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2015年7月20日 (月)

梅雨明けの松木沢は猛暑でした

19日(日)の松木沢は晴天です。朝9時で29℃。 関東地方は本日梅雨明けし、一気に猛暑日となりました。

今日、遊働楽舎“みちくさ”には一人の森ともが訪問してくれました。

炎天下、自転車をこいで松木渓谷方面に進んだ男性が、やがてもっと汗だくになって戻って来られました。筆者が持参した氷入りのジャスミンティを「生き返る~!」と喜んでいただけました。 山形県尾花沢市から、日帰りの旅だそうです。足尾に到着してから車に積んで来た自転車に乗り換えて松木渓谷まで。小回りのきく旅スタイルに感心しました。 ふと見ると、ザックに森びとの缶バッチが!昨年もお立ち寄りいただいたとのこと。 足尾へは年に数回いらっしゃるそうです。産業遺産や登山が好きとのお話でした。 森びとコースターを「カッコイイ」とお土産に買っていただきありがとうございました。

Cimg9033今回も愛車と一緒にブログアップです。またぜひお越しください!

みちくさの窓には大きな蜘蛛が。黒と黄色の縞が見事です。調べたところコガネグモだと思います。自分の糸でくるんだ虫を半日かけて食べ尽くしていました。 蜘蛛の巣と反対側の窓が汚れており、蜘蛛のフンとのこと。自分の家は汚さない賢さに妙に感心。

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今日は森びとプロの「夏の感謝デー」です。多くの森とものみなさんに参加をいただきまいた。臼沢の森の草刈り、苗床のタブの苗木の苗分け、苗床の整備など3班に別れ育樹・育苗作業が行われました。30度を超える猛暑の中での作業お疲れ様でした。

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舎人の合間に昼食を一緒にいただきました。高橋副理事長特製のゴマと味噌の香り高い甘味を抑えた大人向け“冷や汁”でのひやむぎは格別です。その他、オカヒジキやそうめんかぼちゃ、キュウリなど地産地消・季節の野菜をいただきました。

昼食を取りながらの交流では、地球温暖化防止のために心がけていることや原発に頼らない森と生きるライフスタイルをつくりだすにはどうしたらいいかなど、森とものみなさんから多くの意見が出されました。

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今日の舎人のスタッフ清水さんに「ススキが出てくれば酸性化した土壌が改良されてきたことになる」と教えていただいた後で、目の前の野に出てみました。 ありました。枯れススキです。

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少しずつでも本来の松木沢に戻りつつあるのだと胸を打たれました。

胸を打たれたといえば、もう1つです。 今日の森びと感謝デー行事が終わったあと、足尾町の塚原さんと弟さんがみちくさに顔を出してくださいました。 中倉山稜線の「孤高のブナの木」の写真がとても好きで、弟さんにも送られたとのこと。 「たったひとりで煙害を生き抜いてきたブナの木に涙が出るね」と。筆者も同感です。

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梅雨明けも、蜘蛛も、ススキも、ブナの木も、どれも自然の力。 人間も本来自然の一部。 それを常に感じて明日も”山と心に木を植えよう“と思った日になりました。

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今日の放射線量(0.170msv/h) 舎人当番:清水、唐澤

 

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