ススキの枯れかかった匂いが“初秋”?を感じさせる松木沢渓谷
立秋から一週間が過ぎました。今日の足尾・松木沢渓谷入口の天気は一日中雨でした。昼頃の気温は25.5度で、風はありませんでした。トンボがのんびりと指に止まって、何か語りかけているようでした。
昼食を済ませた頃、埼玉県からハイキングに来たMさん(男女)が、「松木沢キャニオンを見てきました」と、みちくさに寄ってくれました。身体は雨に濡れていたのでホットコーヒーを飲んで身体を温めてもらいました。初めてと言うので、私たちは松木村と足尾銅山の歴史を簡単に紹介しました。二人は、ノートに「足尾の歴史を紹介しいていただきありがとうございました」、と書いて帰路に着きました。
その後は、加藤善昭さん作の油絵・「松木村の想い」(100号)の額にアクリル板を張りました。少し大きめに注文したので上下をカットしてはめ込みました。これで油絵に脂などが付かなくなりました。
夕方になると秋が訪れたのか、と思うほどの風景でした。ススキの花に秋雨の滴が付き、
ヤマグリの枝には毬栗が大きく育っていました。風の匂いも何となくススキが枯れだした時の匂いがして、“初秋”を感じました。
送り盆の今日、松木村の先祖さんを見送ることが出来たような気がしました。 (舎人:金子、高橋・本日の放射能線量は0.211μSv/hでした。)
コメント