と言われている足尾、亜硫酸ガスと山火事ではげ山になった松木沢渓谷や私たちが植樹した臼沢の森は、今回の大雨による被害はありませんでした。ただ一カ所、道路が冠水・流されました。緑の回復途上である松木沢渓谷上流の森が、水を吸い上げ溜める役割を果たしてくれているお蔭で、被害が少なくて済んだのではないかと思います。
本日の「森とも」は日本の「グランドキャニオン」を、私たちが計画している一般の人でも登山できるコースの調査、下見の為に大木さんを始めとしたプロ5人(男女)の方が入山前に立ち寄ってくれました。
次に訪れてくれましたのは、宇都宮市在住の北條さん(元足利銀行マン)が勇退後も山登りを楽しまれ、「中倉山の『孤高のブナ』に遭ってきました」。仲間に「足尾に入らないか」と誘うと白根山などの有名な所になってしまい、魅力のある足尾には足が向きません。「残念です・魅力があるのに」と述べ、今度は国境平から皇海山に登りたいとノートに記してくれました。
3番目に訪れてくれたのは、ドライブ途中に立ち寄ってくれた宇都宮市と東京からの2人の青年で「ここは凄い所ですね」と驚きと感動を露わに「コーヒーご馳走様でした」と下山しました。
最後に訪れてくれましたのは、朝早くから釣りで入山した男性3人と、私たちに「孤高のブナ」を紹介してくれましたクライマーでした。皆さん無事に下山し帰宅の途につきました。
調査、下見の皆さんからの情報は後日紹介します。こうご期待下さい。
(本日の舎人:武田・松井)(本日の線量:0,147μSV/h
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