山の生きた情報を得ることができた1日でした
今朝の8時30分の足尾・松木沢の天気は晴れ、気温はすでに31℃ありましたが、沢から吹く風が心地よく感じました。
3連休の最終日、どんな出会いがあるか楽しみでした。
11時30分にみどり市から大木さんが訪問されました。大木さんからは”松木沢渓谷の沢と滝”と題したみちくさより奥にある沢の写真や50年ほど前から足尾に入られている当時の貴重な写真のつまったアルバムを提供して下さっている方です。そのアルバムを見ながら、「(約50年前の足尾は)赤茶色で、木も草も生えていなかった」、「ヘリコプターで草の種を撒いていた」、「南風が吹くと臭かったよ」など当時の様子を語っていただきました。なお、下の写真は1969年5月に撮影された松木沢第二岩壁 中央クーロアール(岩壁の溝のようにえぐられた部分)の様子とのことです。
また、「ジャンダルムのロッククライミングをやらなくても登ることができる道がある」ことを教わりましたので、後日案内をしていただくことで盛り上がりました。
14時30分に栃木県足利市から桜井さんが訪問されました。ノートには「松木ジャンダルムすばらしい景観。また来ようと思います。お茶ごちそうさまでした」と書いてくださいました。桜井さんは休日には山を巡り、写真を撮るなどアクティブな方で、花の名前も詳しかったです。桜井さんからの情報で、赤倉の郵便局から約2時間ほど古道を歩くと、深沢神社跡に石段があり、像も存在しているとのことでした。興味深いお話を伺うことができこちらにも是非行きたくなってしまいました。またいらしてくださいね。
(本日の舎人:高橋・小林 本日の線量は0.191μ㏜/h)
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